(60)新潟1000mを予想する

2009年8月8日の日記に記載した予想方法で新潟1000mの馬券を購入してみようと思う。
自分の予想方法を掲載して一度も実践してみないのでは、巷の競馬評論家やパドック解説者と同類と呼ばれ兼ねないし、自分でも無責任極まりない事だと思っているからである。
競馬の神様と呼ばれた故大川慶次郎氏は自分の予想した馬券は必ず自分も購入していたと聞いている。
全レースを予想しなければならない競馬評論家にとっては、これは余りにも酷な事だろうと思う。
一説によると彼は競馬で75億儲かって100億損をしたと語っていたそうである。
25%のJRAの控除を考慮すると、全てのレースを購入しても競馬では損をしなかった事になる。

私が普段見ているテレビ(UHF)に出て来る競馬評論家は柏木集保と言う人なのだが、彼を数年来観察をしている(嫌でも目に入る)のだが、態度が大きい割りには予想内容は貧弱だと私は感じている。
見ていると分厚い資料を出してタイム理論的な競馬予想に終始しているようである。
このレースはどんなタイムになりそうだとか、この馬は過去のレースでどんなタイムで走ったとかの持ちタイムを中心にして予想しているようなのだが、どうしても人気サイドの予想になってしまうし、私が見る限りでは的中率もたいした事は無さそうである。(この人の予想的中率の資料は見た事がないし、私自身が検証した事も無い。)
競馬は陸上競技とは異なって速く走れば賞金が加算されると言うものでは無いので、騎手も速さよりも1着になるための方法を中心に考える事になる。
具体的には、馬場が痛んできた場合には痛みの激しいコースの内側を走るのを避けて全ての馬が大回りでレースをするようになる。
こんなレースをタイム的に見た場合には、どんなにすばらしい走りをしていたとしても平凡なものになってしまうだろう。
ひょっとしたら平均以下の走破タイムになってしまうのではないだろうか。

どちらかと言うと過去の走破タイムを比較したタイム理論による予想方法は古い時代の遺物のようなもので、その後に馬場状態の差や競馬場の違いを考慮したスピード指数が全盛を極めた時代もあったのだが、この方法ですら今では過去の物となりつつある。
恐らく、競走馬の持ちタイムを比較しての競馬予想は遅れており、この方法では予想が的中するのは馬の格差の大きいレースだけになってしまうと私は思っている。
故大川慶次郎氏はレースには展開があると言う事を初めて提唱した人としても知られている。
今でこそレース展開は競馬予想の常識で騎手同士の駆け引きによってペースが速くなったり遅くなったりするのは当たり前の事として知られている。
競馬が全ての馬を速く走らせる事だけに専念するのであれば、競馬は過去の走破タイムを比較するだけで予想が可能だろうが、現実はいかに楽に競走馬を勝利させる事が出来るのかにかかっている。
もし、全ての騎手が競走馬を全力疾走させる事だけに専念したら、競走馬の寿命は数ヶ月程度になってしまうのではないかと私は思っている。

タイム理論であれスピード指数であれ自分の信じる方法で競馬予想を行うのは個人の自由であり勝手なのだが、公共の電波を使って競馬の専門家の看板を掲げて競馬予想を行う行為と言うのはそうそう軽いものではないだろうと思う。
競馬を始めたばかり人も見ているだろうし、そんな人は競馬予想は競馬評論家を見習って行おうとするだろう。
さらに純粋な人は、競馬評論家の存在を見て競馬は予想出来るものであると信じてしまう事になる。
テレビ局では競馬はギャンブルであり予想はあくまで予想であり、中には犬や猫を競馬予想に使って競馬予想をショー化しており、競馬予想はジョークだとする所もあるようだが、見ている人全てがそれをそのまま受け取るかと言うと多いに疑問である。
インターネットを見ると自分の父親が80万円の競馬商材を買ってきたのだが、返品したいのだがどうしたら良いでしょうかとかの相談が載っているのを見ると、競馬は予想が可能で儲かるものだと考えている人が数多いようである。
欲の塊のような人が損をするのは自業自得だと言えなくもないが、無知な故に悪徳業者の餌食になる人は増えないで貰いたいものである。

基本的に競馬は儲からないものである。
基本的と言うのは、競馬の馬券を買っている人の80%以上は確実に損をしているだろうと言う事である。
中には残りの20%の中にいて競馬は儲かるものだと思っている人が居るのも事実だが、私も含めて私の周囲にはそのような人は全く存在しない。
競馬が宝くじやロトなどと異なって唯一救いなのは、予想に頭を使う部分があってそれが的中に若干関係すると言う事である。
その点を最大限に利用すれば、競馬は儲からないまでもなんとかとんとん程度を維持できるのではないかと私は考えている。
この考え方は今までも何回も書いてきたし、ずっと一貫して私が考えている事でもある。

さて、そろそろ本題に入ろうと思うのだが、自分の予想した方法に責任を感じて予想するなどと言うのは超格好が良い事なのだが、勿論格好をつけたいためだけに予想した馬券を購入するのでは無い。
実は8月9日の新潟7Rでこの予想方法に従って馬券を購入して惨敗をしているのである。
今回はその雪辱を期しての予想なのである。
前回の予想に興味のある方もあると思うので簡単に説明をすると、1番人気の蛯名騎手騎乗のGスイートライラと4番人気の池崎騎手のHホーザンアテナを3連単の1,2に固定して3着はほぼ残りの馬全てを購入したのである。
総購入点数は22点だった。
これでも的中確率が高いと思っていたのだが、期待のHホーザンアテナが14着と言う大惨敗のレースだった。
51Kの軽量が魅力と思っていたのだが、騎手も馬も見込み違いだったようである。
あるいは単に運が無かっただけなのかも知れない。

今回はその結果を反省して、更に大きく手を広げて(自分としては)必ず的中させる意気込みで臨みたいと思う。
3連単を必ず的中させるには、18頭が出走していた場合には4896通りの馬券を購入すれば良いのはご存知の通りである。
49万馬券以上になれば儲かるのだが、さすがにそこまではどんな人でも買えないだろう。
50通り前後の馬券の購入でなんとか的中させたいものだと思う。
数学的な確率から言うと3連単の50点買いは100分の1程度の的中率である。
本当に100回に1回しか的中しないのであれば、5万円の配当を得られたとしても50万円を投資しての5万円の回収であるから、45万円もの損をする買い方であるとも言える。
数学的な確率から判断すると絶対儲かりそうもない事を、自分の競馬の予想能力と運だけを頼りに挑戦してみようと思う。

3連単の購入レースを新潟1000mにしたのは、距離は短い程紛れが少ない事は確かだろうし、直線なのでコーナーワークの影響も無い点は紛れが少なくなると思うからである。
単純に速く走れる馬だけが勝利する度合いが非常に高いと考えられるのである。
実はこのコースを選ぶ最大の理由は他にある。
新潟の直線1000mはコースがかなり不公平に作られており、コースの内側から外側にいく程走りやすくなっている。
芝の構造をどのように細工しているのかは不明だが、開幕週から同じ傾向だから、走る馬が多い内側がだんだん荒れてくるからと言う理由だけではなさそうである。

騎手もその事は十分に熟知していて、内側の馬は400〜500m走る間までにコースの中央から内側に入るのを避けるようになる。
その結果コースが極端に狭くなって先行できなかった馬は先行馬の後ろを走らせる事になって前が塞がれやすく勝てるチャンスはほとんど無い。
かと言って何がなんでも先行すれば良いのかと言うと、前半で極端に足を使った馬は息切れして持たない。
コースの不公平の度合いが内と外とでは±20%以上の格差があるので、馬の能力差を飲み込んでしまうと言うとんでもなく恐ろしいコースなのである。
どの馬がどの位置を確保できるのかは、極端な馬の能力差が無い限り流動的であって予想は出来ない。
騎手もどこを走ってどんなレースをしようとの構想は持って騎乗するだろうが、実際にどうなるかは運まかせである。

このように超簡単に予想が可能なレースになるはずだったのだが、新潟では最も荒れ易いレースの1つになっているのである。
この事は3連単を購入する場合には非常に都合が良い。
人気薄の馬が入線順位の上位に来た場合には10万円以上の配当を得る事が出来るからである。
しかも、8月2日の12Rで1着の江田照男騎手が進路妨害で1着から7着に降着になった事も騎手の影響度は大きいだろう。
今までは新潟1000mを走るテクニック(できるだけ外寄りにコースを取りながら走る)として見逃されてきたような事が、JRAは厳しく対処する(騎乗停止4日)事を表明したようなものだからである。
これによって、強引にコースの外側に向かって走る事はためらうと思うので、コース外側を走る馬は前を塞がれにくくなって圧倒的に有利な状態になった。

8月15日に行われる稲妻特別の予想を行ってみる事にしたい。
現在は出走予定馬が決まっているだけなので、その内容から予想を行って見る。
3歳以上1000万下の定量戦である。
13頭の出走で牝馬が7頭、牡馬が6頭である。
年齢は3歳から9歳で斤量は3歳牝馬のカリスマテーラーが52K、3歳牡馬のムラマサノメイトーが54Kの軽量馬で、後は牝馬55K、牡馬57Kで一定である。
影響の大きい枠番が木曜日なので発表されていないので、取り敢えず有力馬をピックアップしてみる。
過去にこのコースで走った事があって良い成績を残した馬は、2006年の閃光特別を勝ったオルガスなのだが、2年半の休養明けでは良くても3着と考えるのが自然だろう。
今年に調教師免許を取得したばかりの調教師が2年半の休養明けの馬を直ぐに実戦に使える程に仕上げられるとはとても思えない。
次にこのレースを未勝利、500万と勝ち上がって昇級戦に臨む牝馬のカリスマテーラーはかなり有力である。
前走が55秒4で走っているので1000万でも通用する圏内であると思う。
心配な事があるとすれば休養明け2戦目なので俗に言う2走ボケがあるかどうかである。
中3週なので大幅な体重減や馬の覇気が無くなっていなければ大丈夫だろう。
人気の一角になるのは間違いがない。

地方馬の牝馬5歳のカルバントラスは近走の成績は悪いが、このレースを55秒3で走った実績もあり、12週の休養明けが良い方に作用すれば十分に勝負圏内には入ると思う。
牝馬5歳のケイティラブも前走の500万下を56秒1で走っており、十分に勝負圏内である。
12週の休養明けだが良い方に作用する場合も多い。
4歳牝馬のコスモイライザも前走の40週の休養明けの閃光特別を56秒3で快勝したのは大きい。
騎乗騎手によるが、このレースの1番人気になるのはほぼ確実だろう。
9歳牡馬のスマートエッジは人気にはならないだろうが、過去55秒0で走った事があり軽視は出来ない。
もっと騎手に恵まれれば良い成績を残せた馬ではなかっただろうか。
地方馬の5歳セン馬タカラタロウは過去の成績から見れば消しても良さそうな馬である。
人気も無いだろうと思う。
6歳牡馬のナチュラルウィンは1000mを走った経験は無いが、十分に通用するだけの成績は残している。
このような馬は人気にならない場合が多いが、穴をあける場合はこのような馬な事が多い。
6歳牝馬のババラチアも成績からは買いにくい馬で人気にはならないだろうが、この程度の能力差ならこのレースでは無関係である。
5歳牝馬のファッシオドンナも過去3走の成績からはとても買えない馬だが、2,3着ならあり得るのがこのコースである。
3歳牡馬のムラマサのメイトーも前走のハヤブサ賞が1着でなかったら無視出来る馬だったのだが、55秒6で走られては無視は出来ないだろう。
私自身は前走の走り方がかなり強引なコース取りをしていたので、軽視はしている。
7歳牡馬レイザーバックも通常のレースなら無視しても良いのだが、このレースでは十分に通用するだろう。

13頭と出走頭数は少ないのだが、私が消しても大丈夫だろうと思うのはタカラタロウぐらいなもので、もしこの馬が3着に食い込むようだと一巻の終わりである。
長期休養明けのオルガスも無視しても良い馬だとは思うが、3着候補には加える事にしたい。
さて、重要な軸馬候補を2、3頭選択しなければならないのだが、前記した通り内田騎手騎乗のコスモイライザと後藤騎手騎乗のカリスマテーラーで迷う事はないのだが、実際の人気もこの順序だろうから気持ち的には何か別の馬を加えたくなる。
もし、この2頭が1,2着を分け合うようだと3連単でも配当は1万円以下になってしまうからなのだが、素直にこの2頭を1,2着に決め付けて買う買い方も当然あり得る。

他の有力馬を探すと、どの馬にも3着までならチャンスはありそうだが、敢えて選ぶとしたら北村騎手の騎乗するナチュラルウィンかケイティラブだろうと見ている。
データを眺めた限りでは、とても荒れるレースとは思えないのだが、枠順によって結果が変わる恐ろしいコースなので、枠順が発表された時点で数頭の馬を加える事は必要だろう。

8月16日の7Rにも未勝利戦が組まれている。
こちらは18頭と頭数は多いのだが、馬の格差は大きいので予想はむしろ楽かも知れない。
人気は過去の成績からタケデンエンデバーやマイネルクラシュになると思うのだが、どちらも牡馬だけに2Kの斤量差は堪えるかもしれない。
蛯名騎手のコウヨウティアラも人気になるかも知れないが、先行できないタイプのように見受けられるので、その場合は枠順によっては苦しい事になりそうである。
この中で1、2着候補として私が有力だと見ているのはドクタークリスである。
この馬は3走前にこのコースを56秒6で走って3着になっているが、そのレースで1着になったカリスマテーラーは次の500万でも1着になっているので、この馬にも未勝利を抜け出すだけの力はありそうである。
その他では人気になりそうな2頭を除けば、3歳のワキガミぐらいではないかと考えている。
この4頭を主力にして総流しのつもりで買えば、かなりの確率で的中できるのではないだろうか。
自分が予想した時点ではかなり舞い上がった状態になっているので、8割程度的中できる気分になるものだが、実際には的中確率は1割以下だろう。
私の予想を鵜呑みにしないで、冷静で賢明な諸氏の頭脳を用いて調整をしていただきたいと思う。
このレースは、ダートしか走った事のない馬も多いようであるし、レベルの低そうな馬も見受けられるので、枠順によって消せる馬は多そうである。

【追記】
枠順も発表されましたので、具体的に有力馬をピックアップしていきたいと思います。
8月15日の稲妻特別の有力馬は以下の通りとする事にしました。
但し、より安全を期するためにレース前のパドック状態は必ず確認して有力馬の状態を見極める事は必要です。
特に長期休養馬の場合は、パドックでの確認は必須だと思います。

最有力馬と考えていた内田騎手のFコスモイライザと後藤騎手のEカリスマテーラーは共に5枠なので、大幅な枠順の不利は無いと考えられます。
馬の状態さえ悪くなければ、この2頭が1,2着を制する確率は高いと私は考えております。
北村騎手のIナチュラルウィンも良い枠順なので、この馬場を利用すれば上記の2頭とは差の無いレースが出来るかも知れません。
但し、この馬は1000mを走った経験は無いので、割り引くのが一般的な考え方です。
有力と見ていた@ケイティラブは枠順が最悪で、強引に先頭を切って走らせる事になるのでしょうが、距離のロスが大きく3着も危ういと見ました。
ただ、頭数が13頭と少ないので一気に好位置をキープ出来るのではないかとも考えましたが、走行妨害を心配してそこまではやらないと思います。
無条件に消せるとみたタカラタローですが、枠順が良いので3着に残れる可能性も若干ですが出てきました。
2年半振りのCオルガスはパドックを見て消すかどうか判断したいと思います。
3着探しのレースに思えてしょうがないのですが、こんな考えで何度も苦い思いをしておりますから、他の馬での押さえ馬券も少々購入する事にします。

人気通りだと思いますが、Fコスモイライザ→Eカリスマテーラー→Lレイザーバックを本線とします。
穴馬としてGムラマサノメイトーとIナチュラルウィンとします。
馬の状態によりますが、CオルガスとDファッシオドンナ、Jカルバトラスが大穴でしょう。
あっと驚く馬が居るとすれば、BウィナンジェラスとKタカラタローですが、Bウィナンジェラスはダート馬でしょう。
Kタカラタローは近走の成績が悪過ぎます。
@ケイティラブとAパパライアはコース形態の不利をまともに受けると見て軽視します。
HスマートエッジとJカルバントラスは馬の能力を引き出すためには騎手の能力が低いと見て軽視しました。

8月15日の予想は実際の人気とも合致しておりましたので、完璧なものではなかったかと思った程でしたが、@ケイティラブ→Dファッシオドンナ→Bウィナンジェラスで決着して300万馬券になりました。
ショックだったのは、不利だと思っていた内側の馬が1着と3着を占めた事です。
私の考えでは、内側の馬は能力が飛びぬけていなければ勝てないと思っていただけに、予想方法の根幹を揺るがす出来事だったのです。
今回の5歳牝馬の能力は本当に飛び抜けていたのでしょうか。
ショックを引きずりながら8月16日の予想を行って見る事にします。
これから深く考える気力も無いので、前に記載した通り軸馬は牝馬のKドクタークリスとします。
この馬は必ず3着以内には入る馬として予想する事にします。
Qワキガミも良い枠順なのでピックアップします。
@タケデンエンデバーは意地になって今回も軽視します。
今回もこの馬が1,2着以内になるようなら、私は新潟1000mから足を洗います。
データ的にはひどい馬ばかりなので、56KでもIマイネルクラシュはピックアップします。
後はデータでは買えませんが、51Kの馬で活躍の目立つ伊藤工真騎手のBメイキャンドルとついでに51KのJヴァンブルーを加えておきます。
KとIとQを1〜3着の有力馬に、@とBとJは3着候補でどうでしょうか。
昨日の今日ですから全く的中出来そうな気はしませんが、今はこの程度しか思いつきません。

【後記】
8月15日、8月16日と新潟直線1000mのレースの3連単馬券を50点以上購入してみたのだが、どちらも惨敗してしまった。
まだまだ私には3連単を扱うには修行が足りないようである。
初日が外れたのは、新潟1000mは枠順の内側が不利と言う前提にたって予想しているので、それが覆えされてしまったたのでは的中出来ない。
人気のFコスモイライザとEカリスマテーラーが前半に競り合ったために足を無くしたようにも思えるが、そうだとしたら名手の内田騎手と後藤騎手にしては失態になるのだろうし、夏場の3,4週間のローテーションでは牝馬にはきつかったと言えばそれも言えるかもしれない。
負けた理由を詮索しても、競馬評論家の言い訳程度に過ぎないのでそれは止める事にしたい。

人気の2頭が敗れた場合にはGムラマサのメイトーかOレオザーバックが1,2着になるはずだったのだが、勝った馬のタイムが予想以上で大激戦になってしまった。
1着の@ケイティラブは元々力のある馬だったし、2着のDファッシオドンナは柴田騎手の騎乗技術の旨さによるものだっただろう。
それ以降は激戦でペースの影響もあったのだろうが、コースの有利性が全く発揮されなレースになってしまった。
3連単の配当が300万を超えていたのが示す通り、今まで例のないパターンで決着してしまった。

8月16日の未勝利戦に関しては、5番人気の戸崎騎手のMマヤノロシュニが1着になったレースだったが、この馬の馬券が1時期に大量に買われて1番人気になった事もあり、俗に言うインサイダーオッズで決着した馬券である。
大袈裟に言えばそのようになるのだが、今までの成績はぱっとしなかったのだが、レース当日の状態が良かったので厩舎関係者が購入したものだろう。
私もそれには気づいて、力のある戸崎騎手の騎乗なので嫌な感じがしたが、通常はこのような馬券は購入の対象にはピックアップ出来ないのでそのままにしていた。
2番人気になったKドクタークリスが必ず3着以内には入ると言う前提で予想をしているので、その考えは変えないでせいぜい3着候補に加える程度の修正にしたのである。
Kドクタークリスが期待に応えてくれなかった(5着)ので、この時点で私の予想は外れが確定しているのである。
今回に3着にも入れない所を見ると、この馬の力はかなり低いと考えて良いだろう。
このレースは2着が1番人気のIマイネルクロッシュで順当だったし、3着がOメイブルーム、4着がPイナズマルビーの最外枠の馬(1頭取消し)になっているので、新潟の直線コースの特性通りに決着したと言える。
5番人気、1番人気、7番人気で決着して3連単の配当が27,390円のどちらかと言えば低めだったので、1着のMマヤノロシュニを含んだ馬券を買った人が多かったのだろう。
兎に角、私は惨敗をした訳でしばらくの間は反省のために謹慎して3連単を的中させるためにはどうしたら良いのかを考えてみようと思う。