(32)宝くじの当選番号は任意に決められるのでは?

前に宝くじを当てるために的中数の多い売り場を探すのは馬鹿馬鹿しいと述べた。
改めて宝くじの当選番号は任意には決めることができないのかと考えてみたら出来そうな事に気がついた。
高額の宝くじの当選番号の決定が公正に行われていると感じるのは1つには当選番号を決定する場が公開されている事。
決定方法が(私の知る限りでは)高速に回転する円盤に弓矢的なもので射ると言う細工しにくい方法である事。
弓矢の発射タイミングが任意であり特定のタイミングでは行われてはいない事などが挙げられると思う。

回転する円盤は非常に高速であり、とても人間の目では数字を確認する事はできない。
発射するタイミングも任意であり、発射後も空中を飛んでいるのであるからその後に細工できる余地はない。
これ以上の公正さを追求した方法は存在しないように思われる。

しかし、よく考えて見ると基本的な事はすべて機械が行っている事に気がつく。
早い話が人間がボタンを押すだけで当選番号が決定されている事に気がつくはずである。
確かに高速に回転する円盤は人間の目にはとても確認する事はできない。
だが、機械なら高速に回転していても一定の回転数を保つことは容易である。
人間が任意に押しているいるように見えるボタンでも機械なら100分の1秒や2秒のタイミングの修正は容易である。
円盤が特定の位置に来た時に弓矢を発射すれば良いだけの事である。
弓矢の初速が一定なら距離も近いし空中なので他の影響を受ける事は少ない筈である。
もし、装置にそのような機能を搭載したならば、任意の当選番号を決める事が可能であるように思える。

私は宝くじの当たりを決める装置については全く無知であるし、かといって実際はどうなのかと調べようとする気力も無い。
もし、私がイメージしているような装置であるならば可能性があると言う事を述べているだけである。
私は前に特定の人間が宝くじを当てるには神の存在が必要とか、かなり大げさな事を言ってしまったので少々気になっていた。
やろうとすれば、神の力を借りなくても人間の力だけで十分に可能ではないかと思っただけである。
勿論、こんな事は現実には行われてはいないだろうから軽く読み流していただきたい。
(もし、当選者のいない番号を当たり番号にしていた等と言う事になればただでは済まないでしょう。)