(28)競馬予想の当たらない時期

今年で言えば7月15日から9月3日までの2ヶ月ちょっとの間は所謂(いわゆる)ローカル競馬の真っ最中の時期である。
この時期は競馬の予想が最も難しい時期である事に異論を唱える人は少ないのではないかと思っている。
なぜ予想が難しいのかと言うと
(1)競馬場の起伏が中山や東京と比べて少なく、多少能力の低い馬でも逃げ切ってしまう場合が多い事。
  かと言って先に行って潰れてしまう馬がやたら多い事。
(2)かなり整備されてきたきたとは言え、馬場の状態の変化が大きく、内と外の馬場の状態が極端に変わる事が多い事。
(3)騎手が競馬場に慣れていないため、ちょっとした追い出しのタイミングとかのズレが起き易く、これがレース結果を左右する事。
(4)暑さのため競走馬の体調が変化し易い事。
(5)3歳馬とそれ以外の馬の負担重量の差が大きいため、常にハンデ戦を行っていると考えなければならない事。

以上は私が勝手にそう思っているだけなのかもしれないが、当たらずとも遠からずなのではないでしょうか。
この時期は、馬を見る眼のある人なら儲かって笑いが止まらない状態なのかなと思っていたのだが、私が頼りにしている穴馬勝負馬券の福島さんは以下のようにHPで述べておられた。
冬場の競馬も難しいが、真夏の競馬は更に難解で、パドックでどんなに馬体が良くても、他の季節ほど信用できない為に、スンナリと軸馬を絞りきれず、歯痒い思いばかりで結果が伴わない。
夏場になると筋肉に柔軟性が出てくるタイプの馬がいて、馬体だけはやたらに良く見えてしまうので、ついつい騙されてしまうことが多くなる。
しかし一番困るのは、そういった馬でも上位に絡んでくることがあるので、このあたりの取捨に苦労させられてしまう。


又、こんなブログもありましたた。(抜粋)
ローカル競馬は、いくつかの特徴がある。
コース形態の違い。騎手間でも真剣みが無いというか、なれ合いで競馬をしてとんでもない展開もつくる。
馬自体に問題がありながら、調教変わりに走らせてくることもやはり多い。
それによって腕の落ちる騎手の活躍も目立ってくる。
厩舎間での星合わせに使いやすい(八百長ではなく、相手が楽になり、体がシッカリ出来ていれば勝ちやすいということ)。
このような点で、おかしいと思えるレースになるのではないでしょうか。
わたしが福島(開催)を嫌うのは、このマギレが特に大きい(やはり騎手間でのなれ合いが特に大きいのか?)のと、馬場状態が常に尋常でないこと。つまり予想外が往々にして起こるから、グレードレース辺りしか予想のしがいがないと思うからです。
逆に荒れ目を拾うなら最適の競馬場でしょう。対象馬をシッカリ選んで、絶対広めに仕掛けることが必要になってくるでしょうが。


プロ級の馬を見る眼のある人が難しいと言っているのだから、私のような素人にはとても馬の状態など判るものではない。
はっきりしている事は、この時期は素人は競馬はしない方が良いと言う事である。
お金が有り余っていて使い道に困っている人や暇で競馬以外やる事が無い人のみが参加すればよいのではないだろうか。

私はどちらでも無いのだが、実は参加している。
この時期こそ、競馬がギャンブルである事をもっとも実感できる時期だからである。
常に人気に惑わされて馬券を買っている人(私を含めて)は、勇気を持って自分の買いたい馬券だけを買えるようになろうではないか。
めったに当たらない時期なのだから、当たればほとんどの場合に4〜5千円の配当にはなる。
もし、この時期を損をしないで乗り切る事ができたなら、秋の競馬シーズンでは大きな成長を遂げている自分に気がつくのではないだろうか。
自分の将来の成長を信じて、私は来週も競馬はやるつもりでいる。
夏場が大切なのは受験生だけでは無いはずである。

後日注:後から読み返して見るとかなり生意気な事ばかり書いているものだと感じている。
現在なら確信を持って言えるが、夏競馬は競馬のプロでも敬遠する時期である。
参加しても何の勉強にもならないし、遊びで参加するにしてもほどほどにすべきである。