(19)競馬で生活費を稼ぐには

私自身は競馬で生活費を稼いではおりません。
それどころか競馬で生活費を失ってばかりおります。
実際に競馬で生活費を稼いでいる人がいるとしても、多分馬券の買い方や予想は教えては貰えないでしょう。
中には競馬で儲けてビルを建てたとか言う人がおりますが、それ程の人が競馬予想を売っているのがとても気になります。

以前にも書きましたが、競馬で生活費を稼ぐのは絶対に無理だろうと思っていました。
しかし、競馬で妻子を養ったと言う TakeshiOnline というサイトを始めて見た時に教えられる事がありました。
私には目から鱗(うろこ)の部分が数多くあったのです。
競馬予想関係の多くのサイトが、万馬券の的中を自慢しているのに対して、なんと複勝のころがしで稼いでいるのです。
何時のどのレースの複勝をどんな理由で買ったのか等が、日記(今で言うブログ)に詳しく記載してあるのです。
配当が1.4倍以上を買う範囲にしておりましたが、その的中率たるや恐ろしい程でした。
荒れて高配当の出そうな難しいレースは基本的に避けると言う姿勢を見て、競馬で儲ける方法の本質を見たような気がしたのです。

このサイトも最近は、競馬予想の売り込みや高額配当の的中のアピールが多くてかなり俗っぽくなってしまいました。
今はともかく、当時は純粋に馬券の的中収入だけで生活していたと伺われ、私には新鮮さと感動すら覚えたものです。
その内容の一部を抜粋してみますと、’7月のPATの入出金額を調べてみると賭け金が224万5400円 払い戻し金が337万1960円 プラス112万6560円 単純に回収率だけを見ると、たかだか150%の回収率しかないんですよね。’
と競馬のプロと呼ばれるべき人の的中率(回収率)が記載されているのです。
これは、たまたま1ヶ月間だけの収支でしたが、年間で平均したとしても恐らくは200%前後であろうと推察されます。
競馬で2倍程度の配当などはどこにでも転がっています。
もし、コンスタントにこの程度の配当を得る事ができるのであれば、誰でも競馬で生活できる事を意味しています。

つまり、生活費で月に30万が必要であれば、単に月30万を競馬の資金にすれば良いだけの話なのです。
逆に言えば、月に3万円を競馬に使っている人は、平均して月に6万円が回収できれば競馬で生活できる素質を持っている事になります。
但し、3万円の資金が10万円程度で戻ってくる事もあるでしょうが、年間を通じて月に6万円の回収を維持するとなると、かなり難しいような気はします。
仮に、月100万を稼ごうと考えるならば、年間1200万程度の資金の運用が必要になる訳で、月によっては50万〜100万の資金が一瞬にして消える事もある訳です。
半端な心臓の持ち主では、とても耐えられない事ではないでしょうか。
競馬関係で生活費を稼いでいる人はいくらでもいるでしょうが、競馬の馬券だけで生活している人はほとんど居ない気がします。

久々に同氏のサイトを覗いてみましたら、この記事の内容が バックナンバー で掲載されておりました。(バックナンバーは削除されたようです)
これは1999年の10月号に記載されていた内容でしたが、改めてバックナンバーを全部読み返させていただいたら、今でも非常にためになる事が一杯書いてありました。
丁度この号には、イカサマ疑惑の事も出ていて、私も必死になってそんなレースが無いものか調べた記憶があります。
このような事も時として行われているのかも知れませんが、時間の流れの中の一瞬の出来事ですから、データ上から調べるのは無理です。
インサイダーオッズを調べるソフトも数種類ありますが、以前に 宝塚記念が教えてくれた事 の中に記載したように、JRAから提供されるリアルタイムと言われるデータも信頼性が極めて低いために探し出す事は困難でしょう。
もし、イカサマを行うとしたら(1)スタートを遅らせる(2)4角で大外に回して遅れさせる(3)強引に引っ張って潰したり、斜行して遅れさせる(4)わざと馬込みに入れる等でしょう。
レース結果は騎乗ミスとして片付けられてしまいますので、このような事が行われたとしても判別はできません。
しかし、たびたび繰り返せば目に付きますので、そんなに神経質になる必要は無いでしょう。

このサイトのバックナンバーには、馬券の買い方や予想方法で参考になる部分が多いので、私の競馬予想ソフトに少しでも取り入れたいと思っております。
なぜか古い記事であればある程、内容に新鮮さを感じるのは私だけでしょうか。