diary

私の競馬日誌です。
大穴的中の自慢話を書くつもりだったのですが、自慢できる日が年に1,2回あるかないかなのが残念です。
(拙作の競馬予想ソフト重賞競走の的中レース一覧は、的中実績 に順次記載しております。)

2010年12月28日(火)
JRAが2011年よりBS11デジタルで競馬中継を行うと発表した。
こんなサービスは施行する側としては当たり前の事だったのだが、ようやく始めるあたりはJRAらしいと言えばJRAらしい。
肝心のメインレースの時間帯がすっぽり抜けているのが間抜けな感じ(駄洒落のつもり)がするが、放送権とか色々問題があったのだろう。
視聴が無料である点とコマーシャルも無いだろうから、UHFの競馬ワイド中継を見ていた私にとっては、大変ありがたいことである。
特に競馬ワイド中継の柏木集保のくだらない解説を聞かされるのにはうんざりしていたし、最近は嫌悪感さえ感じるようになって見てなかったのだが、BS11の場合は徳光和夫がメインキャスターのようだから、でしゃばらないと思う。

競馬の初心者には解説が必要な場合があるだろうが、競馬歴が5年以上の人なら馬を見れないバドック解説も必要では無いし、競馬評論家のいい加減な予想を聞く必要もない。 だって、言いそうな事は判りきっているので、解説はうるさいだけである。
パドックの映像を流している間は無音でも良いのだが、それが無理ならクラシックのBGMを流して貰っても良い。
アルファー波が満ちている状態で考えれば、うざい競馬評論家だなといらいらする事もないだろう。
人が考える時というのは、そっとしておいて貰うのが一番良いと思う。
有料放送側からクレームが来て、パドックや返し馬の映像を手抜きしそうな予感もするが、まずはBS11デジタルに期待しようと思う。

JRAでは、5重勝単勝式「WIN5」という馬券も発売するらしい。
まだ準備中で、来年の4月24日が最初の発売日となるようだ。
発売要領には以下のように書いてある。
開催しているすべての競馬場を対象に、WIN5の最後(5つ目)のレースを、各競馬場メインレースのうち発走予定時刻の最も遅いレース(通常15:40〜15:45発走)とし、そのレースから遡って5レースの設定とします。
競馬を知っている人から見れば、的中は不可能な馬券である。
ころがしをやった事のある人なら理解して貰えると思うが、複勝でも3回連続で的中させるのは容易ではないし、まして単勝の3回連続的中の場合は1000人が参加しても1割の人が的中できるかどうか程度だろう。
それが5レース連続的中となると的中者は0.1%以下ではないだろうか。
平均すれば、100万人が参加しても100人程度(0.01%)がせいぜいではないかと思っている。

JRAもギャンブル性を高める事を目的にしているようで、最高払戻金を2億円に設定した上に的中者がいない場合及び最高払戻金を超える金額はキャリーオーバーとしている。
競馬を宝くじやロトのような存在にしようとの考えのようだが、ギャンブル性を高めれば高めるほど的中者はいなくなる訳で、以前にも私が書いたように宝くじは年に数回しか発売しないから買う人がいるのだが、宝くじを毎週発売したら買う人は居なくなるだろうと思う。
今回のJRAに当てはめて見ると、最初の頃は珍しさも手伝って購入者はそこそこ出るだろうが、何百回投票しても的中できないのが判れば自然に消滅していく筈である。
但し、これはあくまでも理屈だけの話であって、世の中には金が有り余っている人も数多くいる筈だから、そんな馬鹿な人達が資金を供給し続ける場合も考えられなくもない。
私の予想は、自然に衰退しながら、やがては消滅すると言う図式なのだが、多少の自信はある。

JRAには何を言っても馬に耳に念仏なので書きたくは無いのだが、基本的には競馬はテラ銭が高すぎる。
25%の控除などという世界的に見ても高い控除率をまず下げるべきだろう。
最初に影響の無さそうなレベルの20%まで下げてから、毎年1%程度を下げていくのが適切なやり方ではないだろうか。
どこの会社もやっているように、無駄を省いて効率を重視するようにすれば、15%程度までなら十分にやれるのではないだろうか。
庶民の娯楽として存在するためには5%程度にする必要がありそうだが、今のJRAにはそんなことをやれる人は居そうもない。
ふんぞり返ってばかりいないで、たまには庶民の実体を見て欲しいものである。

私が競馬の今後を占う資料になると思っていた有馬記念の売り上げは388億円余だった。
昨年比の96.1%なのだが、私が考えていたよりも落ち込みは少なかった。
今年の有馬記念は、出走メンバーに恵まれた事と予想が比較的楽だったのが幸いしたのではないだろうか。
ローズキングダムの出走取り消しが響いたのではないかと新聞では解説していたが、私の見解は異なっている。
もし、ローズキングダムが出走して1,2番人気の配当が300円にも満たないようなら、馬鹿馬鹿しくて私は馬券を買わなかった。
何とか500円台の配当があったからこそ、これを押さえ馬券にして他の馬券を買う事が出来たからである。

有馬記念で儲かった人は居なかったと思うが、参加賞ぐらいは貰えた人が多かったので、次のダービーも買ってみようかなと思った一般人は多かっただろう。
有馬記念の数字で今後を予想する事は難しいが、雪崩れ的な競馬の衰退はひとまず無いと考えても良いだろうと思う。
ただ、除々にではあるが、確実に衰退していく事だけは確かであると思う。
この大きな流れを食い止めることは無理かも知れないが、進行を遅らせる事ぐらいなら出来るかも知れない。
私が何度も書いているように、庶民の娯楽の一つとして定着できるようにする事である。
この意味は、競馬が娯楽費として計上できる程度の損失になるようにJRAが努力をする事である。
自分に所さえ儲かればそれで良いとする今のスタンスでは、競馬に未来は無い。

2010年12月26日(日)
レースまではまだ時間があうが、有馬記念の人気もほぼ固まったと見て良いと思う。
現在(前日14時)の1番人気は当然とは言え、Fブエナビスタで1.8倍から全く動かない。
レース直前でも2倍は切るオッズではないかと思われる。
2番人気が、@ヴィクトワールピサで8.8倍、3番人気がMペルーサの10.8であるから、競馬ファンはFブエナビスタが不動の軸であると確信しているようである。
牝馬が中山の2500mを勝ち切るのは至難だと思っても、私もこの考えに異論を挟めない。
もし、Fブエナビスタが先行集団で前残りをする馬であったなら、多少の不安を持つのだが、C.スミヨン (くりすとふ すみよん )騎手は前走のジャパンカップの経験から後方からの競馬をすると考えて間違いないだろう。
そうなると、ペースが速くなりがちな有馬記念では、先行馬は直線の坂で捕まってしまう可能性が非常に高い。

松田博資 (まつだ ひろよし) 調教師もこのレースは勝つ気らしく、調教後の馬体重を見てもしっかりと仕上げてあるのを感じる。
2番人気の、@ヴィクトワールピサも新馬戦こそ2着だったが、その後皐月賞まで5連勝を遂げたのは並みのうまでは無い事を示している。
前走のジャパンカップでは3着だったが、名手M.デムーロ (みるこ でむーろ )騎手が騎乗して直線距離の短い中山での1番枠なら残れるのではいかとの予想は納得できるものがある。
3番人気のMペルーサに関しては、何といっても安藤騎手が騎乗しているし、ゲートさえうまくでてくれれば勝てるレースが多かったと見る人が多いのだろう。
昨日まで人気のあったKドリームジャーニーはレース間隔が長く仕上げがまだ不十分であると見る人が多いようである。
前走のオールカマーより馬体重が大幅に増加しているようならば、無視しても良いのではないだろうか。

私の独善的な見解を述べさしていただくと、@ヴィクトワールピサは前走のジャパンカップでは、ほぼ完璧なレース運びをしたと思っているのだが3着だった事は、距離が更に100mも伸びたのでは、いかにM.デムーロ (みるこ でむーろ )騎手でも無理ではないかと思っている。
先行馬が残るためには、超スローペースになる事が必要だが、自分のペースで2500mを走れるかどうかは他人任せである。
最終日の中山の馬場の内側が特に走りやすい状態とも言えないだろうと思う>
目下3連勝中のCトーセンジョーダンだが、結婚の決まった三浦 皇成 (みうら こうせい )騎手の騎乗なので、本人は勝ちたくて秘策を練っていることだろうと思う。
ただ馬には鋭い切れ味は無いので、じわじわと追い上げてくるタイプなのが多少気にかかる。
Dルーラーシップは力差がある馬とは思えないが戦ってきたレースを見ると、やや格下の感じがする馬であることを否めない。
Gメイショウベルーガは代役の騎乗なので、馬を傷めないように乗るだけだろう。
Hダノンシャンティはレースの期間が空き過ぎているので、仕上がっているかどうかだろう。
Iエイシンフラッシュは前走のジャパンカップの内容が悪過ぎる。
Lオウケンブルースリは平坦なコースでないと無理ではないだろうか。
前述のようにMペルーサは終わった馬ではないかと思っているのだが、藤沢調教師が十分に仕上げているのと安藤騎手なのが不気味なだけである。
Nレッドディザイアは人気が無いが、穴を開ける馬が居るとすればこの馬だろうと思うぐらいに高く買っている。
牝馬なのだが、Fブエナビスタと比較して極端に劣っている馬ではない。
Oジャミールは全く人気が無くてかやの外の馬なのだが、アルゼンチン共和国杯2着、ステイヤーズステークス2着と長距離適性の才能を見せ始めている。
真剣に追い出さなければ走らない馬のようなので騎乗が難しそうだが、馬がその気になれば鋭く伸びてくる。

【最終決断】
今年の有馬記念の予想は何時になく時間を掛けました。
競馬予想は時間を掛ければ的中できると言うものではありませんが、時間を掛けても的中できなかったからと言って、ひらめきで馬券を買うのは間違いです。
普通は、時間を掛ければ掛ける程、色々な情報が目について混乱するばかりなのですが、しっかりとした信念を持てる人は、雑念から逃れることが出来ます。
私もようやく自分の信念を持てるようになってきましたし、これで外れたなら仕方ないじゃないかと言う境地に立てるようになってきました。

色々と考えましたが、今年の有馬記念の予想のポイントは馬の長距離特性を重視する事にしました。
荒れた中山の2500mは、長距離を克服できる馬でないと勝てないという信念です。
勿論、単なる信念ではなくて過去のレースからもその傾向は伺えます。
これを基にすれば、例えば過去の3000m以上の距離を走ったことのない馬を軽視すると有力馬は数頭に絞られます。
競馬は、それほど単純には決められませんが無限にある要素の中の1つとしては重要な部類に入ると思います。

結局、本命はFブエナビスタにしました。
長距離実績から見れば不用な馬ですが、この牝馬の強さは特筆ものです。
去年の有馬記念で走った事もあるので、長距離が全く駄目であるという事は決してありません。
対抗はOジャミールにしました。
15頭出走して15番人気の馬ですから、何年競馬をやっているんだと笑われそうですが、長距離特性はこの馬が抜けています。
ただ、余りにも人気がないので、どこか具合が悪い所がある情報を見落としている場合もありますので、もう少し調べて見るつもりです。
単穴はBフォゲッタブルにしました。
この馬も長距離特性に優れていると感じたからです。

以上の予想はレースが速いペースで進んだ場合で、巷で言われているように逃げ馬不在で超スローに流れた場合には、@ヴィクトワールピサが残るでしょう。
その可能性も否定できませんので、@−Fの馬連を保険馬券として買います。
現在の有馬記念の人気から考えると、この展開で決着すると見ている訳です。(1番人気、2番人気)
Aネヴァブションも長距離は得意なので、パドックは十分に確認します。
C トーセンジョーダンは力はありそうですが、一瞬の足がないだろうと思って評価を下げました。
Dルーラーシップはレース経験も少なくて、有馬記念のような大舞台はまだ無理と考えました。
Gメイショウベルーガは有力な馬だと思うのですが、代役ですから池添兼雄 (いけぞえ かねお) 調教師は無理をさせないだろうと見ました。
いくら蛯名騎手がびしびし追いたくても、調教師から無理をさせるなと言われれば逆らえません。
Iエイシンフラッシュは人気がありますが、今回の長距離特性の点で除外しました。

Kドリームジャーニーは去年の1着馬でもあり人気にもなっていますが、色々な情報を見ると体調が万全ではないと見ました。
Lオウケンブルースリも力はありそうですが、中山は走ったことがなく3着以内は苦しいと見ました。
私が軽蔑している柏木集保がこの馬を本命にしていたのも、切り捨てる気になりました。
名手の横山騎手がどこまでやれるかでしょう。
Mペルーサは3番人気ですが、私は人気が過剰気味だと思っています。
安藤騎手ですから、馬の力が多少劣っていても強引に乗り切るかも知れませんが、良くても3着だと思っています。
Nレッドディザイアは、馬の状態が万全なら良い勝負になると思いますが、言われているように海外遠征が多くて牝馬には堪えていると思います。
どうしても勝つイメージが沸いてこないので、切りました。

私が対抗にしたOジャミールは、大外枠なので巷の評価は絶望的な枠との評価が多いようです。
ただ、私は単純に枠順で有利不利を判断するのは危険だと思っています、
スタート直後の位置取りは、外側の方がコース状態が良いために遅れは取りませんし、距離が長いので最初から飛ばす馬はおりません。
私が心配しているのは騎手で、福永騎手はこの馬が初めてな上に、関西のジョッキーなので中山コースはまるっきり下手です。
人気の通りにビリにはならないと思いますが、結果を見たら後ろから数えた方が早いというような事になる可能性も高そうです。
お祭りレースなのですから、恥をかくのも良いかなと思ってヘボ予想を記載させていただきました。
【後記】
やっぱり大恥をかいてしまいました。
堅く決まる場合もあるかなとは思っていましたが、それなら本命対抗一本買いをしなければなりません。
1点買いで的中できたら多少は自慢できるのですが、レース展開もスローでしたし、Oジャミールも人気通りビリでしたし、これでは惨敗ですね。
こんな調子では、来年は恥ずかしくて競馬予想は載せられません。

2010年12月25日(土)
今日は、中山大障害とラジオNIKKEI杯があるが、私は参加する気は無い。
有馬記念だけは、競馬をやる者の1人として絶対と言って良い程参加しなければならないレースだと思っている。
寒い時期のお祭りレースなので、荒れる事も多いのだが、国民的セレモニーレースなので参加しない訳にはいかないのである。
何でも、このレースの売り上げは1レースでは世界一だそうで、去年は404億円、一昨年は428億円、その前の年は451億円、その前は440億円・・・と続いている。

今年は不景気なので400億円の大台は割るような気がするが、不景気になるほどギャンブルに走る人も居るので、どのぐらいの売れ行きになるのかは、私には見当がつかない。
もし、350億とかの落ち込みになるようなら、競馬の今後はかなり深刻な状況と言わなければならないだろう。
何分にも、ノー天気なJRAが運営しているので、自分の所の採算割れでもしない限り放任だろうが、競馬ファンにとって競馬が消滅するのはつらい。
一昔前の地方競馬のように金持ちの道楽として八百長まがいの事が平然と行われていた時代に後戻りしてしまうかも知れない。

それは兎も角として、現在(金曜日18時)の有馬記念の単勝人気を見るとFブエナビスタの1.6倍を筆頭にして、@ヴィクトワールピサ9.3倍、Kドリームジャーニー11.4倍と続いている。
Fブエナビスタのの軸は確かだが、他の馬は全く判らないと言うのが大方の予想だろう。
2番人気必至と思われたEローズキングダムが疝痛のため出走を取り消したことが、ある意味でこのレースを面白くしたと言える。
私も当初は、FブエナビスタとEローズキングダムの1点買いしかないかなと考えた程で、Eローズキングダムの取り消しは有り難いと思った。

これなら、Fブエナビスタの軸は確実なのかどうかと他の有力馬を絞り込むだけで良い。
人気が割れるだろうから、Fブエナビスタが絡んでも1000円以上の配当にはなりそうである。
Mペルーサが人気になっているが、私はペルーサのゲートの出遅れ云々よりも、ペルーサ自体の実力を必ずしも高くは評価していない。
名手の安藤騎手が騎乗しているので、この点で警戒はしなければならないだろうが、軸馬としてならお断りしたい馬である。

Kドリームジャーニーも人気になりそうだが、この馬も私は高く評価していない。
正確に言うと、この馬の能力は高く買っているのだが、池添 謙一 (いけぞえ けんいち)騎手を全く信頼していないのである。
最悪の騎乗パターンは、コースの外側をまくり加減で上がってきて、大外に持ち出して直線勝負するパターンである。
こんな馬鹿な騎乗をして1番人気を裏切ったレースを何度見たことだろうか。
この馬だけでも、別な騎手が騎乗しておれば、1着になれたレースが1度や2度ではないだろうと思っている。
この騎手は自分ではペースを作れないので、勝つパターンとしては有力馬をマークしながら騎乗した場合である。

他馬をマークしながらレースをした場合は、この騎手は天才的な騎乗をする事がある。
今回はFブエナビスタをマークしながら走る気だろうが、Fブエナビスタがジャパンカップの時のような騎乗をしてくれるのかどうかが問題だろう。
うまくマーク出来なかったらKドリームジャーニーは足を無くしてしまうか、力を余して負ける事になる。
人気になっている@ヴィクトワールピサに関しては、私は特に注目していなかった馬なので、レース映像を見ながら研究したいと思っている。
ジャパンカップ3着と騎手がM.デムーロ (みるこ でむーろ )なのと、内枠の先行馬は有利との判断からなのだろうか。
私は、ジャパンカップもほぼ最高に近い乗り方をして3着だったので、距離が100m延びた今回は危ないのではないかと見ているのだが、馬場状態とレースのペース如何だろう。

現在までの検討では、Dルーラーシップが意外に強い馬ではないかと思っている事と、長距離適性がOジャミールにあるのではないかと思っている。
Oジャミールに乗り慣れている安藤騎手が騎乗しているのなら触手が動くのだが、福永騎手ではもしかして程度の期待しか出来ない。
レース迄の時間は十分にあるので、じっくりと考えたいと思う。

2010年12月19日(日)
昨日の阪神カップのレース映像をJRAのサイトで見てみました。
2着のLレッドスパーダの横山騎手の騎乗姿勢がピタッと収まって良いと感じたのと、1着のMキンシャサノキセキは最初折り合いがついていなかったようだが、C.スミヨン (くりすとふ すみよん )騎手がうまくなだめて乗ったようだったし、同じく折り合いがつかなかった1番人気の福永騎手のIゴールスキーは馬を怒らせたようで、直線で追い出しても馬が真剣に走っていない感じがした。
馬の力から見れば、1番人気、2番人気で決まるレースだったように思えた。
3番人気の武豊騎手騎乗のGリーチザクラウンは、馬の能力が低いかったのに騎手人気が先行していたとしか思えない。
4番人気のDファリダットも同様だと思う。今後見ないと断定はできないのだが、安定しない成績が続きそうである。
3着に入った15番人気のCマイネルフォーグに関しては、C.ルメール (くりすとふ るめーる )騎手の完璧な乗り方によるものだったろう。
4コーナーまで最内を走らせて力を温存し、直線では中を割って追い出す様は名人芸的で、こんなレースはこの馬では何回も出来るものではない。

さて、今日の朝日杯フューチュリティステークス(GI)だが、2歳馬のレースなので先日のジュベナイルのように安定した結果にはならない事が多い
人気は現在(前日18時)Iサダムパテックが単勝1.8倍の圧倒的人気なので、まともに走れば連には絡みそうだが、2、3歳馬は気まぐれな場合もあるので絶対的な信頼はできない。
力がありそうな馬はGリフトザウイングスで前走の東京スポーツ杯2歳ステークスは2着なのだが、武豊騎手が途中で結構オロオロしていたので、着順以上の力は期待できそうである。
Cブラウンワイルドは前走の走りがおかしいので、どこか悪いか馬がズブくなってしまったと考えるべきだろう。
人気は無くても負け知らずの馬も多いので、予想は難しいと言わなければならないと思う。

【後記】
朝日杯フューチュリティステークスを見ていたが、審議となったNアドマイヤサガスの不利は相当なものだった。
馬が立ち上がった程だから、妨害を与えた騎手は降着もしくは失格は当然だと思うのだが、1着のM.デムーロ (みるこ でむーろ )騎手のJグランプリボスだけの影響かどうかは、パトロールビデオからはよく判らなかった。
先週の武豊騎手のように、妨害を受けた馬が2、3着にでも絡んでいれば良いのかも知れないが、追い出し途中での急ブレーキでは、どうしようもないだろう。
妨害を受けた馬が次は注目すべき馬になるのかどうかだが、前走で不利があった馬が意外に駄目なのは、馬にレースに対する恐怖心が起きるのではないかと思っている。
細い足で時速60Kmで走るのが危険である事は、馬自身が知っているのだろう。
人気順ではなかったが上位人気5頭が1着から5着を占めていたのは、競馬ファンの目が優秀な印でもある。
外人騎手だけが目立つ成績を挙げているが、もう少し日本人の騎手にも頑張って貰いたいものである。
乗せて貰える馬が悪いなどとは言わせたくない。 

2010年12月18日(土)
今年の競馬も来週の有馬記念で終了である。
私の場合、今年は5月のダービー頃までは毎週競馬をやっていたのだが、それ以降は現在までにせいぜい20レースぐらいしか参加していなし。
予想が安定して的中しないので興味を失ってしまったのである。
特に今年衝撃が大きかったのは、馬を見る眼では一目も2目も於いていた人が、有料化したことだった。
これを見て、私は競馬は儲からないものである事を確信した。

私は競馬は趣味の範囲に留めるべきであって、留めなければいけないと思っている。
なぜかと言うと、競馬などと言うものは不安定で、本来予想など出来るものでないからである。
最近の天気予報はほぼ当てになるほど予報が信頼できるレベルになってはいるが、競馬予想は10年前の天気予報程度のレベルしかないし、これから予想精度が向上する見込みもない。
正確に言えば、天気予報でも周りに雲一つない状況ならば快晴になる事が確実なように、競馬にもほぼ100%予想が可能なレースはある。
こんなレースは誰でも的中できるのだが、的中しても儲からないのが大部分である。

競馬が儲からないからと言って消滅してしまうと思うのは早計だろう。
世の中には金が有り余って使い道に困っているような人も多い。
競馬の予想コンテストに参加して見ると、1Rから12Rまでの全レースの全券種を購入して競馬をやっている人が100人や200人程度ではない。
馬主と呼ばれる層の連中もそんな部類の人が多いように思える。
ただ、実際に競馬を支えている人は、1レース数百円でで馬券を買っている人達である。
しかも、この買い方が最も損をしやすい買い方でもある。(だから支えているのだが)

競馬をネタに金儲けをしている連中には早く消えて貰いたいと思っている。
パドック解説者然り、競馬評論家然りである。
彼らが無用な事は一般の人でも判っているから、来年も競馬新聞社の1社や2社は潰れるだろうと思う。
1社あれば事足りるのが現実であるから、最終的にはそうなるのではないだろうか。

競馬が全く無用の存在かと言うと、私はそうは思わない。
ずーと以前にも書いた事があるのだが、私は競馬がボケ老人の増加の予防の1つになるのではないかと思っている。
大部分の人は、競馬を予想する場合に多くの情報を基にして考えるから、脳を刺激するはずである。
これが、結果的に脳の機能の低下を遅らせる効果があるのではないだろうか。
そうなれば、ボケ老人の医療費の低下に繋がるので、社会に貢献できる事になる。

老人に限定しないで、競馬が一般の人の娯楽に定着できるようにする事が大切だと思うのだが、今のJRAには自分の所が儲かれば良いぐらいしか考えていない。
昔、細腕繁盛記と言うテレビドラマがあったのだが、桶の中の水を独り占めしようと掻き集めれば集める程、水は逃げていってしまう商売の例えがあったが、これが今のJRAの姿だろう。

来年の私の豊富だが、もう少し競馬で損をしない方法を追及してみようと思っている。
単勝、複勝、馬連、ワイド、馬単では競馬必勝法は無理そうなのは確信できたが、3連複と3連単について研究して見ようと思う。
競馬を本当に楽しむには、ダービーと有馬記念だけの馬券を買う程度が良いと思っているのだが、これでは満足できない人が大部分だろう。

2010年12月12日(日)
小倉の中日新聞杯のレースを見ていました。
1番人気の@トゥザグローリーは内枠だったために、馬群に包まれており、先週の福永祐一騎手のAキングスエンブレムを思い出してしまいました。
あのレースでは、前が空く事は一切なかったので、枠順の関係で運任せの騎乗をするしかないのだろうかと思って見ておりました。
さすがにM.デムーロ (みるこ でむーろ )騎手は並の騎手ではありませんでした。
先行馬が速いペースで逃げていたので、前が空きだしたと思ったら馬に追い出しをかけたのです。
元々力はある馬ですから、6番手ぐらいの位置から、すんなりと3番手ぐらいまでの位置に着く事が出来たのです。

問題は早めに追い出しているので馬の息が持つのだろうかと見ておりましたら、小倉コースは狭くて外に持ち出した馬はコーナーで、ものすごい遠回りをさせられてしまいます。
あれでは、小倉は余程内側のコース状態が悪くならない限り、外に持ち出した追い込み馬は届かないでしょう。
逃げたIミヤビランベリは4コーナーを回ってほどなく潰れましたし、2番手のGコスモファントムは粘って2着に残りましたが、3番手の1番人気の@トゥザグローリーは楽勝でした。
馬にも力はあったのでしょうが、騎手のレベルの高さを見せつけられました。

小倉が得意な武豊騎手のDスリーオリオンは3番人気でしたが、乗り慣れていなかったせいもあったのか9着と惨敗でした。
同じくこのコースを得意としている福永祐一騎手は、13番人気のQサンライズマックスで4着に入る健闘振りです。
この騎手は小倉では1つや2つは穴を開ける事でしょう。

さて、本日のメインは、阪神で行われる阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)です。
私は2歳馬は詳しくないのですが、競馬関係者から見ると共に2戦2勝のJレーヴディソールとMダンスファンタジアの力は抜けているそうです。
これに@アヴェンチュラがどの程度食い込めるかと言うのが、常識的な予想になるようです。
この3頭の3連複を購入するば、的中する確率は6割程度はあるのではないでしょうか。
まあ、2歳馬ですから気まぐれに走る場合もありますし、堅そうと思っても大きく賭けるようなレースではないでしょう。

【追記】
競馬評論家連中の話だとJレーヴディソールとMダンスファンタジアの力は飛び抜けているような事を言っていたが、いい加減なものである。
Jレーヴディソールは1着になったから良いようなものの、武豊騎手騎乗のMダンスファンタジアは9着である。
@アヴェンチュラは4着であるし、抜けているどころか2歳馬のレベルは団子状態と言うのが正解のようである。
それにしても、競馬ファンのレベルは高く1番人気と4番人気の決着でも1260円の配当である。

武豊騎手に関しては昨日の人気馬の惨敗と言い、今日の惨敗と言い、ちょっと内容が悪過ぎるのではないだろうか。
今日は馬が掛かっていたようだったが、それにしても騎乗姿勢も以前よりは腰が低くなったようであるし、どこかがまだ痛むのかレースが怖くなっているのではないだろうか。
以前の落馬事故の時に、私は武豊騎手は過去の栄光を背負って引退して競馬学校の先生にでもなった方が良いのではと失礼な事を言ったのだが、今年の成績がどうなのか多少心配になってきた。
並の成績では、周りの人は満足しないのだから、大変だろうが何とか期待に応えて欲しいものである。

2010年12月11日(土)
本日は小倉で中日新聞杯(GV)がありますし、明日は中山でカペラステークス(GV)、阪神で阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)が開催されます。
小倉で中日新聞杯とは変な感じなのだが、ご存じのように中京競馬場は工事中なためである。
中京競馬場の改修工事が終了するのは、2012年3月になっているようだが、その時にどの程度競馬がすたれているのか見物である。
JRAの採算分岐点がどのぐらいなのか判らないのだが、悠長なようなのでまだまだ儲かっているのかも知れない。
私は、今年の有馬記念の馬券の売れ行きが競馬の将来を占うポイントの1つと見ているのだが、果たしてどの程度の落ち込みになるのだろうか。

小倉での中日新聞杯(GV)の予想は難しそうだが、人気になるのはマイルチャンピオンシップ(GI)7着の@トゥザグローリーや武豊人気でDスリーオリオンが人気になると私は見ている。
現在(前日19時)の単勝人気はJRAのホームページに記載されているが、始まったばかりではっきりしない。
有力サイトの競馬予想を見ながら、私も再度検討してみようと思う。

競馬には関係ない話だが、民主党のゴタゴタ振りにはあきれてしまう。
あの岡田克也と言う幹事長は、民主党を崩壊させてしまうつもりではないだろうか。
小沢一郎の国会の証人喚問など国民は望んでいないし、それで何も変わらないと確信しているのだが、なぜかやたら積極的である。
党を分裂させてまで行う必要性は無い筈だから、ボケていないか知能レベルを測定して貰った方が良いと私は考えている。
一番の問題は管直人首相の指導力の無さだが、これは救いようがない。

2010年12月5日(日)
今年のジャパンカップダート(GT)は面白いレースになるのではないだろうか。
理由は、馬に乗り慣れた騎手が多いので何とかして勝ちたいと思っている騎手が多い事である。
一人でも参加する事に意義があると言うような騎手が居ると、レースをめちゃくちゃにしてしまうので、つまらないレースになってしまう。
勝浦騎手のHトーセンブライトだけが単勝100倍以上だが、勝浦騎手なら滅茶苦茶な乗り方はしない。

で、軸馬選びだが、これが結構悩ましい。
通常なら人気の田中 博康 (たなか ひろやす)騎手が騎乗の@シルクメビウスなどは真っ先に無視するのだが、この騎手でこれだけ人気になっているのだから余程馬の状態が良いのだろうと考えてしまいます。
騎手もこの馬は任されているようだから、普段の数倍の能力を発揮する場合が多い。
かと言って軸となると不安はつきまとう。
1番人気のBトランセンドは確かに飛びつきたくなる馬である。
重賞レースでもそこそこの成績であるし、藤田騎手は乗り慣れているようでもある。
では軸かと言うと、ちゃらちゃらした藤田騎手の性格では全面的な信頼は置きにくい。

騎手人気で武豊騎手のIヴァーミリアンも人気になっているが、馬の年齢と前走のレース結果を見ると下降傾向に入ったような気がしている。
私は過剰人気気味ではないかと思っているのだが、これはレースを見ないと判らない。
地方からJRAに転入してきたNマカニビスティーが、M.デムーロ (みるこ でむーろ )騎手が騎乗したら見違えるような走りをしたなどと言う事も考えられなくはないが、普通は設備の乏しい地方馬は並大抵の能力では勝てないと考えるべきだろう。
これは小牧騎手が騎乗のKアドマイヤスバルにも言える事である。
Fアリゼオも人気になっているが、この馬がダートで走れるのかどうかは疑わしい。

私は資金がなくてこのレースの馬券は購入しないが、買うとしたら現在(19時)3番人気の福永騎手のAキングスエンブレムを軸にする。
根拠は特にないのだが、一番安心できそうだからとでも言っておきたい。

【追記】
結果は1番人気のBトランセンドが逃げ粘って1着だった。
2着が8番人気のMグロリアスノアだったのがちょっと意外で4350円の高配当となった。
小林 慎一郎 (こばやし しんいちろう)騎手だっただけに、多くの人は軽視したのだろうが、馬に力があったのだろうとしか言いようがない。
私が軸と思っていたAキングスエンブレムは、終始内側を走り包まれて前が空く事はなかった。
逆に@シルクメビウスは外に持ち出したために後方からの追い込みになり、鋭く伸びてはきていたが5着までがやっとだった。
1番人気から流して馬券を買っていた人でも7〜8割の人は的中出来なかっただろうと思う。
競馬予想の難しさを見せつけられたレースだった。
私にはとても的中出来そうもない。

2010年12月4日(土)
今日は中山では、ステイヤーズステークス(GU)、阪神では鳴尾記念(GV)が行われたと言うのに、私はどちらのレースも実況でみる事はなかった。
現在(17時)出馬表を見たらステイヤーズステークスは人気が割れていて馬券的にはおもしろそうなレースのようである。
1番人気がDトウカイメロディでやや抜けていて、Cフォゲッタブル、Fネヴァブション、Hジャミールが2番人気を争っていたようである。
私が馬券を買っていたらどの馬を軸にしようかと成績や騎手を見たら、成績は確かに1番人気のDトウカイメロディだったが、吉田 隼人 (よしだ はやと )騎手はポカもある騎手だから、無難なところでは安藤騎手のHジャミールを軸にするだろうが、北村騎手に期待して単勝143倍のNエジソンの複勝でも買おうかとかちらちら考えて見た。
多分@DHの3点BOX買いをしただろうと思ってレース映像を見てみました。

結果は1着が@コスモヘレノスで2着がHジャミールでした。3着がFネヴァブションでした。
1着の@コスモヘレノスに騎乗の松岡 正海 (まつおか まさみ)騎手の騎乗姿勢が良いのに感心しました。
長距離レースは騎手の負担が大きいので、騎手は出来るだけ足を延ばして水平状態で騎乗しなければなりません。
スキーのジャンプ競技のように、出来るだけ風の抵抗を受けないような姿勢が理想で、重心が馬の前足ちかくになります。
ただ、この姿勢は馬に故障が発生した場合には馬の前に投げ出される事が多いので命がけの騎乗になります。
以前の武豊騎手もこのような高い姿勢でしたが、落馬で重傷をおってからは安全な騎乗姿勢に変えたような気がします。

北村騎手や横山騎手も長距離は得意なのですが、今回は馬の能力が低過ぎたようです。
NHKマイルカップを勝った藤岡 康太 (ふじおか こうた)騎手も以前は腰の高い騎乗をしていたのですが、最近のレースを見てたら低かったのでスタイルを変えたのかとも思いましたが、たまたま追い出している時だったのかも知れません。
落馬を怖がる騎手は勝てませんから、コネでも使って競馬番組の解説者にでもなるしかないでしょう。

2010年11月28日(日)
昨日の日記にも書いたが、今日のジャパンカップ(GT)は、1番人気のOブエナビスタを無視できる人が馬券を買うべきレースだろう。
Oブエナビスタを軸にする人は、3点流しぐらいで的中できないと儲からないのではないかと思う。
私は資金不足なのでこのレースはパスする。

巷の競馬予想サイトを見たら、やはりOブエナビスタを本命にしている人が圧倒的に多い。
今までのレースを見れば、至極当然の事で私も異論を挟むつもりは無い。
負ける事(3着以下)になることがあるとすれば、馬にも体調は当然あるだろうし、気分的に走りたくない時もあると言う事である。
その他にも、馬の故障や妨害を受ける事もあるかも知れない。
普通の思考をする人は、強さが確認出来ているこの馬を軸にするのは当然であるし、正常な思考だと思う。
目立ちたい人や臍の曲がっている人(ひねくれた人)だけが、この馬を本命から外しているのであって、そんな人は相手にしない方が良い。

但し、競馬は強い馬が必ず勝てるとは限らないし、多くのレースはやる度に順位は変わるものである。
所詮競馬はギャンブルなのだと言う事だけは、理解している人だけが馬券を買うべきだろうと私は思っている。
私は金が有り余って使い道に困っているぐらいだから、余計なお世話だと言う人もいるだろうが、そんな人達が日本を借金大国にしてしまった事を考えて欲しい。

競馬には関係のない話ですが、今日のニュースでは米韓が合同軍事演習=緊張の中、空母黄海へと言うのが取りざたされていました。
朝鮮は軍事的対応の可能性をちらつかせており、朝鮮半島は緊張に包まれている。(時事通信)と言う記事でしたが、北朝鮮の反応を朝の時点で予想して見ました。
色々と考えて見ましたが、私の予想は何の反応も行わないだろうと言う結論です。
理由は、北朝鮮はアメリカの怖さ(恐ろしさ)を知っているのではないかと言う事からです。
例え小規模な攻撃でもアメリカと言う国は必ず報復攻撃をする国であり、まして航空母艦周辺にでも砲撃しようものなら、高性能ミサイルが砲撃地点へ報復攻撃をする事でしょう。
直接攻撃を受けて危険を感じた場合に、マニュアルに記載されていなければ日本のように報復するかしないかを政府に問い合わせて決めるような国ではありませんし、政府も重大な事件の場合でも首相がゴルフで遊び続けるような国でもありません。
間違いなく、北朝鮮は軍事基地が壊滅的な打撃を受ける事は明白で、そこまでの危険を冒してまで攻撃する愚かな事はしないでしょう。
私の競馬予想は全く的中しませんが、この予想はどうなんでしょうか。

【追記】
今日のジャパンカップの審議結果にはすっきりしない人が多かったのではないだろうか。
私は馬券は全く買ってなかったが、数万円単位でOブエナビスタの単勝を買っていた人は多かったと思うから、その悔しさは相当なものだろう。
JRAのレースビデオを何回も見たが、確かにOブエナビスタは右ムチを入れていたので左によれてはいたが、さすがにスミヨン騎手は斜行を最小限に抑える技術は持っていた。
あの程度の斜行は、普通でも頻繁にあるので許容範囲だろう。
最も斜行していたのは3着に入ったM.ギュイヨンとか言う騎手が騎乗していたAヴィクトワールピサで、斜めに走ったと言える程の完璧な斜行だった。
騎手も後を見ていたので、はっきりと自覚していたのだろうが、多分レベルが低い騎手なのではないだろうか。
この馬は右横を走っていたIエイシンフラッシュの進路を完全に遮っており、失格でも不思議はない騎乗だたっと私は見ている。
この騎手のために数頭の馬が勝利のチャンスを失ってしまった。
なぜこの馬が3着に残れるのか不思議としか言いようがない。

得をしたのは1着に繰り上げられたEローズキングダムで、この単勝の880円はとてつもなく大きい金額である。
1,2着の馬主がサンデーレーシングなので、さぞ単勝で大儲けをしたことだろう。
本当にOブエナビスタよりEローズキングダムが強い馬なのかを疑問に思っている人は多いだろうと思う。
こんなすっきりしない裁量を下すぐらいなら、1着同着扱いにした方が多くの競馬ファンに多く還元されるだけまだ増しだったろう。
今回のレースでも多くの競馬ファンが離れていくことになるだろうと思う。
JRA も先が見えてきているような気がしているので、有馬記念が昨年比でどのぐらい落ち込むのか見物である。

2010年11月27日(土)
今週は明日ジャパンカップ(GT)が東京で開催される。
JRAの出馬表を見たら、10Rがジャパンカップの開催レースとなっている。
最終レースが11レースまでなのは、有馬記念の日ぐらいかなと思っていたのだが、昔からそのようになっているのに今日気が付いた。
間違って馬券を買う人は少なからずいるだろうが、伝統的にそのようになっていると言えば、誰も文句は言えないだろう。

ジャパンカップぐらいは馬券を買おうと思っていたのだが、他の事に集中していたら入金するのを忘れていまった。
即パットの口座も持っているので、馬券を買おうと思えば買えるのだが、外国馬が8頭も出ている事とOブエナビスタの圧倒的な人気を見ているとやる気が失せてしまった。
Oブエナビスタの調教映像を見ていたが、迫力は感じなかったが落ち着いて走っている姿に特に不安は感じる事はなかったので、単純に無視する訳にはいかないだろうと思う。
調教の動きだけだったらFペルーサが良いと思う。
この馬は安藤騎手が騎乗しているだけに人気にもなっている。
過去の順位だけで馬をピックアップする人は、Jナカヤマフェスタをピックアップしているが、外国帰りの馬は急に走らない場合があるので注意が必要である。
厩舎では馬の状態を把握出来ているだろうが、状態が悪くても公表する事は決して無い。困ったものだ。

外国馬がどうなのかだが、競馬評論家は外国馬は判らないものだから評価を下げる傾向がある。
馬を見る眼がある人の評価はどうかなのだが、自称で馬を見る眼を持っているとか言う人では、人気動向も見ながら馬を評価しているので、結局は人気馬を主体にしてしか馬を評価できない。
赤信号みんなで渡れば怖くないの例え通り、大方の予想に乗っかっていれば恥じはかかないだろうと思っているのだろう。
エリザベス女王杯のスノーフェアリーのようなとんでもない逸材の馬すら簡単に見逃すのだから、馬を見る眼があるなどと言う人は安易に信じるべきではない。
競馬は1番人気の馬を自信を持って無視できるレースの馬券のみを買うべきではないだろうかと最近は考えている。
そうでないと的中しての余り儲からないのである。
今回のジャパンカップでは、外国馬を自信を持って軸に出来る人のみが参加するべきだろう。
仮に、それで選んだ馬が連に絡んだ場合には、その人は競馬の資質を持っている。
他人の考えを気にする人は競馬には向いていない。
OブエナビスタやJナカヤマフェスタを本命対抗にして予想している人は、競馬予想屋とは言えず人真似猿に近いと私は考えている。

2010年11月21日(日)
今日は京都でマイルチャンピオンシップ(GT)が開催される。
東京の1600mなら直線が長い分追い込み馬がやや有利なのだが、京都の平坦なコースでは先行馬が有利だろう。
尤も、これはレースのペースがどうなるかで全く変わってしまうので、レベルの低い騎手が自滅的な逃げを打ったような場合は先行馬は総崩れとなる。
馬場状態も重要であるが、最近の馬場の管理は良くなってきているので、6日目の京都でも極端な内と外の差は無いのではないだろうか。
昨日の福島のような場合は、馬場の管理が悪くてめちゃくちゃな結果になる。
あんなひどい所で10日間も開催しているJRAにはあきれてしまう。
福島記念も万馬券だったし、あんな結果では自分の首を絞める事になるのになぜ気が付かないのだろうか。
競馬なんてお金を失うだけで馬鹿馬鹿しいと競馬から足を洗う人が増えるだけである。

さて、マイルチャンピオンシップだが、自分の競馬予想プログラムで馬券を買っていた頃は、他の人の予想など見る事はなかったのだが、現在は休養中なので他の人の予想を覗いて見る事にした。
取敢えず現在(10時半)の人気を見ると、スミヨン騎手のGダノンヨーヨーが単勝3.9倍で1番人気になっている。
あの成績だけを見ればそうなるのかも知れないが、闘ってきたレースと馬の状態のピークがそう長くは続かない事を考えれば、やや人気過剰だろう。
出走18頭の中で、単勝万馬券の馬が2頭いるので、この両馬は無条件に除外すべきだろうと思う。
GTレースで、単勝万馬券の馬が1,2着に絡んだのを私は見た事がない。(探せばあるかも知れないが)

Gダノンヨーヨーに匹敵する馬を探してみると中々見つからない。
判らないから外国馬だろうと言う事なのかOサプレザが人気になっているが、先週のエリザベス女王杯のスノーフェアリーのようにいくのかどうかはかなり疑わしい。
日本人は何かあると直ぐに考え方をコロコロ変えるのだが、私は悪癖の1つだと思っている。
外国の実力馬でも、日本の馬場に合わなかったり騎手が不慣れの不利は否めない。
騎手だけで選べば、人気は無いが福永 祐一 (ふくなが ゆういち)騎手のNゴールスキーが挙げられる。
格下の馬なのでGTレースで上位に絡む事は少ないだろうが、京都の馬場に慣れている福永騎手なら2,3着ならひょっとしてと考えてしまう。
安定している馬ならPキンシャサノキセキで大負けする事は考えにくいが、7歳馬では軸馬とするには勇気が必要である。
決め手の無い馬だから、3〜5着だろうと考えるのが妥当かも知れない。

さて、他のサイトの予想だが、Oサプレザ、Aスマイルジャック、Gダノンヨーヨーを挙げている人が多い。
私がヘボ競馬評論家だと思っている柏木集保はGダノンヨーヨーだったが、前述のごとく不安要素はある。
私自身はこのレースの馬券は買わないが、買うとしたら柏木集保のヘボ振りに期待して1番人気のGダノンヨーヨーは除外する。

2010年11月20日(土)
今日は東京では東京スポーツ杯2歳ステークス(GV)、福島では福島記念(GV)が開催される。
2歳馬のレースなどと言うのは、例え調教師や管理している厩舎でも、どの程度の力があるのかを見極めるのは困難だろう。
調教が良いタイムで走ったからと言って、それが成績に結び着くのかどうかは疑問である。
馬自身に闘争心が無かったり、レースに参加する意味を理解していなければ、走る能力が高かったとしてもレースで好走する事はない。
金をドブに捨てる気がある人なら別だが、プロが参加しないレースに素人が参加しても運任せの勝負になってしまう。
余程抜けた馬が居ないと軸馬など決められる訳がなく、今回のレースも16頭が出走している中で、単勝人気が10倍以下の馬が7頭も居る。(午前中のオッズ)
悪い事は言わないから、お金のない人は参加しない方が賢明である。
参加していたら万馬券が的中出来たのにと言う人も中には居るだろうが、競馬を単なるギャンブルとして捉えている人は、やがては必ず大損をする。

福島記念も参加は見合わせた方が良いと私は思っている。
福島競馬場は競馬場であって競馬場ではない競馬場である。
私も長年福島競馬場でレースを見てきたし馬券も買ってきたが、あそこの馬場の管理は相当にひどいものである。
めちゃくちゃと言っても良いぐらいで、一言で言えばぬかるみを避けて走れた馬が勝てる競馬場と言っても良い。
大げさには書いているが、判りやすく言えばそう言う事になる。
福島記念も過去に何度も参加してきたが、データをいくら眺めても勝ち馬の予想が出来ない。
従って荒れる事が多くなるのは当然で、信じられないような馬が平気で連に絡んでくる。

どうしても参加したい人のために私の経験からアドバイスをすると、馬の成績よりも騎手で選んだ方が良い。
騎手は新米騎手よりもベテラン騎手の方が利口な乗り方をする。
それと乗り慣れた馬に騎乗している騎手を選ぶ事である。
例えば今回の場合は、Aトウショウシロッコの吉田豊騎手やGアルコセニョーラの武士沢 友治 (ぶしざわ ともはる)騎手を選ぶ事である。
Aトウショウシロッコは人気になっているが、Gアルコセニョーラは成績が悪くてとても買えないと言う人が大部分だろう。
普通はその通りなのだが、毎回同じ馬に乗せて貰っている人は、収入の安定のためにも何とかして勝ちたいと思っているものである。
逆に人気になっていて危ない馬は、中舘 英二 (なかだて えいじ)騎手が騎乗のLミステリアスライトである。
この騎手は勝負に対する執着心が無いので、人気を裏切る事に対しても平気である。
この騎手を見ていると八百長でもしているのではないかと思うぐらい人気馬で惨敗する事が多い。
馬の成績は申し分ないのだが、私が馬券を買うならこの騎手は外して買う。

同じく人気になっているJディアアレトゥーサも騎手が若い丸山 元気 (まるやま げんき)騎手なので不安が一杯である。
馬に力があれば、馬に捕まっているだけで勝てる場合もあるのだが、揉まれる競馬になるとこの騎手では無理である。
勝負への執着心のある騎手と言えば何と言っても小牧 太 (こまき ふとし )騎手だろう。
ファンは良く知っていて、馬の成績からは買いにくい@ナムラクレセントが結構な人気になっている。
敢えて馬券を買うならとして私のヘボ解説を載せて見たが、最初に言ったように好んで参加するようなレースではない。
【後記】
福島記念のレースを見ていたが、最後方を走っていた12番人気のDダンスインザモアが直線で外に持ち出して1番人気のJ ディアアレトゥーサを2分の1馬身離して1着となった。
レースのペースが速かったので先行集団がばてた事と最後の直線で馬場の良い所を走れたのが勝因だろうと思う。
3着の3番人気のAトウショウシロッコはゴル手前で両側の馬に挟まれて抜け出せず審議にもなった。
まともに走れていたら1,2着もあったかも知れないが、挟まれるような所を走った吉田豊騎手が悪い(運も含めて)とも言えよう。
こんなレースは、やる度に結果が変わるのは間違いない。     

2010年11月14日(日)
今日は東京で武蔵野S(GV)、京都でエリザベス女王杯(GT)が開催される。
どちらのレースも全く予想をしていないので私の予想の掲載はしないが、武蔵野S(GV)は毎年荒れる事が多いレースである。
人気を見ると秋山真一郎騎手が騎乗の@ケイアイガーベラが抜けた人気になっているが、この騎手は必ずしも当てにはならない。
器用な乗り方は出来ないので、馬込みから抜け出せずに惨敗と言うケースがある事も考えておいた方が良いだろうと思う。
荒れるとすれば、ほしのあきと結婚を発表したばかりで気分の良い三浦皇成騎手騎乗のNダノンカモンとかが食い込む場合もあるかも知れない。
歳の差の大きいカップルで相手が女優と言う事や騎手と言う職業で、さんざん言いたい放題の悪口雑言の連中がいたが、例え世の中の傾向がどうであっても、成人した男と女が決断した事なのだから祝福してやるのが筋と言うものだろう。
人をけなす場合は、はっきりとした確証と根拠があってしかるべきで、三流週刊誌の受け売りではいただけない。

私が三浦皇成騎手に期待しているのは、考え方のスケールの大きさとその行動である。
いつだったか障害馬が調教代わりに平場のレースに出走していて、その騎手に三浦皇成騎手が騎乗していた事があった。
こんな調教代わりの馬は他の馬の迷惑にならないように最後方を走るのが習わしだし、調教師が指示をしなくても騎手は暗黙でそのような騎乗をする。
観客も調教代わりの馬だろうというのがバレバレなので人気になる事は無い。
三浦皇成騎手でも当然そのような騎乗をするものだろうと私は見ていたのだが、何とムチを入れて先頭集団を走らせていた。
明らかに障害競走馬を平場のレースで真っ向から戦わせていたのには驚いてしまったと同時に感心した。
この騎手は調教師や馬主よりもお客さんを見て競馬をしていると思ったのである。
2度とこの調教師には乗せて貰えないだろうが、男の意地は通したし、見ている者にもそれが伝わって来た。
【追記】
京都のエリザベス女王杯をテレビで観戦していたが、Eスノーフェアリーの圧倒的な力に驚くだけだった。
騎手と馬が一体となって2着に4馬身もの差で勝つ姿を見てしまうと、3冠馬のDアパパネも霞んで見えてくる。
馬の疲れもあるだろうから、あそこまでの差は実際には無いとは思うが、2着のHメイショウベルーガも騎手のレベルでどうこうなるようなものでは無かった。
恐ろしく強い牝馬が世界には居るものだとしか言いようがない。

2010年11月13日(土)
最近は日記を書くのも滞ってしまって、見に来ていただいている方には申し訳ないと思っている。
これは、自分が競馬への興味が薄れてしまって馬券を買わなくなったので、必然的に競馬予想をする事もなくなったからである。
自分は予想をしないので、日記にも書く内容がなくなってしまって、一時期は柏木集保の競馬予想的中頻度などを調べて、その予想結果を掲載していた事もあったのだが、2か月近く調べて全く予想が的中しないのにあきれてしまって、止めてしまった。
たまたま予想が的中しない時期だったのかも知れないが、それにしてもひどいものだった。
競馬は予想が容易なレースもあるが、そんなレースは的中するが配当が低くて儲からないし、穴馬予想をしていると時として大当たりして大儲けできるのだが、穴馬予想は普段は全く的中しないのでつまらない上に大穴を的中させても今までの損を考えるとたいした儲けにはならない。
穴馬予想をびしばし的中させる方法はないものかと研究してきたのだが、そんな方法は無い事がわかった。

馬の状態が悪いのに人気になっている場合があるようだが、馬の状態が良くない事を調教師が話す事は無く、馬主や極一部の競馬関係者だけが儲ける事が出来るようである。
そんな連中がそんなレースに大金をつぎ込んで大儲けしていると言うのが競馬の実態のような気がする。
儲けすぎのJRAと特定の人達だけが儲かるシステム、そんなものがちらちら見えてきたので競馬に興味を失ってきたと言うのが私の現在の姿である。
競馬歴数十年で馬を見る眼があると豪語している人が、競馬では儲ける事が出来なくて情報を売っているのだから、競馬が儲からないのは確かだろう。

2010年11月7日(日)
今日は東京でアルゼンチン共和国杯(GU)、京都でみやこステークスと言う聞いたことのない重賞レースがある。
どちらのレースも好んで参加するようなレースでは無さそうである。
アルゼンチン共和国杯の人気を見たら、1番人気がAトーセンジョーダンで現在は3.2倍になっている。
2番人気が@スリーオリオンで5.8倍だから、抜けた人気になっていると考えても良いだろう。
この馬の問題は騎手で、かっては名をとどろかせた三浦 皇成 (みうら こうせい )騎手なのだが、最近は力が落ちたのか乗せて貰える馬に恵まれないのか、競馬よりも女に興味があるのか最近の成績はさっぱりである。
ここ20戦の成績を見たが、1着が1回、3着が1着のみである。
そうは言っても、20戦の中で1番人気が1回と3番人気が2回の成績であるから、馬に恵まれていないというか、誰かの恨みでもかって嫌がらせを受けているのかもしれない。
そんな中での久々の重賞競走の1番人気だから、本人は勝つつもりだろうし、周りも勝つと信じている事になる。

心配な点は、三浦皇成騎手はこの馬に乗り慣れている訳ではない点と、前走(10月15日)で内田 博幸 (うちだ ひろゆき)騎手がこの馬に乗って勝っているので、乗り慣れている@スリーオリオンとAトーセンジョーダンの力を把握している点にある。
両馬に力差があるなら、内田博幸騎手ならどちらが勝つかは判っている筈である。
本来はより強い馬に乗る筈であるが、馬主の関係で義理を優先させる場合もあるので@スリーオリオンがAトーセンジョーダンよちも強いうまだとは一概には言えない。
三浦皇成騎手にしても、折角良い馬に乗せて貰えても惨敗でもしようものなら、自分の騎手能力を疑われるだろうから必勝態勢で騎乗する事になるだろう。
池江泰寿調教師の馬だから、満足に仕上げていないなどと言う可能性は低い。
技術レベルの高い内田博幸騎手の馬に主力をおくか、背水の陣(崖っぷち)の三浦皇成騎手に主力をおくか迷うところである。

その他の人気馬と言えば、Hジャミールの6.0倍、Gトリビュートソングがいるが、ややインパクトが低いと私は考えている。
ハンデ戦なので51KのFコスモヘレノスあたりが割り込んでくる事も絶対無いとは言えないが、こんな馬を軸にするわけにはいかないだろう。
巷の予想も人気馬が勝つ可能性が高いと見ている人が大部分なのだが、競馬は不思議なもので1,2番人気で決着する事は極めて少ない。

2010年11月6日(土)
今日は京都で2歳馬のファンタジーS(GV)が開催された。
2歳馬のレースなどは素人が手を出すようなレースではないので、私は馬券を買うどころかレースも見ていなかった。
夜にJRAのレース映像を見たが、4番人気、7番人気の決着で8000円近い配当になっていた。
1着から5着までは首ハナ差ぐらいのレースだったから、馬の実力差などは判らないし、馬自身もレースを理解して走ってはいないだろう。
レースを見ても今後の参考にするには余りにも危険なので、2歳馬のレースには参加をしない方が良い。
競馬関係者でも怖くて手を出せないはずである。

2010年10月31日(日)
東京は競馬が中止になったが、京都のメインレースのスワンステークスは開催された。
荒れるのではないかと思っていたが、3番人気、9番人気で決着して8000円台の配当になった。
実力馬のCジョーカプチーノが+38Kの馬体重では、さすがに満足な調教をしていたとは思えず人気が無かったのは当然だろう。
それでも3着に残れたので、抜けた力は持っているようである。
騎手が武豊だったら、2着もあったかも知れないが、いずれにしても満足に調教もしていない馬をレースに出すのは、競馬ファンを舐めきっている。

昨日のレースは終わったレースなのでこのぐらいにして、今日の天皇賞を考えたいと思う。
Aブエナビスタが、圧倒的な1番人気になっている。
ただ、騎手がC.スミヨン (くりすとふ すみよん )騎手なので、昨日のスワンステークスで1番人気のエーシンフォワードに騎乗して8着だったのに不安を覚えるのは私だけでは無いと思う。
持っている技術レベルは高いので、日本の馬場に慣れるだけの事であるが、騎手に過剰な期待はしない方が良いだろうと思う。
人気を背負っているので前で競馬をする事になるのだろうが、馬場の悪い東京でどこまで馬が踏ん張れるのかが問題である。
Aブエナビスタが圧勝するような事は無いだろう。

レースは、酒井 学 (さかい まなぶ)騎手のGシルポートあたりが自滅の逃げをするだろうからスローペースになるとは考えにくく、馬場が悪い事を考えると先行馬はゴール手前で足を無くしてしまうと考えるべきではないだろうか。
そうなると外に持ち出した後方からの追い込み馬が届くだろうと考えるべきではないかと思っている。
馬場状態の読みに優れているベテラン騎手には要注意と言わなければならないだろう。
そうなるとFペルーサやIシンゲン、Mネヴァブションにもチャンスはあると考えるべきだろうと思う。
3歳馬ではQアリゼオもスワンステークスを勝った福永 祐一 (ふくなが ゆういち)騎手が騎乗しているので、2,3着ならあるかも知れない。
馬と馬場の状態だけは良く確認した方がよさそうである。

【追記】
終わって見ればAブエナビスタの大圧勝で、私のヘボ振りが露呈してしまった。
展開的には予想に近いものだったが、悪いと思っていた馬場が悪くなく、今週からBコースになったことで先行馬の脚色が衰える事が無かったのがAブエナビスタの圧勝につながったと思う。
私はパドックでAブエナビスタが落ち着き過ぎているような感じがして、馬が良く見えた2番人気のKアーネストリーから5点流して馬券を買ったのだが、結果的には失敗だったようである。
これも結果論だが、3連複で買うレースだったのかも知れない。
私は兎も角、多くの人が的中出来ただろうから、競馬界にとっては良かったと思っている。
強い馬が勝てない競馬は競馬では無いのである。

2010年10月30日(土)
台風14号の影響による競馬開催を考慮して、金曜日には明日行われる天皇賞の前売りを中止しているようである。
競馬が飯よりも好きだと言う人もいるだろうから、天皇賞の開催が中止になればがっかりする人も居るかも知れないが、競馬の場合は代替開催は必ず行われるようなので、日曜日に中止になったとしても大きな混乱は無いだろうと思う。
むしろ、馬場が悪い状態で走らせられる方が馬にとっては負担が大きく、レース中に馬が故障(複雑骨折)して予後不良(安楽死)させられる馬が後を絶たないので、天候が悪くて馬場が悪い場合は開催を中止すべきなのだろうが、人間の都合だけで競馬は開催されるので雪でも降らない限り競馬が中止になる事はなさそうである。
今回の決定も競馬場の状態よりも、馬の輸送に問題が生じる事を考慮しての事だろう。

今日は京都のメインでスワンステークス(GU)が行なわれるだけである。
特に抜けた馬が居る訳では無くて、本来ならNHKマイルカップ1着のCジョーカプチーノが1番人気になるべきなのだろうが、ダービーがビリでは藤岡 康太 (ふじおか こうた)騎手の技量を考慮して見限る人も多いのではないだろうか。
それでは、スミヨン (くりすとふ すみよん )騎手が騎乗するEエーシンフォワードが1番人気になるのかと言うと人気にはなるだろうが、この馬は前走の安田記念で惨敗しているだけに絶対的な信頼は寄せにくい。
騎手人気で小牧太騎手のMファリダットあたりが穴馬として人気を集めるのではないだろうか。
下手すると、大荒れで天皇賞を前にして大損をする事も考えられるので、お金の無い人は参加すべきレースではなさそうである。

2010年10月24日(日)
今日は京都のメインレースで菊花賞(GT)がある。
昨日の富士ステークスなどとは異なって、このレースには軸馬が存在している。
単勝1番人気のIローズキングダムである。
私は最近は競馬の興味を失っているので詳しく検討した訳ではないが、神戸新聞杯のレースを見ているとこの馬には他の馬を抜かせない根性があるような気がする。
騎手も武豊だし、余程馬の状態が悪くない限り2着以内は確実だろうし、そうでなければならない馬だろうと思う。
去年はこのような馬が惨敗ばかりして、競馬の興味を失う結果になったのだが、今年はまさかそんな事はあるまい。
かってのディープインパクトのように期待に応える馬であって欲しいものである。

2010年10月23日(土)
今日の東京メインレースの富士ステークス(GV)や次回開催の武蔵野ステークスは毎年荒れる事が多いレースとして知られている。
長年競馬をやっている人間なら、当たり前に感じている事なのだが、荒れそうだと判っていても競馬は的中させる事は極めて難しい。
堅い馬券の組み合わせなら数種類程度なのでピックアップできるのだが、荒れる馬券の組合わせなどは無数といって良い程存在するので、組み合わせを絞れないのである。
何故荒れるかと言うと、抜けた有力馬が出走していないためであって、こんなレースはレースの度に着順が変わる。
従って、こんなレースは予想は無理なレースなので、まともな競馬ファンなら馬券を買わないか、遊びでバラ券を少々買う程度である。

こんなレースをもっともらしい理屈をつけて予想するのは、無責任な競馬評論家と素人の予想サイトぐらいなものだろうと思う。
今年の富士ステークスの結果も、1着馬こそ2番人気の馬だったが2着馬が14番人気、3着馬が13番人気の馬で馬連は2万馬券、3連単はなんと100万馬券になっている。
但し、1,2着は1馬身以上の差があったが2着から6着までは0.1秒差の頭、首差程度なので結果が常に変わりそうである。
6着までの馬に1番人気の馬も含まれていたので、このレースは1,2番人気の順当な結果になる可能性も高かったレースだった。
こんなレースを見ていると、競馬は儲からないと言うのが実感できるし、まともに予想ができないレースを屁理屈をつけて予想をしている連中が腹立たしく思えてくる。
競馬を衰退させているのは、こんな連中なのかもしれない。

2010年10月17日(日)
今日は京都で秋華賞(GT)があり、東京では府中牝馬ステークス(GV)がある。
GTレースの秋華賞ぐらいは馬券を買ってみようと思っているのだが、巷の予想を見ると堅そうなレースのようである。
抜けた1番人気のNアパパネと2番人気のCアプリコットフィズのどちらかか、両方が連に絡むと見るのが妥当なようである。
特に武豊騎乗のCアプリコットフィズは、武豊騎手が騎乗なので馬の状態さえまともなら3着までを外す事はなさそうである。
女心と秋の空と言うように、牝馬心も秋の空だから秋華賞と言えども大荒れになった時もあったが、晴天の京都競馬場では雨は振らないような気がする。
人気が偏るようなら、参加は見合わせる事にしようと思う。

2010年10月16日(土)
最近は競馬をやらないで何をやっていたのかと言うとゲームプログラムを作成しておりました。
これが取敢えず完成した 野球拳ゲームの処女作 です。
私自身はプログラムの知識は多少はあると言っても、イラスト関係は全くの素人であるし、その才能も無いので絵の部分は盗作まがいのものなのだが、それは徐々に勉強していきたいと思っている。
生まれながらにして才能のある人などは居ないと私は思っているし、最初は人の真似をしながら人間は成長して行くものだと思っている。
絵に限らず大工にしろペンキ職人にしろ、あらゆる技術は人の真似をして人の技術を覚える事から始まるのだと私は考えている。
昨今は、判らない事があればインターネットで検索すれば大概の事は他の人の書き込みや教えて貰えるので、判らない事があれば他人に聞けば誰でも教えてくれるものだと思っている若い人は多いようだが、私はかなり甘い考え方だと思っている。

人から聞くだけで育った人間は、そのレベルから一生抜け出す事は出来ない。
首相の国会答弁のように、官僚が作成したとしか思えない答弁書を丸読みするだけの人間は、そこまでだけの才覚の人間で終わってしまう。
昔は人の技術は盗んで覚えろと言っていた時代が日本にもあったが、この意味のなかには技術を隠すと言うよりも、教えられたままでいるよりは自分で努力して才能を磨き発展させる要素が含まれていたような気がしてならない。
独創性を失った人間は、単なるロボット人間としか私には思えないのだが、こんな人間が日本には多くなったような気がしてならない。
マニュアルが無いと行動できない人間が多いと、いかに発展する力を失った状態になってしまうのか、今の日本の姿がそれを教えてくれている。

2010年10月10日(日)
本日の京都大賞典は1、2番人気の決着だったので、多くの人は的中できたと思うのだが、儲かった人は少ないだろう。
毎日王冠は1番人気のAペルーサが出遅れたためか5着の波乱で、7680円の配当だった。
今一つすっきりしないレース結果だった。
私は、最近は馬券を買わないどころかレース観戦もしない事が多くなった。
来週は秋華賞(GT)があるので、予想は兎も角としても馬券ぐらいは買ってみようと思う。

2010年10月9日(土)
書く内容が無い。

2010年10月3日(日)
今日のスプリンターズSは観戦はしていたのだが、馬券は買わなかった。
他人の予想で馬券を買っても良いのだが、自分の予想が外れるのは気にならないが、他人の予想が外れるのは気分がわるい。
結局馬券は買わない事になる。
スプリンターズSは降着があって、2位入線のAダッシャーゴーゴーが4着である。
馬がよれたと言うよりは、強引に内側に切れ込んでいったように見えた。
川田将雅騎手では、そんな乗り方もするだろうと思って思ったが、Aダッシャーゴーゴーから買っていて、降着にならなければ的中した人は今日は眠れないだろう。
Bサンカルロから馬券を買っていた人は更に悲劇的なレースだった。
レースを壊す騎手がいると、競馬は全くつまらないものとなる。

2010年10月2日(土)
いよいよ秋の競馬シーズンに突入した感じで重賞競走が目白押しである。
去年の今頃なら競馬予想に没頭していたのだが、今年はさっぱり気が乗らない。
いつまでこんな状態が続くのだろうか。

2010年9月26日(日)
日記を書くのが遅れてしまいました。
特に用事があったとか、体調が悪かったと言う事ではなかったのですが、書くこともないし、いいやと思っていました。
中山メインのオールカマー(GV)と阪神メインの神戸新聞杯(GU)を見ていたのですが、先に神戸新聞杯があって、圧倒的人気のBローズキングダムとDエイシンフラッシュの2番人気、1番人気で決着しました。
競馬の常識をしっている人なら、この2頭で決まるだろうと思っていたし、実際にもその通りの結果になりました。
競馬は本来は予想出来なければならないものです。

配当を見て驚くのが馬連のB−D249円と言う安さです。
これでは1点買いしか出来ません。
馬券を買う金額に重みの差をつけて3頭のBOXで買う方法もあるのでしょうが、それでも堅く決まったのでトントンがやっとでしょう。
この配当は、競馬の将来を暗示していると思います。
つまり、競馬は荒れれば余程運が良くない限り儲かりませんが、堅く決まって的中しても配当が低くて儲からないと言う事です。
不況で、一般庶民の懐にはお金が無くなってしまいました。
競馬が好きな人も、馬券を買うレースは少なくしなければなりません。
それで的中したと思っても赤字になる事さえあるでしょう。
これでは私のように競馬に興味を失ってしまう人も増えるでしょう。
こんな競馬に誰がしたのでしょうか。
競馬の崩壊も近いような気がしてなりません。

2010年9月25日(土)
土曜日の日記を日曜日に書くのは初めてではないかと思う。
普通の日記なら土曜日の日記を日曜日に書くのは当たり前なのだが、競馬日記の場合は予想を掲載するので土曜日の日記を木曜日に書いた事もあったのだが、今はあれほど競馬に入れ込んでjはいない。
昨日の中山メインのセプテンバーステークスも東京テレビ(12ch)で見ていたのだが、1着から6着まで各馬が首差のレースで、16番人気(最低人気)の@ダンディーズケアが3着だったので、3連単は82万馬券になっていた。
800万馬券でもおかしくはないと思うのだが、1,2着を数頭で固定して3着は総流しで買っている人は多いのだろう。
そう言えば、過去に汐留特別はJRAの5本の指に入るぐらいの高額配当を記録したレースではなかっただろうか。
暑さが引いて馬の体調の変化が激しいこの時期は、荒れる要素が多いのだろう。
中には満足に調教しないで出走させている調教師も居るだろう。
私は、気が向かなければ馬券を買う事はない。

2010年9月20日(祝)
今日は月曜日だが祝日である。
競馬も開催されていて、阪神で阪神ジャンプS(GV)、札幌でエルムS(GV)が開催されている。
私は去年の秋頃から競馬に興味を失ってしまって、去年は重賞競走の馬券は必ず買っていたのだが、今年は気に入らないレースの馬券は買わなくなったし、夏競馬も今年はほとんどパスしていた。
自分で競馬の予想をやらなくなったので、素人の予想サイトを見て馬券の購入の参考にすることもあるのだが、めったにしか的中できないようである。
競馬評論家なら少しは増しなのかと言うと、競馬評論家の柏木集保がどのぐらい的中するのかを1〜2か月見てきたのだが、全く的中しないので昨日で調べるのは止める事にした。
余りにもレベルが低いので、もう疲れ果ててしまったのである。

それで日記に書く事も無くなってしまったので、今日は月曜日でもあるし競馬には関係のない話を書こうと思う。
以前は競馬予想プログラムを作成していたのだが、ふとした事からゲームプログラムを作成してみようと言う気になった。
最初はエクセルで5択クイズなどを作成していたのだが、野球拳ゲームを作成してみようと思うようになった。
野球拳ゲームとは、男と女がじゃんけんをして敗けた者が着ている衣服脱ぐもので、脱ぐものが無くなった時点で終了である。
男でも女でも全裸になった姿を晒す事になるのだが、今でも男だけの社員旅行などで夜の宴会にコンパニオンを呼んでやっているのではないだろうか。
インターネット上でもこのゲームは数多く掲載されており、私も何箇所かでゲームをやって見た。

このゲームを作るとなると当然ながら女性の裸の絵を描かなければならない。
男の裸なら熟知しているので得意だが、いざ女性の裸のあの部分を描くとなると結構難しい。
要は女性の逆三角形の下方部分に縦に線を入れるだけなのだが、若い女性の場合はどの辺りから線を入れれば良いのだろうかとか、始点は丸みを帯びているのだろうかとか、あの部分のふくらみ具合はどうなっているのかとか考えたら切りがないのである。
全部を毛で覆えば簡単だろうと思われがちだが、髪の毛のサラっとした感じをそれらしく描くのはプロでも大変に難しい。
ベタ塗りではつまらないし、1本1本描くのでは見るからに嫌らしく汚らしい感じになってしまう。
出来る事なら単なるエロ画像ではなくて美しい女性の裸を描きたいものである。

何はともあれ女性の裸を見るのが先だろうと思って、内外のエロサイト巡りが始まったのである。
エロサイトを初めて見る訳ではないのだが、こんなに集中して見た事はかってなかった。
お蔭で汚らしいだけのつまらない内容だと思っていたエロサイトにも新しい発見が出来たし、教えられる部分があった。
話が長くなるのでこのぐらいにするが、エロに嫌悪感を持っていない方は、最近私が見た Zhai Ling(ジャイ・リン)について をご覧いただきたいと思う。
これに関しては、特に中身がある(ためになる)内容がある訳では無い。

2010年9月19日(日)
今日は中山競馬場でセントライト記念(GU)、阪神競馬場でローズステークス(GU)が開催される。
いよいよ秋競馬が始まったと実感できる。
ローズステークスには,Dアパパネが出走しているので、軸馬としては最適だろうと思う。
何しろ2冠馬であるし、余程のことが無い限り連を外す事は無いと思う。
去年のように重賞競走の有力馬が惨敗ばかりして、万馬券続出にでもなったら、今度こそ競馬ファンは離れてしまうだろうから、JRAもコースに有利不利は少なくなるような管理にしているだろう。
常識的に考えて、Dアパパネを軸にして3点も買えば的中すると思う。

幸いな事にヘボ競馬評論家の柏木集保はセントライト記念を予想していたから、ローズSは人気サイドの決着になりそうな気がしている。
彼が軸馬にすると堅い本命でも惨敗ばかりするので、碌な事がない。
相手馬は、人気通りBオウケンサクラやFアグネスワルツで大丈夫な筈であるが、EアニメイトバイオかKエーシンリターンズを加えても良いと思う。
的中しても儲からないレースではあるが、的中癖をつけておかないと勝負運は向いてこない。

【ローズSの結果】
1着馬がEアニメイトバイオで2着がHワイルドラズベリー、3着がKエーシンリターンズだった。
1番人気のDアパパネは4着だった。
私はこのレースをDアパパネを軸にして4点買っていたのだが、外してしまった。
プラス体重とゲート入りを嫌がっていたのが気になっていたのだが、そのせいか実力なのかは判らない。
セントライト記念は1着がLクォークスターで2着がNヤマニンエルブだった。
柏木集保は、Nヤマニンエルブを軸にしていたが、対抗がAアロマカフェとKダークシャドウで、押さえがDフェイルノートだった。
1着の4番人気Lクォークスターは無視していたので、今日も予想は外れだった。
この評論家は予想がさっぱり的中しないので、もうからかうのは止める事にしました。
私もこんな競馬評論家と長く関わりたくはありません。
最近は、運が逃げてしまったような気がします。

2010年9月18日(土)
今日も競馬評論家の柏木集保の予想結果を見てみる事にしたいと思う。
比較的堅そうな予想なのだが、まるっきり予想が的中しないので、今週でからかいは止める事にした。
毎週素人以下の予想では、話にならない。
きょうは中山のメインレースながつき賞の予想で、軸馬は圧倒的1番人気のDランフォルセである。
対抗が2番人気のEインラリオ、Aケイアイドウソジン、@パワーストラグル、Hラターシュである。
このレースは私もパドックを見ていたが、気合のりの良いEインラリオと1番人気のDランフォルセで決まりだろうと思った。
堅いとは思ったが、1,2番人気では配当が低くて1点買いでも買う気がしない。
結果は、1番人気のDランフォルセが出遅れて、大外をまくり気味に追い上げたせいか3着止まりで、1着が@パワーストラグル、2着がEインラリオだった。

Dランフォルセが出遅れたとは言え、今日も柏木集保は2番人気、3番人気で決着したレースを的中出来なかった。
情けない、恥ずかしい、素人、競馬界のゴミ、何と形容して良いのか言葉が見つからない。

2010年9月12日(日)
最近はレースが終わってから日記を書くのが常となってしまった。
これは自分が馬券を買わないからで、馬券を買わないのでレースの予想もやらない。
レースの予想もやらないので、日記に書くネタもない。
仕方なく昨日の日記に書いたように、競馬評論家のからかいをやっているのだが、人選を間違えたようで柏木集保はレベルが低すぎる。
日刊競馬の看板評論家だと思っていたのだが、3〜4流の競馬評論家のようである。

何割程度の的中率の競馬評論家なのかを調べようと思っていたのだが、何時になったら予想が的中するのかの状態が続いている。
私は競馬評論家ではなくて競馬コメディアンだと思っている井崎脩五郎でもここまでひどくは無い。
今日のみんなの競馬を見ていたが、女性アナウンサーは2レース的中させていたし、井崎脩五郎も1レース的中させていたと思う。
そこで柏木集保の今日の予想だが、京成杯AHを予想していて、軸馬は1番人気のIセイクリッドバレーで、対抗馬はFファイアーフロートとJテイエムアタック、押さえの馬を他に4頭もピックアップしているから、本命と対抗のボックスと本命からの流しを買えば馬連でも7点買いになる。
結果はと見ると、軸馬のIセイクリッドバレーは9着で外れ、対抗の2頭でも決まらなかったから、今日も大外れだった。
いつもの事とは言え、これでも長年競馬評論家の看板を掲げているのだから、あきれてしまう。
この間も書いたような気がするが、日刊競馬が廃刊になるのも時間の問題だろう。

2010年9月11日(土)
最近は競馬への興味を失ったので競馬評論家のからかいをやっている。
以前に毎週かかさず見ていた競馬のワイド中継でメインの解説をやっている柏木集保のからかいをやっている。
競馬評論家やパドック解説者はどれもレベルが低くて無用の長物なのだが、柏木集保が一番長く見てきたのでピックアップしているのである。
解説内容が単調で自分の話に自分で酔いしれるタイプで、話もつまらない人なのだが、競馬の予想は格段にひどい。
私が競馬を始めた頃を除いて、この人の解説を参考にした事はなかったのだが、最近は日記に書く事もなくなったので、柏木集保の予想がどの程度的中していつものなのかを調べる事にしたのである。
調べ始めてから、2、3週間は確実に過ぎたが、驚いた事に的中したのを見た事がない。
軸馬1頭に相手馬を5,6頭挙げているのだが、4番人気ぐらいまでの馬を軸にしているのだが、その軸馬が2着にも食い込めないのである。
1,2番人気で固い決着で決まった事も数回はあるのだが、そんな時に限って軸馬を1,2番人気から外している。
買い目は示していないが、ピックアップ馬を見ると毎週6,7点は買わなけれならないのだが、数週間全敗では柏木集保の予想で馬券を買っている人は大赤字だろう。
今までもサイトに掲載されていて競馬予想を売っている人の的中率を数年間調べた事があったが、ここまでは予想が外れなかった。

で、今日の予想は紫苑Sだが、軸馬はBブルーモーメントのようである。
人気が拮抗しているのだが、1番人気は恐らく@コスモネモシンで差が無い2番人気がGクリスティロマンスではないかとオッズ上からは推定できる。
BブルーモーメントもFディアアレトゥーサもMフローリストライフも差がないので、5頭がひしめきあっている状態である。
こんなに予想が難しいのでは、柏木集保には予想は無理である。
まぐれでもおきないと的中しそうもないが、まぐれはあくまでもまぐれの確率でしか当たらない。
今日も赤っ恥をかくのではないだろうか。

【紫苑Sの結果】
1着馬は2番人気のFディアアレトゥーサで2着馬は6番人気Jクラックシード、3着馬は1番人気の@コスモネモシンだった。
馬連の配当は、F−Jで2450円でした。
柏木集保の軸馬のBブルーモーメントは3番人気だったが、7着だった。
今日も全部で7頭ピックアップしていたのだが、2着馬は全く無視しており、いつもの通りカスリもしない予想だった。

2010年9月5日(日)
今日は新潟で新潟2歳S(GV)、小倉で小倉2歳Sがあるが、どちらのレースも完全にパスでレースを見る気も起きなかった。
例によって柏木集保の予想も的中したのか見てはみたが、まともなレースも的中出来ない競馬評論家が2歳馬のレースを的中できる訳がなく、全くカスリもしないひどい予想だった。
調べて見るだけ時間の無駄だった。
夏競馬もようやく終了したが、競馬をやろうと言う気力が湧いてこない。
自分の予想が的中するようになれば、気分も変わってくると思うのだが。

2010年9月4日(土)
競馬がつまらなくて興味を失ってしまった。
今日の全てのレースはとっくに終わっている時間に、この日記を書いているのだが、柏木集保の低レベル予想が的中したのかぐらいは確認しようと思って、予想サイトを見たのだが、明日の予想に切り替わっていて予想が的中したのかは、不明である。
新潟のメインレースは1番人気と4番人気の組み合わせだったので、素直に人気通りの予想をしていれば、馬連920円の配当は得られたと思うが、柏木集保の場合は時々軸馬を変な馬にしている場合があるので、外しているかも知れない。
3流競馬評論家の予想が的中しようがしまいが、私は参考にする事は無いので、どうでも良い事ではある。
柏木集保は日刊競馬の社員だが、競馬新聞を買う人は少なくなる一方なので、やがて廃業しなければならないのは目に見えている。
競馬新聞に限らず、一般新聞でも購読している人は減少しているのは間違いがない。
まだまだ惰性で新聞を見ている人は多いが、新聞の役割と言う点から見れば、その役目は完全に失ってしまった。
多少のリサイクルはあるが、典型的な資源の無駄な事業なのである。
時代の流れに取り残されていく産業はまだまだ多い。
当たり前だと思っている電気やガスや水道などの事業が形を変えるのが真近いのも確かである。
効率の良い太陽光発電ができるようになれば、原子力発電所も不要になるだろう。

2010年8月29日(日)
競馬に対する興味が薄れてしまって馬券は買ってないのですが、レースは見るようにしています。
集中力が途絶えると競馬は予想ができませんので私は予想は行いませんが、人気動向とか他の人の予想は見ております。
今日の新潟記念の人気動向は(前日)、武豊騎手騎乗のCスマートギアが1番人気で3.8倍、2番人気がBメイショウベルーガで6.9倍、3番人気がFスリーオリオンで7.1倍のようである。
10倍以下は、他に無くDサンライズベガやGナリタクリスタルが11倍弱である。
新潟記念は3連単で100万馬券が出た事もあり、ハンデ戦である事、夏場である事、新潟特有の有利不利のあるコースでは何が起きても不思議はない。
CスマートギアとBメイショウベルーガで決着する確率は極めて低いと私は見ている。(勘の要素が多いが)

3流競馬評論家(と私は思っている)の柏木集保は、軽量52kgのダイワジャンヌを軸にしているようだが、まともな競馬評論家なら押さえの馬だろう。
相手馬もたいした根拠もない馬を挙げており、今回もまぐれ当たり程度の期待しか出来ない。
私が注目している予想屋さんは、本命をCスマートギア、対抗をMマルカシェンクにしていたが、落馬後の武豊騎手には私は少なからず不安を抱いている。
先週までに20戦して4勝を挙げているので悪くは無い成績なのだが、直線の追い出しを掛ける瞬間に落馬の不安を抱かないものだろうか。
つい身を引いた追い出し方をするのではないかと、私は懸念している。
Mマルカシェンクは成績が悪くて人気が無いが、面白い選択だと思う。
何と言っても騎乗する蛯名騎手が新潟で絶好調であるのが良い。
柏木集保もハンデ軽い馬でなくて、こんなハンデの多い馬を軸に出来たら、2流程度の競馬評論家になれると思うのだが、やはり、無理なんでしょうね。
ハンデ戦の基本はハンデの多い馬を狙えと言うのが理に適っているのだが、それすら忘れてしまっているようです。

私は遊びでMマルカシェンクを軸にして、EトウショウシロッコとCスマートギアとNダイワジャンヌの3点を買ってみたいと考えています。
自分の買う馬券を公表して的中したためしは無いのだが、それこそまぐれ当たりが起きてくれないかと密かに期待をしている。
【追記】
今日のレース結果ですが、1着は5番人気のGナリタクリスタル、2着が10番人気のEトウショウシロッコ、3着が4番人気のDサンライズベガでした。
私は15番人気のMマルカシェンクを軸にして3点(300円)を購入したのですが、Mマルカシェンクは8着でした。
大差の負けのようですが、大接戦のレースで8着までは0.2秒差のレースでしたから、もう少し距離があったらどうなったか判らないレースでした。
遊びで馬券を買うような弱気な姿勢がいけなかったような気もしました。
1番人気の武豊騎手のスマートギアは6着、2番人気のBメイショウベルーガは4着でしたから、概ね人気馬は走ったレースと言えるかも知れません。
3流競馬評論家の柏木集保が軸にしていたNダイワジャンヌは9着で、対抗のLスマートステージは13着、Oアルコセニョーラ14着で最初から結果が判り切ったような馬をピックアップしていました。
こんな低レベルの競馬評論家は一刻も早くテレビから消えていただきたいものです。

2010年8月28日(土)
毎週、競馬評論家の柏木集保の予想が外れた場合のからかいをやっている。
柏木集保なのは、私がテレビ(TVK)で10年ぐらいは見ている競馬番組のメイン解説者であって、あまりにもとんちんかんな予想ばかり行っているので散々馬鹿にしてきたからである。
予想が当たらないのは実感してはいたが、実際に調べた事はなかったので、数週間前から日刊競馬のコラムに記載している予想と実際の結果がどの程度なのかを調べている。
時に触れて競馬評論家無用論を私は唱えているのだが、思いのほか競馬評論家の予想の的中率が良い場合もあるかも知れないと思って、その確認のためである。
一般的に、競馬評論家と呼ばれる連中は、過去の実績を主体とした堅い予想を行うので、配当は低いが的中率は悪くなく、平均的には3割程度は的中するものである。
ただ、柏木集保の場合は極端なタイム重視派の人間で、過去のタイム(持ちタイムやペース)が次のレース結果に反映すると考えているようである。

私のように競馬予想プログラムを作成している者から見れば、持ちタイムや上りタイムはレースの行われた場所や馬場状態や展開次第でどうにでも変わるものであり、このデータだけで競馬が予想出来る程単純ではないと思っているのだが、何年経っても分厚い過去の記録データを見ながらの単調な予想しか出来ないようである。
これで日刊競馬の主要な競馬評論家の一員であり、TVKの計競馬番組のメインキャスターを務めているのだから、私には不思議としか言いようがない。
競馬評論家のレベルが低い(予想が的中しない)のは、競馬の人気の低迷の一因にもなっていると思うのだが、ノー天気なJRAは全く無関心のようである。
具体的に予想を調べ始めて3週間ぐらいになるのだが、全く予想が的中しないのにはあきれてしまった。
結構人気馬中心に予想をしているのだが、堅い決着になった場合でも、そんな日に限って1番人気馬を軽視していたりして予想が的中しないのである。

今日は新潟の朱鷺ステークスを予想していたのだが、出走取消になったショウナンアルバを軸にしていたのだが、1着馬の4番人気のFコパノオーシャンズや8番人気で2着のJワールドハンターは全く無視をしていた。
7頭もの馬(内1頭は取消)をピックアップしていて、このありさまだから、予想能力のレベルの低さが伝わってこようと言うものである。

2010年8月22日(日)
今日も私が恒例にしている競馬評論家のからかいをやってみようと思う。
レースはとっくに終了しているので、外れ予想を馬鹿にするだけのことである。
今日の柏木集保の予想レースはと見ると、札幌記念(GU)だった。
軸馬はと見ると、2番人気のGヒルノダムールである。
先週は人気薄(4番人気)の馬を軸にして恥をかいたので、今日はまともな馬を取り上げたようである。
対抗馬は1番人気のEアーネストリーと3番人気の@マイネルスターリーのようである。
押さえ馬として、5番人気のIロジユニヴァースと4番人気のNジャミール、7番人気のDアクシオン、12番人気のKサクラオリオンまで取り上げている。
余りにも毎週予想が外れるので当てたい気持ちが一杯なのが伝わってくる。
買い目で言うと、6−8、1-8、8−10、8-15、8-12、1−6の6点と言えるだろう。

いくら何でも今日は的中しただろうと結果を見ると、6-10の1610円(配当4番人気)の配当すら的中できないでいる。
競馬評論家らしく素直に1番人気になる馬を軸にすれば良いものを、妙なタイム理論を振り回して予想をするからこんな結果になってしまう。
こんなに堅い予想をしながらも、今日も結局は大外れの予想だった。
2着馬のIロジユニヴァースを対抗馬として加えていれば多少は救われたのだろうが、3流競馬評論家では無理なのだろう。
これだけ毎週外れてばかりだと、からかいではなくて外れるのが当たり前の競馬評論家と誰もが思ってしまう。
こんな予想を本気で参考にしている人など、果たして居るのだろうか。
私も散々馬鹿にしてきた競馬評論家なのだが、これほどまで予想の的中しない競馬評論家だとは思っていなかった。

2010年8月21日(土)
今の時期は馬券を買う気が無いので競馬予想もやらない。
日記だけは毎週見てくださる方が結構いるので、出来るだけ書くようにしている。
なにを書くのかと言うと、最近は競馬評論家のからかいである。
メインレースの1時間程前なので、いつもの柏木集保でもからかってみようと思う。
早速彼の今日の予想を調べて見る事にしました。

新潟の長岡ステークスを予想していて、軸はFユキノハリケーンである。
先週の日曜日に1番人気馬を軸にしていて大外れだったので、穴馬を軸にしたのだろうが、Fユキノハリケーンは6番人気(14時30分現在)である。
今日はいつもの訳の判らないタイム理論を振り回さないで、1400mに置ける過去着差が良いからだと言っている。
最近の成績を見ると10着以下が多くて6番人気なのは当然で、2、3着なら偶然もあるだろうが、競馬評論家が軸馬にするような馬では無い。
いくら混戦ムードが高いレースとは言っても、今日も外れて大恥をかくのだろう。
レースが終了したら、いつものように罵倒してやりたいと思う。
テレビ東京のヘボパドック解説者は、このレースではやはり1番人気のQリビアーモを最初に取り上げるのだろうか。
あの男も何時まで経ってもヘボから抜け出せないようだが、あれでもテレビに毎週出ていられるのは何故なのだろうか。

【追記】
レース結果だが、長岡ステークスは1着から5着まで大接戦で1着は8番人気のLファイアーフロート、2着は1番人気のQリビアーモ、3着が4番人気のFユキノハリケーンだった。
柏木集保の軸馬は3着なので惜しかったと言えなくもないが、1番人気が2着に食い込んでいるので今回も外れだろう。
1着馬のLファイアーフロートでも軸にしない限り、この人を賞賛する人などはいないと思う。
テレビ東京のヘボパドック解説者は、今回は3頭を取り上げていたが、なぜか1番人気のQリビアーモは無視である。
こんな時は、いつもなら私は1番人気から流して買っている程なのだが、やはり1番人気が絡んだ馬券になった。
馬を見る眼が乏しい人がパドック解説者をやっているのだから、仕方がない。

2010年8月15日(日)
今日は小倉で北九州記念(GV)、函館でクイーンステークス(GV)がありました。
私はパソコンをいじっていて、馬券も買いませんでしたし、レースは全く観戦しておりません。
昨日の日記で取り上げた柏木集保の外れ予想でも確認しようと思って、予想内容と結果を確認して見ました。
柏木集保は北九州記念を予想していて、軸馬はGデグラーティアで、相手はEサンダルフォン、Oダッシャーゴーゴー、Pストリートスタイルである。
追加で、Aケイティラブを加えている。
軸馬のGデグラーティアは、抜けた1番人気で、Eサンダルフォンは6番人気、Oダッシャーゴーゴーが2番人気、Pストリートスタイルは11番人気である。
追加で加えたAケイティラブは、8番人気で、1,2番人気の馬をしっかりと押さえているのは、競馬評論家らしいと言えばらしいが、妙な穴馬を取り上げているのもらしいと言えばらしい。

早速レース映像でレース内容を確認してみました。
1着は5番人気のCメリッサで2着は3番人気のQスカイノダン、3着はEサンダルフォンでした。
1番人気のGデグラーティアは状態が悪かったのか、内目の経済コースを走り、直線では内ラチの芝の刈っていない部分を走っていましたが、やはり外側が伸びます。
小倉を得意コースにしている福永祐一騎手ならではの勝利でした。

柏木集保は1番人気馬を軸馬にしたにも関わらず、今日も大外れでした。
6番人気のEサンダルフォンが3着に入ったのが救いと言えば救いですが、3番人気で2着のQスカイノダンを全く無視しているので話になりません。
やはり、古臭いタイム理論を振り回して予想しているのが致命的で、今後も予想は期待できないでしょう。
頭で予想を考えないで、一度はトレセンにでも行って馬を見た方が良いと思うのですが、この人には無理でしょうね。

2010年8月14日(土)
今日も競馬はオールパスでした。
又、柏木集保の外れ予想でも確認しようと思ったのだが、コラムが明日の予想に切り替わっていて、当たったのか外れたのか確認出来なかった。
どこの競馬場のメインレースも1番人気は絡んでいたので、ひょっとしたら予想は的中していたのかも知れない。
明日の北九州記念はどうせ外れるだろうから、大外れだったらボロクソ言ってみようと思う。(万馬券的中なら褒めるのだが、見た事が無い)
サイトを見まわしても、レベルの高い人は夏場は予想は行っていないようである。
こんな時期に競馬予想を掲載しても、恥をかくだけであると思うのだが。

2010年8月8日(日)
新潟で関谷記念(GV)、函館で函館2歳ステークス(GV)がある。
どちらにも圧倒的に抜けた馬は居ないので、荒れる可能性が高い。
特に2歳のレースは、競馬関係者でないと予想は無理である。
なぜかと言うと日替わりランチみたいに馬の状態は変化するので、当日がどうであるのかは、その馬を管理している競馬関係者しか判らないからである。
私は今日も競馬はパスである。

【後記】
重賞競走の函館記念は2歳馬のレースなので、競馬評論家でも予想は困難である。
レースが終わってから、新潟の関谷記念の予想結果と実際を確認してみたが、私が見ているテレビの評論家の柏木集保は、1番人気のIスピリタスが軸で相手が2番人気のHセイクリッドバレー、5番人気のLタマモナイスプレイ、8番人気のJキタノリューオー、10番人気のPリザーブカード、3番人気@キャプテンベガ、13番人気のQテイエムアタックと7頭もピックアップしていてBOXではとても買えない馬券である。
軸馬にしたIスピリタスが6着で1着馬のOレッツゴーキリシマは全く無視をしているので今回も大外れだった。
いつも言っているのだが、柏木集保はタイム理論派の予想屋でしかもタイムの単純比較による予想である。
競馬と言うものは、単に持ちタイムでレース予想が出来る程単純なものではなく、レースの展開や競馬場独特のコース形態も考慮しなければならない。
競走馬の状態が良くても様々な要素で結果は異なってくるものである。

新潟の関谷記念に関して言えば、逃げたOレッツゴーキリシマに騎乗していた北村騎手の上手さとコースの利(外枠有利)を活かして追い込んできたHセイクリッドバレーとPリザーブカードがゴール前で2,3着に食い込んできただけである。
新潟のようにコースの外側が極端に有利な状況になっていなければ、2,3着はどうかと思うような内容だった。
1番人気のIスピリタスは、折り合いがつかなくて直線でも柴田 善臣騎手は懸命に追っているのだが、馬に走る意欲がなかったようだ。
柏木集保の話に戻るが、この人は予想理論を根本から見直さないと的中確率の高い競馬予想は無理だろうと思っている。
過去の走破タイムやラップを無視する必要は無いが、それだけで予想を行っていると、いつまで経っても3流競馬評論家のレベルから抜け出る事が出来ない。(的中率は4流だが、口先が2流なので)
競馬専門チャンネルに切り替えようと思っているのだが、サイトの書き込みを見るとグリーンチャンネルでも解説者は不要だとか言っているので、競馬評論家自体成り立たない職業なのかも知れない。

2010年8月7日(土)
今年の夏は競馬から遠ざかっている。
先週の日記にも書いた通り小倉記念は1番人気の武豊を無視した所までは大正解だったのだが、軸馬にしたBナリタクリスタルが全く良い所がなく惨敗した。
それでも4着なのだから、あのレースを100回もやれば何回かはBナリタクリスタルが連に絡むのかも知れない。
最初から当てにはならない馬なのはわかっているので3点を買ってみただけなのだが、棚からぼた餅にはなかなかありつけない。
くそ暑い夏の時期に競馬予想を行うのがそもそも無理な訳で、レベルの低い連中が展開はどうだとか平坦コースがどうだとか、くだらない理由をつけて予想をしている。
結果を見て見ると判る通り、堅く決まったレースは外れ、荒れたレースは堅い予想ばかりしている。
勿論、私はそんな連中に踊らされる事はないので、今日も傍観していた。

2010年8月1日(日)
馬券は買わなかったのだが、昨日のメインレースはテレビで見ておりました。
新潟も函館も1番人気が1着になる点では順当だったのだが、2着が5番人気、8番人気では的中出来た人は少ないだろうと思う。
小倉は引退年齢を過ぎた騎手だと言った安藤 光彰 (あんどう みつあき)騎手の@リッカロイヤルが1着で、10番人気の小牧太騎手のCロザリオが2着で波乱になった。
このレースに参加していても3着の福永騎手のIサバーズから流していただろうから、的中は出来なかったと思う。
今日は小倉では小倉記念があり、武豊騎手が@スマートギアに騎乗している。
現在(前日16時)では幸騎手のBナリタクリスタルに次いで2番人気になっているが、私は無条件で切り捨てようと思っている。

落馬事故で骨折して長期に療養していた人が、直ぐに勝てる程は競馬は甘くないと思っているからである。
これで勝てたら競馬は騎手で決まると考えた方が良いぐらいに思っている。
1番人気はその他に、JバトルバビアンかOサンライズベガの中からの1頭になるのだろうが、人気上位馬同士で決着するかどうかは微妙だろうと思っている。
福永騎手のEホワイトピルグリムや安藤騎手のHアドマイヤオーラも差があるとは思えない。
最近の成績で1着は無いが、Kメイショウレガーロも成績は安定していて2,3着までなら有力だろうと思う。
馬の実力なら確かにBナリタクリスタルが1番だろうと思うのだが、幸騎手では心配な点も多い。

【後記】
小倉記念だけをBナリタクリスタルから3点流して買ってみたが、4着で良い所はなかった。
騎乗が特に悪い訳ではなかったと思うのだが、出来れば4コーナでは外へ持ち出して欲しかったと思う。
Jバトルバビアンから流していても、Qニホンピロレガーロは押さえきれなかったと思う。
Cオースミスパークの乗り方をこの騎手はすると思っていたからである。

2010年7月31日(土)
高校野球の予選試合が終わって、TVK(テレビ神奈川)でも高校野球の中継から競馬中継に切り替わる事になった。
ちなみに、神奈川県の代表(優勝校)はどこかと言うと、東海大相模高校である。
常連だと思っていたが、報道によると夏の甲子園は33年ぶりらしい。
神奈川県に住んではいるが、生まれ故郷ではないし、知っている人が出場している訳でもないので、興味はほとんどない。

では競馬に興味があるのかと言うと、新潟、小倉、函館の開催で重賞レースもないので、こちらにも興味はない。
TV放送のある新潟では、新潟日報賞がメインレースだが、競走馬も騎手も2流以下が多くて結果は全く判らない。
人気もバラバラで運任せのレースになりそうである。
その点函館メインの漁火ステークスは、Hトーセンジョーダンが圧倒的な人気なので、この馬を軸にするかしないかを決めるだけで良さそうである。
常識的には、単勝1.5倍の馬が惨敗するケースは少ない。
小倉は武豊騎手が出場しておれば、武豊騎手から流せば6割方は的中できていたのだが、居ないので次となると福永祐一騎手のIサバーズが有力だろうか。
1番人気は佐藤哲三騎手のDドリームカトラスのようだが、岩田騎手のBリアルプリンスとか、松田大作騎手のAグッドバニヤンが人気通り要注意馬だろう。
大穴なら安藤光彰騎手になるだろうが、引退年齢を超えているので期待は薄い。

あくまで強引に馬券を買えばで予想をしてみたが、本来はどこも参加すべきレースではないと思う。
以前にも書いたが、ローカル競馬は荒れやすい上に、堅く決まった場合の配当が低くて儲からない。
この時期は熱中症にでもかからないように、出来るだけ動かずにじっとしているのが最良の過ごし方ではないだろうか。

2010年7月25日(日)
こんな時期の競馬評論家の予想は大外れだろうと思って確認のために私の嫌いな柏木集保の昨日の予想を見ようと思ったが、ネット競馬にはもう掲載されていなかった。
今時(いまどき)時代遅れのタイム理論を振り回しても、的中できる可能性は低い。
もう少し競馬はタイムを争うものではなくて、勝敗を争うものである事を理解して欲しいものだが、あの人には無理だろうと思う。
故大川慶次郎が唱えた競馬には展開があると言う事を、柏木集保はどの程度理解しているのか疑問に思う事が多い。
彼だけでなく、さすがこの人は競馬評論家だと思った人に巡りあった事がない。
自分の無能さをいかにして話術で切り抜けようと考えている人ばかりのように私には見えてしまう。

今日は重賞競走は小倉サマージャンプと函館記念があるが、配当的に魅力のある函館記念を運試しで買ってみようかと考えている。
無論、目当ての馬が居る訳ではなくて、これから考え始めるのだが。

【後記】
小倉サマージャンプは昨日行われていたレースで勘違いをしてしまった。
JRA-VANの星取表に結果が記載されていなかったので、今日だとばかり思っていた。
JRA-VANの連中も夏バテしているのだろう。
函館記念で柏木集保は2着になった1番人気のKジャミールを軸にしていた所までは良かったのだが、2番人気で1着になったEマイネルスターリーを蹴飛ばしているのだから笑ってしまう。
このレースは2番人気、1番人気で決着したのだが、馬連の配当が1540円である。
アホ評論家共が変な馬ばかりピックアップしていたからだろう。
私はみんなの競馬が放送していなかったので、馬券を買いそびれてしまったのだが、こんなレースなら買わない方が良かったと喜んでいる。

ついでにレース回顧と称して柏木集保の言い訳の一部を抜粋しておきます。
年中言い訳している評論家なので、全く内容の無い発言ばかりです。
言っている内容が断片的で、内容の理解が私には難しいので要約して記載します。
(1)今年の函館の芝はいつもとは異なる馬場に大きく変化していたのだろう。
(2)(私の推した)ジャミールは、着差ほどの能力差はないだろう。
(3)(私の推した)ドリームサンデーは、もっとレース展開を考えてレースをしなければならなかった。
(4)ベテランの函館巧者は、この時計で決着してはとても(勝つのは)無理だった。
一言、外れてごめんなさいぐらい言えないものかと思うのだが、年中ごめんなさいは出来ないのだろう。

2010年7月24日(土)
この暑いさなかに競馬をやっている人は相当なギャンブル好きな人だろうと思う。
私はローカル競馬などには手を出すべきではないと思っているので、今日が土曜日なのか日曜日なのかも忘れている事が多い。(単なるボケかも)
ローカル競馬がなぜつまらないかと言うと、第一に的中しても配当が少ない。
競馬の参加者が少ないので的中者への配分の額が極端に少なくなる。
的中できるのは、誰でも予想が出来る能力差の大きい馬のレースなので、馬連の配当が200円台と言う事がザラにある。
これでは、6点も買えば完全に足がでるし、3点でもトントンを維持できるかどうか微妙である。
更にローカル競馬がつまらないのは、頻繁に荒れる事である。
通常なら鉄板レースと思われるレースが1番人気が惨敗したりする事も多い。
原因は不明だが、夏の暑さとか輸送とか馬の気分とか、下手すると八百長レースまがいもあるかも知れない。
一昔前なら競馬に八百長はつきものだったからである。

こんなつまらない夏競馬を面白く出来るのは、JRAが頑張るしかないのだが、あの組織ではとても無理だろう。
にっちもさっちもいかなくなった時に、騒ぎだすのが精一杯だろうと思う。
私のような競馬の中級者レベル(と自分では思っている)の人間が夏場は競馬から離れているのだから、今の時期のJRAの売り上げがかなり低下しているのではないだろうか。

2010年7月18日(日)
昨日の新潟メインの柳都ステークスは見ていたのだが、ヘボパドック解説者がどの馬を取り上げたのかを調べるのを忘れてしまった。
人気は4着のBダノンカモンと1着のタガノクリスエスだったので、どちらかの馬を必ずトップにしていたと思うのだが、どっちだったのだろうか。
まあ、ヘボの解説者などはどうでも良い事なので、今日の重賞のアイビスサマーダッシュ(GV)を予想してみようと思う。
人気は、JカノヤザクラとFメリッサが抜けているが、これらの馬の1,2着と言う事はないだろうと思う。
それだけ新潟は馬場の差の影響を受けやすい競馬場だと言う事である。

新潟で大穴を出す事の多い騎手で選べば村田 一誠 (むらた いっせい)騎手とかだろうが、馬齢と成績から見れば無理と考えるべきだろう。
馬の勢いから選べばNアスドゥクールなのだが、騎手が心配だし、成績の割に人気がないAサープラスシンガーが面白そうな気もするのだが、場所が新潟だけにどうなるのかは全く予想が出来ない。
結局は訳の判らない馬の1,2着なんて事になるのではないかと思っている。

私が高く評価している競馬予想サイトのアイビスサマーダッシュの予想を見てみたら、Oアポロドルチェ、Lシャウトライン、Hケイティラブの順だった。
私が高く評価していると言うのは、予想が的中すると言うよりも時間を掛けて予想しているのが伝わってくるからで、丁寧な予想をしている点を高く買っているのである。
素人が1時間掛けて予想したところでしれたものだが、プロ級の人が1時間以上かけた予想は相当に中身の濃い予想になっている。
中身は濃くても、最近は外ればかりなので強くは押せないのだが、もう少し的中するようになったらリンクページで紹介したいと思う。
アイビスサマーダッシュの予想に関して言えば、馬場差の影響の大きい競馬場で、気候的にも競走馬に影響が大きく、能力差のない馬が出走しているのだから、まぐれ当たりしか期待できないので、どの予想は良いも悪いも無いだろうと思う。
Oアポロドルチェは去年の2着を評価したものだろうし、Lシャウトラインは格下馬だが枠順の有利を見込んでの選択だろう。
予想が難しいからとばかり言っていれば、競馬などは出来ないから、私も運試しで5,6点買ってみようと思っている。

2010年7月17日(土)
最近は競馬がこんないつまらないものだったのかと感じる事が多くなった。
的中出来ないからだろうと言われそうなのだが、予想出来ない結果ばかりなのが判っているので、馬券を買う気持ちになれないのである。
先週の福島の七夕記念(GV)も11番人気と6番人気の馬が1,2着になるのでは、どうあがいても当たり馬券など買えない。
この時期に真面目くさった予想をしている連中は、競馬を知らない初心者か初心者相手の悪徳競馬予想屋ぐらいだろうと思う。
私がいつも見ているTVK(テレビ神奈川)は、高校野球の予選が始まったので競馬中継ではなくて野球中継をやっている。
いつもの年なら多少がっかりするのだが、今年は柏木集保の馬鹿予想を聞かなくても済むかと思うと、なぜかほっとした気分になる。
普段でも無視はしているのだが、放送をやっているとどうしても競馬が気になって、パドックを見てしまう事がある。

先週も書いたが、3時からはテレビ東京で吉沢宗一のパドック解説があるのだが、今日も1番人気の馬を得意になってピックアップするだろうと思う。
新潟開催でハンデ戦なので人気も流動的だろうと思うのだが、あの人のレベルから考えるとハンデ頭のBダノンカモンか次のHドリームライナーをピックアップするだろうと思う。
競馬の予想は難しいが、レベルの低いパドック解説者のピックアップ馬を予想するのは容易である。(自信は無いのだが)
現在(前日夜)の1番人気は、福島で大活躍をした柴田騎手が騎乗のNツクバホクトオーである。
柴田騎手は2度ある事は3度あったが、3度ある事が4度あるとはあまり聞かないので、混戦レースとなるだろうと思う。
福島も手が付けられないまま終わってしまったが、新潟も似たような状況になるのではないだろうか。
こんな時期は、まともな人は競馬予想はやらないと言っても良いだろうし、馬券も遊び程度しか買わないものである。


2010年7月11日(日)
昨日も福島のメインレースはテレビで見てはいたのですが、馬券は購入しませんでした。
函館か阪神の中継でもすれば、メインレースぐらいは買ってみようと思う気持ちになるのだが、福島では昨日の日記にも書いた通り。、お金をどぶに捨てるような結果にしかならない。
メインレースは東京テレビの吉沢宗一とか名乗るパドック解説者が1番人気のDマジックビクトリアをトップに取り上げていたが、この解説者は馬を見る眼がないようなので、偶然に的中する事しか期待はできない。
今回も11頭しか走っていないレースで、4着だから大外れの部類だろう。
馬の強さから言えば3本の指には入るのかも知れないが、7日目を迎えた福島では内側を走る馬は最後の直線で全て交されてしまう。

つまらない競馬はさておいて、今日は参議院選挙の結果予想でもしていた方が楽しい気がする。
民主党が現在の議席(310議席)を守れるのか、連立を組みながら平気で民主党を裏切った社民党に対する国民の評価はどうなのか、みんなの党はどこまで躍進できるのかがポイントだろうと思う。
主要新聞社の予想によると、以下のような記事が掲載されていた。
【朝日】
党内では、首相発言が党勢の失速を招いたとの共通認識が広がる。
高嶋良充参院幹事長は8日の講演で「消費税は低所得者に重い負担を強いる厳しい税だ。
『国民の生活が第一』を掲げる民主党がなぜ率先して行うのか」と語った。
党内論議の積み重ねが不十分なまま、消費税問題に踏み込んだ首相への不満だ。
【毎日】
消費税発言への反発は都市部より地方で強まっており、山形など1人区の民主党候補は影響に神経をとがらせる。
菅首相は同日、青森にも入り、八戸市で「政権交代を10カ月で逆戻りさせるのか、もっと前に進めるのか」と訴えた。
選挙戦終盤は「安定か、混乱か」の選択を呼びかける演説が目立っている。
誰の考えで公言したのかは不明だが、折角の首相交代を行って60%以上もあった支持率が消費税発言をした途端に40%まで下落してしまった。
もはや回復は不可能で、毎日新聞が書いているように民主党を選択しなければ政治は混乱しますよと民主党が迫っているのだとしたら、増々無党派層の反発を買って現状維持どころか後退してしまうだろうと思う。
参議院選挙結果を予想するのは、福島競馬を予想するよりも難しいかも知れない。

私は以前から現状と大差はないだろうと予想していたのだが、多くのメディアは民主党の大幅な後退と自民党の躍進を報じている。
人気のあるみんなの党が躍進するのだけは一致しているが、どの程度になるのかと言うと、これも判断は難しい。
私は可哀そうな民主党に1票(同情票)を投じてやろうかどうかで迷っている。
余計な事を言わなければ1党で過半数を取れたと思うのだが、何と馬鹿な発言(余計な事)をしたものだろうか。

2010年7月10日(土)
福島とか函館のローカル競馬が開催されているのですが、今年は基本的には参加しない事に決めている。
過去何年間も夏競馬で勝利するための研究をした事があったのだが、無理だと言う事が判ったからである。
函館はやり方によっては、トントンを維持できると思うのだが、福島や新潟は無理である。
馬場の状態(管理状態)が悪過ぎて、馬の実力以外の要素の影響が大き過ぎるのである。

中山や東京でも馬場の影響は10%程度はあると思うのだが、福島や新潟のコースは20〜30%ぐらいと考えても間違いが無いと思う。
福島は馬場の内側の痛みが急激で、全ての騎手が走るコースを内側を避けて膨らんで走っているのを見ても、それは歴然だろう。
全部の馬がそう言った状況で走るのなら条件は同じだろうと競馬の初心者は考えると思うがそうではない。
膨らんで走ると言う事は距離をそれだけ距離を長く走る事であり、競走馬の適正も大きく作用する。
それに、コースの外側が状態が好いといっても、内側と比較すればの事であって、やはり状態の悪い力のいる馬場になっている。
これに暑い夏の天候の影響やら、輸送の影響も大きいのでまともなレース(強い馬が勝てるレース)を行えと言うのが無理である。
福島の競馬場へ出かけて馬を見る眼がある人なら、パドックや返し馬を見て穴馬を見つけ出す事も出来るのかも知れないが、テレビに出てくるようなレベルの解説者では無理である。

競馬評論家と呼ばれる人も馬を見る眼に関しては素人同然なので、過去の成績ばかり重視する我々の予想と大差がない。
柏木集保は、トレセンに取材に行った事がない競馬評論家だと聞いた事があるが、本当にその程度の人間なのだろうか。
新潟競馬場は、私が何度も言っているようにゴール前の直線のコースの造り方がおかしい。
どこのコースのゴール前の直線でもそうなっているのか知れないが、コースの内側よりも外側が伸びる。
新潟は直線が長い事とコースの最外側がなぜか極端に馬が走り易い造りになっているようである。
コースの内と外の差は、競走馬が走る量の差で開催を重ねるにつれて影響が大きくなると説明されているが、そんな単純な事では無さそうである。
開催初日から明らかに有利不利は存在している。
この影響は、芝の刈り方やローラーをかけたとかかけないとかの調整レベルではなくて、土台(土壌)の作り方にあると私は思っている。
新潟1000mはこのコースの影響を最も受け易いレースで、1枠を引いた馬は全くと言って良い程勝利出来なかった。
あの短距離の鬼とまで呼ばれたカルストンライトオーでさえも、1枠の時には勝てなかった程である。

私の推定になるのだが、JRAは新潟1000mの1枠不利を緩和しようと考えたようだが直線の大幅な改造をやる気は無く、そこで考えたのがスタート直後の数百メートを内側が走り易いように改造したのではないだろうか。
レース後半の不利を前半に有利にする事によってプラスマイナスゼロにしようと言う試みである。
一見なるほどと思われるような改造だったが、騎手の方がJRAよりも遥かにレベルが上で、内側の馬は出だしの走り易い特性を利用して馬を抜けださせて、走りながらコースの外側へ移動すると言う戦法を編み出した。
多少強引な走らせ方だが、コース取りは自由なので違反ではない。
これで圧倒的に不利と思われた内側の馬でも勝つ事が出来るようになった。
このレースはコースの半分でレースを行っているようなものなので、コースの外側の馬が必ずしも有利なデータは出ていないが、もし新潟の直線1000mでは、馬の走るコースが定められていたとしたら、はっきりと外側有利のデータが得られるだろうと思う。

福島も新潟も公正なレースを行うと言う観点からみればとんでもないコースだと私は思っているのだが、田舎のローカルコースに廻す資金などJRAには無いらしく、改善される兆しは全くない。
それならば閉鎖すれば良いとも思うのだが、まぐれだろうが何だろうが勝てれば良いと言う馬主が多いからなのか、それを問題視する人は出てこない。
馬鹿をみるのは、実態を知らないで馬券を買う競馬の初心者なのだが、初心者ほど競馬はギャンブルと思っているので不満はないようである。
結局は競馬の中級者だけが、馬鹿馬鹿しくてこんなコースでは競馬をやらないだけである。
私は自分を中級者だと思っているので、福島や新潟のレースに参加する事はない。

2010年7月4日(日)
昨日はサッカー好きな人しかサッカーは見ないなどと書いてしまったが、普通の人でもサッカーは見ているようである。
日本チームが出ていようがいまいが、世界のトップ選手の技は素晴らしいものがあるので、この機会に見るのは当然なのだろうと思う。
自分の国がどうのこうのに捕らわれない、心の広い人が日本には多く居ると言う事なので、これは歓迎すべきだろうと思う。
日本しか応援しないなどと言う人は、今の世の中に完全に乗り遅れていると痛感した。(私の事では決してないのだが)

最近の競馬はつまらなく、福島のメインレースを12chで少し見ていたのだが、吉沢何とか言うパドック解説者は相変わらず1番人気、2番人気の馬しか取り上げる事ができないでいた。
パドック解説者が人気馬ばかり取り上げても意味がないと思うのだが、こんな考えを持っているのは私だけなのだろうか。
この人は元騎手のようなのだが、騎手だから馬を見る眼があるだろうと考えるのは大間違いのようである。
使い物にならない人は、何をやっても使い物にならない。(努力しない人は何をやっても無理と言うべきか。)
同じようにパドック解説をしている細江順子も元騎手なのだが、この人の救いは自分の能力をある程度わきまえている点だろう。
この人もピント外れの解説は多いのだが、吉沢何とかと言う人と比較した場合は専門用語が少し多いだけ(競走馬の知識が多いだけ)増しだろうと思う。
馬の体が丸いとか調子が良さそうとか言うだけでパドック解説が務まるのだから、随分と楽な商売をしているように見える。
そんなワンパターンの解説でも10年以上も解説を続けていられるのだから、この人を頼りにしている人がひょっとしたら居るのかもしれない。(冗談だが)

私は福島競馬場はお金があっても参加する気はないので、レースだけを見ていたのだが、福島メインの阿武隈ステークスは10番人気、9番人気で決着して馬連でも13390円の配当だった。
これでは、まともなパドック解説者でも取り上げる事は出来ない馬券だろう。
福島の全レースを調べて見たら、1番人気が絡んだレースが3レースしかないのだから、いかにひどい(管理体制の悪い)競馬場であるかが想像できると思う。
参考までに言うと、阪神で1番人気が絡んだのは6レース、函館では7レースであった。
今日は福島でラジオNIKKEI賞(GV)があるのだが、参加する気は全くない。
十分にハンデのある競馬場でのハンデ戦など糞くらえだ。

2010年7月3日(土)
サーカーも日本代表が負けて、サッカー好きな人以外は見る人は居なくなってしまった。
ずっとプロ野球がサッカーの影になっていたが、多少は人気を盛り返すだろうと思う。
競馬に至っては、先週のG1レースの宝塚記念も荒れたし、面白いレースも無くなってしまった。
生来の競馬好きでもなければ、この暑いさなかに競馬場に出かけて競馬を楽しむ人はいないだろう。
私は、先週の宝塚記念が惨敗したので、競馬資金も少なくなってしまったので、競馬はしばらく謹慎状態にしている。

宝塚記念もそうだったが、競馬評論家も予想は全く的中しない。
普段はUHF放送の競馬番組を見ているのだが、競馬評論家の柏木集保だとか、パドック解説者の話を聞かされるのが嫌で見ていない。
しかし、あれだけピントの外れた予想を何十年もやっていて、よく恥ずかしくなくて毎回放送できるものだと感心してしまう。
あれでは、視聴者には全く相手にされないと思うのだが、本人達はいたって平然としているのが私には理解できない。
これだけ低レベルな解説を長年続けれらるのは、日本独特のコネのようなものがあるからだと思っているのだが、私はテレビ局でも競争原理を適用して、レベルの低い人は順次入れ替えるようにすべきだと思っているのだが、田舎のテレビ局ではレベルが低いのか、スポンサーに頭が上がらないないのか改善されるきざしは無い。
UHF放送が結局盛り上がらなかったのは、こんな状態も関係しているのだろうと思う。

競馬の解説者だけではなくて、一般の著名な競馬予想サイトも予想が当たらないようである。
先週の宝塚記念でもナカヤマフェスタが1着になるのなら、ドリームジャーニーの方がレベルが上だろうと考えるのが常識的で、印はドリームジャーニーが高くなってしまう。
私は今もって腑に落ちない点があるのだが、ナカヤマフェスタはGT馬として活躍してもらいたい。
私は他人の予想の通りに馬券を買う事はめったにないのだが、他人の予想はレースが終わった後に確認する事がある。
穴馬を的中させた人が居れば、今後の競馬予想のヒントが得られるかも知れないと考えているからである。

競馬予想サイトにもピンからキリまでのレベル差がある。
的中するかは別にして、たっぷりと時間を掛けて予想しているサイトと5〜6分程度で予想したのではないかと思えるようなサイトもある。
やはり長い目で見れば、時間を掛けて予想するサイトの方が、予想の中身の濃さが見る側にも伝わってくるし、参考になる場合が多い。
書いてある内容は短くても、中身が濃いか薄いかぐらいは十分に伝わってくる。
中には自分の予想が的中すると自我自賛している人も居るが、あまり感心したものではない。
自分のレベルと言うのは、決して自分が決めるものでは無くて、周りが評価するものだからである。
周りから評価されないので、自我自賛していると言うのでは、予想屋としては末期的な状態ではないだろうか。

自我自賛でマラソンの有森裕子を思い出してしまった。
調べてみたら、現在は日本陸上競技連盟の理事をやっているようである。
ウィキペヂィア で調べたら出身地の岡山県の岡山県総合グラウンドには銅像までたっている。
(銅像が立っているから偉いとか言う意味は全くなく、私はむしろ逆に考えてしまいます。)
詳しい事は上記の記事を読んでいただくとして、アトランタ五輪で銅メダルを獲得した時に有森が言った言葉が、「メダルの色は、銅かもしれませんけれども……、終わってから、なんでもっと頑張れなかったのかと思うレースはしたくなかったし、今回はそう思っていないし……、初めて自分で自分をほめたいと思います」と言うものだった。
「自分で自分をほめたい」という言葉はフォーク歌手高石ともやが書いた詩を引用したものらしいが、この自我自賛(周りからの中傷を牽制したいと言う意味もありそうだが)の言葉は、当時としては衝撃的なものだった。
その後の多くのオリンピック選手が、「頑張った自分を褒めたい」とか言っているのは、ご存じの通りである。
自分から抜け出して自分を評価する態度が許されるのかどうかは疑問だが、それで自分を慰める事ができるのなら良い事としよう。
全ての人間が、自分で自分を褒めていたら世の中は大変な状態になるのは確かだが。

2010年6月27日(日)
今日の宝塚記念は、馬ちゃん予想にも書いた通り、Hロジユニヴァースを軸にしようと考えている。
他人の予想なのだが、Gブエナビスタを軸にするのよりは馬券的な妙味は勿論の事、期待感も相当あるのではないかと思っている。
安藤騎手は騎乗ミスの少ない騎手なので、馬に力さえあれば2着までは何とか来てくれそうだと思うのだが、競馬はギャンブルであるのは変わりが無い。
競馬でもサッカーの応援のようにひたすら信じて応援する事が、何らかの力(念力?)が届くのかも知れない。
あの応援ぶり(特にラテン系の人達)を見ていると、あそこまで没頭できるのが羨ましく思う時がある。
私のような技術系の人間は、競馬に限らず心の奥に覚めた部分が多過ぎるような気がする。
それも大切な事には違いがないのだが、たまには子供のように大声を出して応援したいものだ。

2010年6月26日(土)
多くの人がそうだと思うのだが、最近は競馬よりもサッカーを見ている方が遥かに面白い。
前評判がすこぶる悪かった日本チームだったが、ここまで勝てればまぐれでは無い事がはっきりした。
私はスポーツはうといのでサッカーファンの日本チームの評価が低いのを見て、世界とは相当なレベル差があるのだろうと思っていたのだが、それ程ではなかったようである。
世界のトップレベルと対等とまではさすがに言えないかも知れないが、守りに関してはトップレベルなのは確かだろうと思う。
勝負の世界では実力のある者が必ず勝てるとは限らないから、サッカーはこれからも面白い試合が見られそうである。

参議院の選挙も来月にはあるのだが、巷では結構関心が高いようだが、私は気をそそる物がなく投票したいと言う意欲が湧いてこない。
一時は管首相に代わってから支持率が60%以上にもなって、民主党が単独で過半数を超えるのではないかと思っていたのだが、何を血迷ったのか消費税の10%値上げを発表して支持率は急落してしまった。
日本の財政はボロボロなので、誰かが何とかしなければならないのは確かなのだが、安直に消費税の値上げを公言したのはまずかった。
しかも、はっきりとした根拠(財政の裏付け)がある訳ではなく、自民党が10%と言ったから私も10%と言及したと言うのでは、足りなければこれからも上げますよと言う事であり、国民に受け入れられる訳がない。
今回の発言は官僚サイドからの提案だろうと思うのだが、政治家は官僚と対決する姿勢がないと思い切った事はできない。
私は社会党の土井党首が消費税止めさせますのスローガンに乗って社会党(当時)に投票したし、自民党をぶっ壊すと言う小泉首相を信じて自民党にも投票した。
どちらも、裏切られてしまったが、考えて見ると今回の参議院選挙では民主党にも自民党にも対決する物が存在していない。
みんなの党がいつも支持率が高いのを疑問に思っていたのだが、話す内容に政党や政治家と対決する姿勢が見られる。
こんな点が国民に評価(弱い者を応援したくなる国民性)されているのではないだろうか。
私自身は、前述したように参議院選挙には気乗りがしないので、投票に行きたいとは全く思わない。
選挙を行っても、結果は現状と大差が無いだろうと私は思っている。

今日の競馬には参加するつもりは全くない。
これから明日の宝塚記念の検討を始めようと思っている。
しばらく馬券を買っていなかったので、GTレースぐらいは参加して見ようと思う。

2010年6月20日(日)
昨日から福島競馬も開催されている。
どこの競馬場のレースも見る事はなかったのだが、初日でも福島は大荒れ続出ではなかったのかとJRAのサイトを見てみた。
結果は順当で1番人気から流せば12レース中11レースが的中出来ると言う安定したものだった。
1番人気を軸にして人気順に6点流しても8レース的中できるのだから、かなり安定している。
ただ、1番人気。2番人気で決着すると配当が200〜300円なので、競馬のプロ級の人がレースを選んで大量に買っているのだろう。
福島や新潟はすぐに馬場が荒れるから、やがてはめちゃくちゃな配当が続出するようになる。
競馬の素人は絶対に田舎の競馬場で勝負をするべきではないと思っている。
私は、当然ながら面白そうなレース以外は馬券を買う事はない。

同じ田舎競馬場の函館も開催されたが、昨日は荒れ模様のレースが多かった。
夏は涼しい函館や札幌の方が福島や新潟よりも荒れない事が多いのだが、久々の函館開催なので騎手が感覚を失っているのかもしれない。
もう少し暑くなれば福島や新潟よりは荒れ度が少なくなると思う。
今日は阪神でマーメイドSがあるのだが、牝馬のハンデ戦など予想する気にもなれない。
今の時期にまともに予想できる人などはいないだろうと思う。


2010年6月19日(土)
今まで何度も書いているのだが、自分のサーバー(自宅サーバー)のOSを最新のものに入れ替える作業をやっている。
入れ替え作業は順調に進んでいて実際に運用しているのだが、WEB の公開だけでなくメールだとかデータベースだとかも入れているので、動作確認などを行っていると結構時間が掛かる。
おまけに、なまいきにも自宅サーバーの構築方法などというブログまで公開しているので、その原稿作成までしなければならない。
自宅サーバーの構築方法は、物忘れの激しい自分の備忘録として作成したものなのだが、私のホームページでは一番多く見ていただいているのではないだろうか。

自分のサーバーは順調に動いていればサーバーに手を入れる事はないので、2年間ぐらいほったらかしの状態にしていたのだが、その間でもコンスタントに訪問者があったのには、驚いてしまった。
このサイトの場合は、グーグルなどの検索サイトからの訪問者は多いのだが、来訪しても早い人は10秒ぐらいで帰ってしまう。
10秒では中身までは見れないので、ホームページのデザインセンスを一目見て気に入らなければ帰ってしまうのだろうと思う。
私の場合は、物を販売している訳でも無いし、広告を掲載している訳でもないので、長く居てもらおうが、直ぐに帰られようが関係は無いのだが、気分的には長く留まっていただいた方が良い。
サーバーの構築方法などは、内容が内容だけに1時間以上も留まって見てくれる人がいる。

競馬には関係の無い話になってしまったが、そんな訳で最近は競馬に首を突っ込む時間が全く取れなくなってしまった。
こんな状態では訪問者は減少する一方なので、頭を切り替えようと思うのだが、それにしても最近は目ぼしいレースが無い。
今の時期に競馬をやっている人は相当のギャンブル好きな人だろう。
私は来週の宝塚記念まで冬眠(春眠?)しようかと思っている。

2010年6月13日(日)
最近自宅サーバー(現在御覧いただいている画面を表示しているサーバー)の調子が悪くなって新しくソフトを入れ直している。
一応スペアのサーバーがあるので、アクセスが不能になる事は無いのだが、その間は必死で設定を行っている。
Windowsのリカバリー作業でも結構作業に時間が掛かるが、それでもインストールは万人向けに作成してあるので、めったにインストールには失敗したりはしない。
サーバーだとその10倍は難度が高いだろうと私は感じている。
それでも一昔前だと動かなくてあきらめるしかなかった状態が、ソフトの進歩とインターネットからの情報によって、私のような素人に毛が生えた程度の人間でも何とかなる事が多くなった。
競馬でもそうだと思うのだが、努力すれば報われると言う事が大切なのだと思う。
調教師でも頑張って調教した馬が勝てる事が必要だろうし、それを励みに毎日努力していると思う。

競馬予想でも本来ならば努力したものが予想が的中する事が多いのが理想だと思うのだが、競馬は純然たるギャンブルであると考えている人は多い。
純然たるギャンブルとは、サイコロを振って目を当てるような事を言う。
官僚とか政治家はその考えの人が全てと言っても良いが、JRAの人間でもそのように考えている人は多い感じがする。
実際はどうなのかと言う事を言うつもりは無いが、もし競馬が純然たるギャンブルなら長くは続かないだろうと思う。
もし、ジャンボ宝くじを毎週発行していれば、馬鹿馬鹿しくて(お金を失うだけなので)やがては購入する人は居なくなるのと同じである。

競馬が将来に亘って多くの人に愛されるためには、ギャンブル性は少なければ少ない程良いだろうと思う。
それでは配当が低くて儲かる人は居ないだろうと言われるだろうが、配当が低いのはギャンブル性よりもJRAの取り分が多過ぎるからだけの事だと私は思う。
多くの人が的中出来るようになれば、怪しげな情報を買ったり、怪しげな情報に振り回されたりする事もなくなるだろう。
競馬を腐敗させているのは、このような情報を提供して金儲けを企んでいる悪徳業者や悪徳人間達である。

2010年6月12日(土)
どこの夫婦にも倦怠期あるだろうし、競馬をやっている人も何回か倦怠期に見舞われるものである。
競馬は今の時期は前半のピークが終わって普通の人は競馬はやらなくなる時期である。
GTレースの宝塚記念が残っているぐらいで、7月になれば夏競馬に入る。
私の場合は去年の秋から競馬の傾向が変わったのを感じて予想が当たらなくなり、興味を急速に失ってしまった。
それと、この人なら競馬で損をする事はないだろうと思っていた人が、情報を販売するようになったのも興味を失う一因になっている。
競馬で儲からないならさっさと止めてしまえば良いものを、競馬の素人を相手に金儲けの手段にするなど、私の感覚では屑な人間のやる事だと思っているからである。
自分で儲けられない人がまともな情報を提供できる訳などないではないか。

そんな事が色々あって、倦怠期の真っ只中に居るのである。
最近競馬の予想が当たらなくなったのは、昔と比較して競馬場の管理が良くなったのが影響しているのではないかと思っている。
東京も中山もゴール前に坂があるが、以前は力の無い馬はその坂でふるいに掛けられて勝つ事は出来なかったのだが、最近はふるいをくぐり抜けてくる馬が多くなったような気がしている。
全体的に見ると足色が衰えなくなって後方からの追い込みでゴール前で交すような勝ち方が難しくなったのではないかと考えている。
武豊が勝てなくなったのは、年齢の影響もあるだろうが馬場の状態が変化している事も無関係ではないように思える。
最近耳にする高速馬場と言う言葉は、まさにこの事を意味しているのではないかと思っている。

走るコースが自由な競馬は、距離的には最内側を走るのが理想である。
しかし、どの馬も最内を走る結果、最内は馬場が荒れて走るのに時間が掛かるようになる。
芝コースの中に一部ダートコースがあるようなものである。
福島などはその典型的なもので、走るコース選択で勝ち馬がコロコロ変わるようなものだった。
ところが東京や中山は、それほど極端に内側は痛まない。
仮柵を設けてコース変更をしている事もあるだろうし、コースの排水設備やコースを整備する機械(ローラー)などの設備の影響もあるだろう。
コースの影響が少なくなったと言う事は、騎手は走るペースだけに注意を払えば良い事になる。
以前は無謀な走り方をして潰れる馬が、能力ぎりぎりで残る場合が多くなったのではないだろうか。
これが、去年の秋ごろから重賞競走でも万馬券が続出する事態になっているのではないだろうか。

元々レースはギャンブル性の高いものである。
以前はコース取りの有利不利が馬場の内と外の荒れ方の違いによって微妙に吸収されてきたような気がする。
それが、最近ではコース管理の向上によってコース取りの有利不利が少なくなってしまったのではないだろうか。
コース状態が全体的に良くなるのは良い事なのだが、皮肉な事にそれが波乱を多くしてるような気がしてならない。
JRAは波乱が多ければ客は喜ぶと単純に考えているようだが、競馬がルーレットで遊ぶようにギャンブル性が高くなると、競馬の初心者とベテランのとの壁がなくなり運の良い者だけが勝てるようになる。
ルーレットなら胴元の取り分は競馬程多くはないのでなんとか楽しめるだろうが、競馬がルーレット化すると言う事は誰でもが平均に損をすると言う事である。
これがギャンブルの理想であるなら話は別だが、必ず大幅な損が積み重なっていくと判っている物に、これからも多くのの人が参加してくれるのだろうか。
倦怠期に入っている人間は、こんな事ばかり考えている。

2010年6月6日(日)
昨日はテレビで競馬番組を一切見る事はなかった。
最近は競馬がつまらなく思えて、見てみようと思う意欲が湧いてこないのである。
私の住んでいる地域ではTVKで中央競馬ワイド中継を昼過ぎから中継しているのだが、柏木集保の予想話を聞いているだけで気分が悪くなるので昨日は見る気がしなかった。(ギャンブルをやる者は絶対に馬や人の好き嫌いを作ってはいけないのは常識なのだが)
10年以上もパドックの馬を見ていると、どんなタイプの馬が走るのかはおぼろげながら見えてくるので、パドック解説者も邪魔な存在になってくる。
ただ、競走馬も相撲取りと同じで良い体をしている馬が必ずしも走るとは限らないので、パドックをいくら眺めたところで勝ち馬は判らない。
ただ、極端に状態の良い馬や悪い馬は素人でも十分に判るので、パドックは必ず見る癖をつけるべきだろうと思う。
パドック解説者と称している人達も、決してパドックの状態だけで馬の解説をしているのではなくて、しっかりと過去の成績と見比べながら解説をしている。
日曜日に出てくる及川勉とか言うパドック解説者は、ピックアップする馬が既に決まっているらしく、その馬の調教フィルムが用意されているのだから笑ってしまう。(一度馬名を出さないでランダムに馬を見せて解説をさせて見たいと思うのは私だけか)
土曜日の12チャンネルに出てくるパドック解説者に至っては、さらにレベルが低くて人気馬しか取り上げることができない。

私ももう少し増しな競馬予想を行おうと競馬予想ソフトを作成しているのだが、200〜300のレースの集計では収支がプラスになる場合もあるのだが、1000レースもやると必ずほぼ一定の損失になってしまう。
1000レースと言うと重賞競走なら7〜8年間の集計でマイナス収支にならない予想なのだから、難しいのは確かなのだが、これぐらいの期間でもクリアできないと当てにならない競馬予想になってしまう。
私の場合は、馬連の6点買いを基本にしているのだが、1点100円で均等購入した場合は1000レースでは60万円を投資して45万しか回収できないと言う事である。
出来ないと言うより、どの年度もその金額になんとか収束していく感じがするのである。
1000レースの中には2万馬券とか3万馬券前後の的中もあるのだが、的中出来るのは圧倒的に安い配当なのでかろうじて45万が回収できていると言う感じなのである。
良く言われるように、どんなに頑張ってもJRAの控除率(25%)の壁があってその壁は崩せないような気がしている。
回収率は75%だが、的中率は25〜30%ぐらいである。
3割程度の的中があれば、堅い決着の7〜8割は的中できると思う。
単勝でなら3割は可能でも馬連で3割の的中は無理だろうと思われがちだが、過去の重賞競走で1番人気を軸に2番人気から7番人気まで6点流した場合では、年間130前後のレースになるのだが45〜50レースぐらいは的中できる。
ただ、人気馬から流した回収率なので、前述したように70〜80%程度がせいぜいだろうと思う。
人気馬からの流しでは、配当が5000円を超える事は無いと考えても良く、これでは投入資金はとても回収出来ない。
金額で言うと、損失が少ない年では1万円程度の損で、損失の多い年は3万円近い損失となる。
1レースに600円しか買わない人は居ないと思うので、毎週競馬をやる人は、ほぼこの10倍程度(年間10〜30万)の損をしていると思う。
世の中にはお金の有り余っている人は多いようである。(羨ましい)

2010年6月5日(土)
競馬の祭典と言われているダービーも結局は大方の人の予想外の結果で終わってしまって、ほとんどの人は消化不良の状態で今年の前半の競馬を終わってしまったのではないだろうか。
ダービーに関して言えば、超スローな展開になってしまった事とHペルーサが出遅れたことが波乱要素の1つになったのではないだろうか。
勝ったエイシンフラッシュが3歳の最強の馬で、2番目に強い馬がローズキングダムであるとそのまま信じている人は少ないのではないだろうか。
少なくとも、私はそのようには思っていない。
馬券が外れたからそんな事を言ってるのだろうとか、結果は結果として受け止めなけれならないとか、私に言いたい事のある人多いだろうとは思っているのだが、競馬の素人が愚痴話的に言っている事だから気にしないで欲しい。
勝ったエイシンフラッシュ陣営の人達は勝ったのは当然で、自分達の日頃の苦労が報われたと思っているだろうから、それはそれで良いではないか。
勝った馬にケチをつけるつもりではなくて、自分の予想能力の低さにがっかりしているだけである。
エイシンフラッシュやローズキングダムは、ダービーはまぐれだったのかと言われないように、今後も勝ち続けて欲しい。
そして私の競馬予想能力に決定的なダメージを与えて欲しいと思う。
そうなれば、私も競馬から足を洗う潮時だろうと考えている。
全ては今後のレースが語ってくれる事である。

2010年5月30日(日)
さあ今日はダービーの日である。
人気はFヴィクトワールピサとHペルーサが分け合っているが、私自身はレース内容からHペルーサが断然有利だと思っているし、人気もその方向に動いているようです。
人気がHペルーサに動きかけると私は逆にHペルーサが心配になってくるから不思議なものである。
Fヴィクトワールピサがガチガチの1番人気なら、内枠を走らせる独特のスタイルを崩す事は出来ないと思っていたのだが、2番人気なら岩田騎手は乗り方を変えるかもしれないと思い始めたのである。
東京での内側なら馬場も相当痛んでいるだろうから、Fヴィクトワールピサが勝つのは難しいと見ていたのだが、外に持ち出す事もあると考えると有力馬の1頭になる。
それと馬場状態とレースのペースがどうなるのかも鍵を握る事になると思う。
良馬場なら文句なくハイペース模様で追い込み馬が有利になるのだが、極端にペースが遅いとぎりぎり前が残る展開も考えなければならない。
雨が降って馬場が極端に悪くなれば、先行馬の足は確実に止まるので、ゴール前で交される波乱の競馬となると私は見ている。
JRAがローラーをどの程度かけるかどうかでも馬場は変わってくる。
基本的な考え方は、先行馬の総崩れを想定しているのだが、全く自信は無い。

2010年5月29日(土)
今週はいよいよ競馬の祭典であるダービーが開催される。
私自身は競馬予想プログラムの改造を行っているので、盛り上がりを感じないのだがダービーなら普段は競馬をやらない人も馬券を買うので、馬券の売上は相当増えるはずである。
競馬を趣味としている人なら、ダービーぐらいは自分で考えた馬券だけを購入して欲しいと思う。
それで外れたのなら、それが自分の実力なので納得できる筈である。

こんな事を書くのは、先週のオークスでは相当馬券選びに悩んだからである。
Pアパパネはマイラーの馬なのでオークスは無理だとか、Qサンテミリオンは枠が最悪で勝ち目は無いなどと書いてあって、競馬評論家が言っているのなら無視するのだが、前回は私が高く買っている予想サイトが2頭とも無視していたので悩んだのである。
私もすっかり荒れ模様のレースになるものだとばかり思ってしまったのだが、結果はご存じの通り2頭の楽勝だった。
3点買いでも的中できたレースだったのだが、幅広く馬券を買ってしまって的中はできたが儲けは少なくなってしまった。
私のこのレースで得た教訓は自分をもっと信じろだったので、ダービーは自分だけを信じて馬券を買うつもりである。

実は馬券的な妙味はダービーよりも目黒記念になる事が毎年多い。
特にダービーが荒れたりすると目黒記念では穴狙いの買い方が増えるので、堅く決まっても思わぬ高配当になる事がある。
通常は300円もどうかと思われる馬券が600〜700円になるのだから、まさにご祝儀配当になるのである。
今年がどうなるのかは断言できないが、競馬を趣味としている人なら稼ぎ時の1日として欲しいものである。

2010年5月23日(日)
去年の秋から自作している競馬予想プログラムが当たらなくなり、原因を調べているのだが理由が良く判らない。
夏場の競馬なら暑さの影響で荒れる事は良くある事なので何も不思議は無いのだが、10月の始めの競馬シーズンの真っ盛りの時期に万馬券が続出する事態が連続で発生しているのである。
いくら競馬はギャンブルだと言っても、重賞レースで万馬券が連続で続出する事などは異常な事で、何かはっきりした理由があるはずである。
具体的にレースを挙げてみる事にする。
異変は10月17日の東京杯ジャンプの頃から始まっており、1番人気のCエイシンボストン8着、2番人気のCキングジョイ4着で9670円。
10月18日府中牝馬ステークス(GV)で1番人気Qカワカミプリンセス6着、2番人気Nリトルアマポーラ5着で馬連5130円。
10月24日富士ステークス(GV)1番人気@レッドスパーダ15着、Q2番人気サンカルロ11着で馬連25590円。
10月25日菊花賞(GT)1番人気Hリーチザクラウン5着、2番人気Cイコピコ4着で馬連9410円
10月31日毎日放送賞スワンS(GU)1番人気Mスズカコーズウェイ5着、2番人気Cショウナンカザン4着で馬連42790円。
11月1日天皇賞(GT)1番人気Fウオッカ3着、2番人気Iシンゲン5着で馬連16490円。
11月7日武蔵野S(GV)1番人気Kサクセスブロッケン12着、2番人気Jマチカネニホンバレ4着で馬連15370円。
11月8日アルゼンチン共和国杯(GU)1番人気Pジャガーメイル5着、2番人気Hスマートギア12着で馬連13520円。
11月8日ファンタジーS(GV)1番人気Bラナンキュラス4着、2番人気Eステラリード6着で馬連12740円。

その他にもエリザベス女王杯(GT)102030円、福島記念(GV)8500円、マイルチャンピオンS(GT)6690円、京阪杯(GV)4610円、ステイヤーズS(GU)6730円、鳴尾記念(GV)6580円と12月に入っても荒れっぱなしだった。
配当が1000円以下で決着したレースは、1番人気、5番人気で決着したカペラステークス(GV)970円と1番人気、2番人気で決着した朝日フューチュリティ(GT)590円、中山大障害の350円、ラジオNIKKEI杯の450円、有馬記念の740円ぐらいなものである。
競馬を単なるギャンブルと考えている人や競馬評論家はとっくの昔に忘れているだろうが、競馬予想プログラムを作成している私のような者にとっては、はっきりとした理由を導き出さなければプログラムは組めないのである。
逆に言えば、理由を見出せなければ競馬は予想が出来ないものであり、予想を行っている人間はでたらめな事を平気で言える人達と言う事になる。
原因があるとすれば、何らかの馬場の影響が含まれているのかとか、人為的な事は行われていないのだろうかとか、ありとあらゆる可能性を考えだして検証しなければならない。
そこまで競馬を研究して何の価値があるのだろうかと疑問は残るのだが、乗りかかった船と言うか惰性と言うか、そんなもので気力をつないでいる。
最近はさすがに検証するのが馬鹿馬鹿しくなってきた。

2010年5月22日(土)
競馬シーズンのまっただ中の状態なのだが、今日は重賞競走はありません。
株価は金融不安の状態で今年の最安値を更新したし、沖縄問題は民主党が糞づまりの状態で鳩山首相の辞任も秒読みの段階の様相を呈してきている。
こんな時に競馬予想などの話をするのは、時代の流れを無視したアホ呼ばわりされかねない状況になっている。
鳩山首相が指導力が無いのは確かだが、それにしても自民党の今の幹事長もレベルが相当に低い感じで、私の記憶ではあれほど低い幹事長は記憶がない。
民主党にケチをつけたい気持ちは良く理解できるのだが、単にけなすだけなら誰にでも出来る。
これでは何でも反対の共産党と変わりがない。
ひょっとしたら自民党も万年野党の仲間入りになりかねないので、もう少しレベルの高い人材を登用して欲しいものである。
相変わらず社民党のおばさんも民主党の足を引っ張る事ばかりやっているし、もはや日本にはまともな政治家は居なくなってしまったようである。
私のような支持政党の無い人達が大量に生まれるのも道理である。

2010年5月16日(日)
今日の東京メインのヴィクトリアマイルの人気(前日16時)を見てみると、Jブエナビスタが1.4倍で圧倒的な人気で互角に思われるPレッドディザイアは5.9倍であり、3番人気以降の馬は12倍(Bラドラーダ)以下なので、その他大勢の部類になっている。
このレースの馬券を買うには、1,2番人気で決着する可能性をどのぐらいと見るかで決まってしまいそうである。
高速馬場で距離が短いので波乱があると見れば、1,2番人気を外した馬券を買いたくなるのだが、このオッズを見ると自信を持てる人などは居ないだろうと思う。
1点買いにする程の安定性があるかどうかも、距離とか馬場を考えると不安は残るし、何よりも2頭以外の馬を探すのが難しい。
昨日の東京メインの京王杯スプリングカップ(GU)の10番人気Nサンクスノートの1着、5番人気Hマルカフェニックスのレコード決着を見ると、この馬場では後から行く馬は不利ではないかとさえ思ってしまう。
馬場と展開と馬の実力の3つを重ね合わせて考えなければならないのだが、相反する部分も多くてすんなりとは結論出来ない。
配当から考えて見るレースかも知れない。

2010年5月15日(土)
今日は東京で京王杯スプリングカップ(GU)、京都で京都ハイジャンプが開催される。
明日は東京でヴィクトリアマイル(GT)が開催され、来週(5月23日)はオークス再来週(5月30日)はダービーが開催される。
春の競馬シーズンの頂点に間もなく到達する。
昨今の金融不安を見ていると、競馬に没頭できるような人は金の心配のない人に限られてしまっているのだが、やる事のないボケ老人にならないためにも競馬が娯楽として定着できるように願っている。
競馬は、ほぼ JRA だけが一人勝ちをするようなシステムになっているのだが、ふんぞり返ってばかりいないで、もっと多くの人に還元させる事を図るべきだろう。
JRA の組織にこれを期待するのは無理だろうが、多くの競馬ファンが声を高く上げる事で、少しは改善されるのではないだろうか。
競馬が儲からない事を良い事に、JRA に乗っかって金儲けの算段ばかりしている連中が撲滅してくれる事を心から願っている。
ギャンブル性の高い情報(実績を明示できない情報)は、実は無価値に近いものである事を本当に理解している人は限られている。
無価値どころか虎の子を失って泣き寝入りをしなければならない破目になってしまう。

2010年5月9日(日)
昨日の東京メインのDルーラーシップの圧倒的な人気と勝ちっぷりを見ていると、競馬は血統の要素が大きいのかと考えてしまう。
良血馬に名手が跨って競走馬は勝利できるものだと改めて認識させられたレースだった。
私は、東京メインを買うつもりでいたのだが、Dルーラーシップの余りの人気ぶりに手を出すことが出来なかった。
あんなレースで単勝に5000円、複勝に1万円を出して参加する人もいるのだが、私はそんな買い方は好きではない。
的中する確率は高いのだが、外れた場合の損失が大きくて、単勝や複勝は貧乏人が買う馬券ではない。
1000円を投資して2.300百円の儲けで満足できる人は競馬を長く楽しむ事は出来るだろうが、男はせっかちだから無理だろう。

今日のNHKマイルカップもCサンライズプリンスとLダノンシャンティの人気が飛び抜けている。
大方の人はどちらかの馬が1,2着になるだろうと見ているようである。
馬場でも悪くならない限り両馬共に連に絡まない事は考えにくく、馬券的な妙味は無い。
つまらないNHKカップになってしまった。

【NHKマイルカップ回顧】
まず、私の馬券戦術だが人気の2頭の1頭は連を外さないと思っていたのでパドックに注目していた。
3番人気のBリルダヴァルが私にはかなり良く見えたので1,2,3番人気の3点BOXを買う事にしました。
ところが、締め切り時間が過ぎてしまい結局は買えなかったのだが、結果的にも人気馬のBOXなど買うべきではなく買えなくて良かったと思った。
上位人気馬のBOXなどは、仮に的中出来たとしても儲けが少なくリスクを考えると買うべきではない。

上位人気馬が4着まで占めていたので、レースは順当だったと言えると思う。
意外と言えば、Pエーシンダックマンが自滅の逃げをした事で、騎乗している騎手が見習い騎手なら理解できるのだが四位騎手だった事である。
私は結構高く買っている騎手なので惨敗する事が判っていてなぜ無理な逃げをしたのかが、多少気になった。
恐らくはコントロールの利かない馬だったのだろうが、馬の性格に問題があるか調教師のレベルに問題があるのだろう。
当然同馬は完全に足が上がってビリになってしまったし、2番手を追走していたAコスモセンサーも10着の惨敗である。
同じ3番手で走っていたのが今回2番人気のCサンライズプリンスだったのだが、足が安全に上がってしまっていたが4着に残れたのは人気相応の実力馬である事を示してくれたと思う。
今回2着の@ダイワバーバリアンは前走でニュージーランドTでCサンライズプリンスに負けていたので5番人気だったのだが、今回の結果はレースの位置取りだけの問題だったろうと私は思っている。
つまり、馬の能力はCサンライズプリンスが上だろうと思っているのだが、本当にそうなのかは今後のレースが語ってくれるだろう。
競馬は強い馬が勝つ事を示してくれた良いレースだったと思う。

2010年5月8日(土)
今は競馬シーズンの真っ盛りで、今日は京都新聞杯と新潟大賞典があるし、明日はNHKマイルカップがある。
例年ならヘボ予想を大々的に載せているのだが、今年は今からしばらく謹慎する事にしました。
昨年の馬ちゃん予想が惨敗だったのと今年も赤字傾向から脱出できないからである。
兎に角、的中率を向上させるのを第一にしてバージョンアップを行っている最中である。
今回から競馬の予想方法で人気のオッズの要素多くを取り込みますので、馬連の予想で配当が500円以下で決着する場合は100%の的中を目指している。
オッズの1番人気は基本的には無視をしないという予想方法である。

それと、今までは購入点数を6点に限定していたのだが、レースによっては難しい場合があるので、最大12点まで拡大する事にしました。
その分均等買いでは足が出る場合がありますので、オッズによって資金の自動振り分けが出来るようにしたいと考えております。
馬ちゃん予想はしばらく休養しますが、自分の馬券は買いますので予想や買い目は載せたいと思っております。

2010年5月2日(日)
昨日から新潟開催も始まりましたが、たまたま新潟のメインレースのテレビ放映がありましたので見ておりましたら、4コーナーを回ってから全ての馬がコース外へ外へと馬を走らせていたのには驚いてしまった。
新潟の直線はコースの有利、不利が大き過ぎる事は今まで何回も指摘したので、そのことには驚かなかったのだが、開幕初日から騎手がこんなコース取りをする事に驚いたのである。
新潟は福島に次いでコース管理の悪い競馬場で、JRAも施設に金を掛けるよりももう少しレースの公正さを維持するように努力すべきだと思うのだが、全くその気はないらしい。
もし、新潟は儲からない競馬場だからお金を掛けたくないと言うのであれば、むしろ閉鎖した方が良いと思う。
いくら競馬はギャンブルだからと言っても、サイコロを振るのと変わらないようなレース結果になるのなら、わざわざ競走馬など走らせないで、巨大なルーレットでも競馬場に設置した方が気が利いている。
この点だけは、JRA に考えを改めて欲しいのだが、聞く耳を持たない組織集団なのでどうしようもない。
私は馬券は買わなかったのだが、メインレースも馬場の影響が大きかったのか大荒れの結果になったようである。
今時大荒れになって喜ぶのは、馬券を買わない競馬の司会のアナウンサーとこっそり馬券を買っているJRAの職員ぐらいなものだろう。


さて、今日の天皇賞は3200mの長距離なので馬の能力と騎手の能力が如実に現れるレースになるだろうと私は思っている。
2000m以上を走る回数の少ない馬はどうしても経験不足で不利であるし、長距離の実績のない馬も苦しいと思う。
それと、長距離はゲートの出遅れとかの影響がない反面、騎乗姿勢や馬との折り合いが非常に重要になってくる。
俗に言うごまかしの利かないレースなので若い騎手にとっては苦しいだろうと考えている。
松岡騎手だけは去年の勝ち馬のマイネルキッツに騎乗しているので無視は出来ないと思うが、信頼度はどうしても低くなってしまう。

現在(前日17時)の人気は、Bフォゲッタブルの2.5倍だが、前走のダイヤモンドS武豊騎手が後方から豪快に差し切って1着になっているので人気になっているのだと思う。
58Kは初めての斤量だが、実績と騎手が内田騎手なので安心感があるのだろうと思っている。
私もこの馬の実力に異論を唱えるつもりはないのだが、馬ちゃんがトップ得点にしているMメイショウベルーガに密かな期待をしている。
現在は6,7番人気になっているのだが、池添兼雄調教師が息子の池添騎手から福永祐一騎手に変更した点が気になっているのである。
池添騎手は同レースで、Jミッキーペトラに騎乗しているのだが、どう見ても格下馬でMメイショウベルーガより上だとは思えない。
かわいい息子を差し置いて福永騎手にしたのには、何か理由があるはずである。
単なるオーナーサイドの要求だとは私には思えないのである。

私はいつも池添騎手は2流騎手だとか悪口を言っているので、このレース結果を見て自分の考えがどの程度のものなのかを確かめたい気持ちもある。
残念ながら、Mメイショウベルーガは距離の実績がなく前走の阪神大賞典が初めての3000mでEトウカイトリックやLジャミールにも負けて3着なのだが、レース内容は互角なので力差は無いと考えている。
問題は何と言っても牝馬である事で、3200mの天皇賞で牝馬が勝った事はない。
勝った事が無いと言うよりも、もともとレースに牝馬は参加していなくて、去年テイエムブリキュアだけが1頭出走していたが、1着とは6秒差の大差のビリであった。
競馬の常識から考えれば、連に絡むどころか5着以内に入る事も無理だろうと思われるような出馬なのである。
ただ、出走手当目的のためだけにわざわざ福永騎手を騎乗させるとは思えず、私は注目しているのである。
まともな競馬評論家なら、絶対に印を打たない馬である。

2010年5月1日(土)
大型連休が始まってテレビには海外旅行に出かける楽しそうな家族が連日映し出されている。
今時お金の心配がない人達と言うのは、どんな職業に就いているのだろうかと考えてしまう。
職業の第一線で活躍できる人は少ないと思うので、官僚とかの公務員が多いのではないだろうか。
今の日本には、今日の食事をどうしようかと思い悩む人も多いので、格差がこれだけ広がっていると言うのは社会の歪みが相当に大きくなっているのだろう。
戦後のみんなが力を合わせて頑張ろうというような時代が来る事は2度とあるまい。
貧乏を余儀なくされるのも金持ちになるのも、全て自己責任として成り立っている日本の現状は、恐ろしい世界だと私は思っている。

海外旅行に行けない私のような貧乏人のために、今日も競馬の予想を行ってみようと思う。
競馬でお金持ちになろうと言うのではなく、競馬で気を紛らわせるためである。
競馬でお金持ちになれる人も数パーセントはいるのでしょうが、それは自分だろうとは決して考えてはいけません。
90%の人は競馬では損をしております。
時折、つまらない欲望は、身を滅ぼす事があります。
競馬は覚めた心の持てる大人だけが参加できる娯楽なのです。

さて、くだらない前置きが長くなってしまいましたが、明日は天皇賞があり今日は青菜賞があります。
青葉賞は3歳牡馬のレースですから、予想は難しいと思います。
ちょっと出走馬を見たら、藤沢厩舎では3頭が出走してますから、親戚の方はどの馬が有力か聞いた方が早いと思います。
3頭共同じ馬主なので気兼ねしないで正直に教えてくれると思います。
私は藤沢厩舎とは何の関係もありませんので、これから必死に考えようと思います。

2010年4月25日(日)
昨日は福島牝馬Sだけ馬ちゃんの付き合い買いをしたのだが、全くカスリもしなかった。
毎年大荒れのレースなので、今年も5000円以上の配当になるのではと期待していたのだが、4番人気、5番人気で決着して3710円という福島としては平凡な配当だった。
今年は馬場状態以上に馬の力差があったのかも知れない。
福島だから前が残るのかと思うと先行馬が総崩れになったり、掴み所のない競馬場である。
10番人気程度の馬でも連に絡む事が多いので、荒れる事の好きな人には適している競馬場だろう。
私は福島は大嫌いな競馬場である。

今日は、東京でフローラS、京都でアンタレスSステークスがある。
どちらも私の感覚では荒れる事が多いと思っているので、予想しても当たらないだろうと最初からあきらめている。
現在の人気(前日23時)を見たら、フローラSは横山騎手のNサンテミリオンが1番人気だし、京都は安藤騎手のKトランセンドが1番人気のようである。
馬にそこそこの力があって、トップジョッキーが騎乗しているとなれば、人気になるのも無理はない。
フローラSは気まぐれな3歳牝馬のレースだから、いくら横山騎手でも馬の気分が悪かったら走ってくれないだろう。
フローラSで2番人気のDアグネスワルツは、国分恭介騎手が乗っていて、新馬戦は8着だったのだが2戦目から芝コースでレコード勝ちをして、3戦目の500万条件で逃げ切ったものだから、馬主が色気を出して柴田善臣騎手を騎乗させたようである。
500万を勝ったばかりの逃げ馬が初めて2000mの距離で重賞競走を走るのは、惨敗のパターンなのだが、メンバーにこれはと思う馬がいないので、人気になっている。
フラワーカップでNサンテミリオンと同タイムのBベストクルーズも力の差は無いと思うのだが、切れ味がないのが嫌われているのだろうか。

アンタレスSは荒れる時と堅く決まる時があって予想が難しいのだが、雰囲気的には今年は堅く決まりそうな気がしている。
ただ、先行馬が多いのでひとつタイミングを間違うと先行馬が総崩れの大荒れになるのではないだろうか。
その点では、若い田中博康騎手のDシルクメビウスが狙い目なのかも知れないのだが、展開がもやもやしていて結論を出せない。
最近は勝負勘が鈍くなっているので、このレースも外してしまいそうな気がする。

2010年4月24日(土)
最近は「エクセル競馬予想 馬ちゃん」のバージョンアップに没頭していて競馬にどっぷりとつかってはおれない状態です。
それでも重賞競走は全て参加しているし、プレミアムレースとかいうJRAが控除率を下げた場合の売り上げの上昇度を調べるレースだろうと思っているレースにも一応参加している。
控除率が多すぎるのは確かなのだから、回りくどい事をしないで適切な控除率にすれば良いと思うのだが、頭の固い連中が多くて下手に控除率を下げて売り上げが伸びなかったらどうしようとでも考えているのだろう。
JRAの売り上げがそれで伸びようが、伸びまいがほっておけば競馬人口が低下する一方なのだから、何か対策はしなけれなならないだろうと周りからは見えるのだが。
私も年寄りになってしまったのだが、年寄りの考える事は後ろ向きな事ばかりなので自分を含めて嫌になってくる。
やはり失敗を恐れない若い人が社会の前面にでてこないと世の中は明るくならないようである。

今日は福島牝馬Sがあるのだが、月曜日にも書いた通り福島は競馬場としては最低レベルの競馬場だと思っているので、予想が出来ないと思っている。
私の感覚では、コースに落とし穴を一杯作っておいて、運悪くそこに嵌った馬は勝利出来ないようなイメージなのである。
実際はそこまでひどくは無いだろうが、荒れるのが当然と思う競馬場を放置しておくのもどうかと思う。
福島牝馬Sが1番人気、2番人気で決着する場合も無いとは言えないだろうから、悪口はこのぐらいにしておくが、私は予想する気力がおきないレースである。
もし、福島牝馬Sが走らない馬を所有している馬主のための救済レース(運試しレース)も兼ねているのなら、競馬ファンを無視した愚かな事をやっていると言わなければならないだろう。

福島のレースに興味は湧かないので、現在作成中の新しいバージョンの「エクセル競馬予想 馬ちゃん」に触れたいと思う。
まだ構想の段階の部分も多いのだが、このバージョンには私が禁断だと思っているオッズによる予想を組み込んでみようと思っている。
重賞競走は従来通りにして未勝利戦などはオッズの要素に重点を置く予想方法である。
この方法は競馬の初心者向きなのだが、競馬の初心者はレースが的中さえすれば満足するものだから、的中数が多いソフトは評価が高くなる。
競馬をやっている人は、圧倒的に初心者が多いのだから、この方が受け入れられ易いと思ったからである。
今までは時系列のオッズを利用した予想方法は邪道だなどと軽蔑してきたのだが、いくら邪道だと思ってもそれが世の中に受け入れられている状況に逆らえなくなってしまったのである。
いくら不味くてもお子様ランチが好まれれば、料理人はそれを作るしかない。(生活が出来ない)

ただお子様ランチばかり作っていたのではストレスが溜まるので、競馬の上級者向けのソフトも別に作成しようと考えている。
こちらは3連単の多点買いを中心にしたものなので、競馬の初心者は使用が無理なものである。
このソフトでは今までの常識が通用しない部分が多くて、さっぱり進まない。
取敢えずお子様ランチが先かと思うのだが、こちらも身が入らずさっぱり進まない。

2010年4月19日(月)
今日は福島で土曜日に積雪で中止になった分の代替競馬が開催される。
一般の人は、月曜日にしかも福島開催の競馬などには参加しないから、JRAにとってメリットは無いに等しいだろう。
やはり、JRAは馬主や調教師を向いていると言う事を再認識させられてしまう。
その他の競馬関係者の一部も代替競馬が行われるのはありがたい事だろうが、そんな人達は競馬にくっついている金魚の糞みたいな存在だろうから、どうでも良い存在である。
競馬が数多く開催されると誰が一番得をするかと問えば、JRAに決まっているだろうと言われそうだが、競馬を数多く開催すればするほど儲かるとは言えないだろうと思う。
仮に宝くじを毎週発売していたのでは、一般の人に飽きられてしまって購買力が続かなくなるだろうから、どこかで頭打ちになってしまうだろう。
競馬も同様なはずであるから、数多く開催してもどこかに限界点がある。

最近は競馬人口が減少し続けているので、頭打ちにはなるのは近いだろうと思う。
ただ、一挙に頭打ちになるのではなくて人気のない未勝利戦や関係者しか買えない新馬戦から遠ざかっていくのではないだろうか。
昨日も皐月賞のあとにプレミアムレースとしてJRAは控除率を下げているが、素人目にも控除率は多すぎるので、今後はプレミアムレース程度の控除率は当たり前になりそうである。
折角控除率を下げても、今のように小出しにしていたのではインパクトは小さく、競馬の人気衰退の歯止めにはとてもなりそうもない。
自分でも儲けすぎていると感じているのだから、なぜ駆除率を下げるための努力をしないのだろうか。
今のように競馬場の施設を充実させれば競馬人口をの減少を食い止められると考えるのは、あまりにも競馬ファンを甘く見たあさはかな考え方だと私は思う。
競馬は娯楽としてはお金が掛かり過ぎると感じれば、競馬ファンはさっさと競馬から足を洗ってしまうものである。
JRAは馬主や調教師よりも競馬ファンにしっかりと向きあって、どのようにすれば喜んで貰えるのかをもう少し考えるべきだろうと思う。

インターネットが発達した今日では全国各地に競馬場は必要ではなく、今日開催される福島などは、その最たるものだろう。
人口密度も低く、地域性から考えても競馬場の設置には適していない。
実情に見合ってか馬場の管理状態が悪く、雪の降った次の日のレースは万馬券が続出するようでは競馬好きな人は遠ざかってしまう。
何度も繰り返して言っているのだが、安直に競馬場の建物を建て替えたり、巨大スクリーンを設置する事でお客さんの減少を食い止められると思う単純な発想は止めて欲しいものである。
競馬ファンはJRAが考えているほど欲や施設で目がくらむほど馬鹿な連中ではない。(多分)
崩壊は近いのかも知れないが、私はJRAと競馬ファンと競馬関係者がもっと調和を大事にすれば、競馬は娯楽として十分に成り立っていけると思っている。
今のように、自分の所だけが儲かっていれば良いなどという身勝手な振る舞いをしている限り競馬の行きつく先は見えている。
今日も無駄な犬の遠吠えを行ってみました。

2010年4月18日(日)
昨日のように天候が悪くて馬場が不良の場合は、レースの馬券を買って勝負をするべきではないようです。
理由は、馬場が良ければ10通り程度の馬券を買えば的中できるレースでも数十通りを買わなければならない事が1つ。
数十通りを買って的中出来たとしても、堅い決着になる場合があって、必ず儲かるとは限らない事が1つである。
少点数を買って的中出来て大儲けなどしたりすると味を占めて自分は博才があると自惚れたりして、自制する事が出来なくなる事が1つである。
どんな結果になっても何一つメリットが無いだろうと思う。

これが馬場が悪い時の競馬に対する私の持論なのだが、当たらずとも遠からずではないかと思っている。
最近考えている事は、本気で競馬で儲けたいのであれば、数学者並の高度な数学の力と競馬関係者以上の競馬の知識を持つ必要があると言う事である。
私も含めて普通の人にはどちらも無理な事だろうから、競馬は趣味として留めておくのが長く楽しめるコツだろうと思っている。
取敢えずは、私が日頃から唱えている損をしない競馬を目指す事が大事なのではないでしょうか。
欲張らずに、少額で気に入った重賞レースに参加するぐらいなら、競馬で大損などをする事はありません。

さて今日の皐月賞ですが、通常でも荒れやすい3歳馬のレースなのに馬場が悪いとなれば予想は無理と考えるべきだろうと思う。
現在(前日19時)の1番人気はLヴィクトワールピサだが、この馬を信じて軸とするかボックスにするかで迷ってしまう。
仮に軸にしたとしても人気馬に3点流せば的中できる程甘くはないだろうし、ボックス買いをしたのでは、的中しても損する場合も考えなければならない。
こう考えると、このようなレースは参加すべきレースではなさそうです。
しかし、折角GTレースなので、遊び半分で馬券を買ってみるために予想してみようと思う。
まず、レースをぶち壊すような騎手はおりませんので、逃げ馬が総崩れになるような事態は起こらないと思います。
問題は馬場で、コースの内側が荒れている場合は力のない先行馬は最後の直線の急坂で足を無くしてしまいそうです。
コースの状態がどうであるかは重要で水はけの良い内側に走り易い場所があったりする事もあるので、雨さえ降らなければコースの内側だからと言って極端に不利にはなりません。
少なくても良馬場の状態では無いでしょうから、スピードだけが取り柄の馬では苦しいだろうとは考えております。
一般的には、内側に特別な快速道路でも無ければ、距離から考えて差し馬が有利になる筈ですが自信はありません。
極端にスローな展開になったりすると前残りがあるでしょう。

2010年4月17日(土)
明日は中山で皐月賞(GT)がある。
皐月賞は荒れる事の多いレースだが、2007年の皐月賞はその中でも飛び抜けて大荒れだった。
7番人気のヴィクトリーが1着で、15番人気のサンツェッペリンが2着になって、馬連が94630円で3連単が160万馬券になったレースである。
タレントの田中が3連単を200円だか300円を買っていてテレビに取り上げられたりしたので、記憶している方も多いだろうと思う。
このレースは2番人気のフサイチホウオーが猛然と追い込んで2着にハナ差届かなかったし、2着も1着とはハナ差なので際どいレースではあった。
1番人気のアドマイヤオーラは4着だったのだが、オーナーの近藤利一がこの結果に激怒したとかで、このレース以後武豊騎手はアドマイヤオーラに乗せて貰えなかった事でも有名である。

15番人気のサンツェッペリンがまぐれで2着だったのかだが、これ以後のレースを見るとダービーは4着だったが、以後9レースで最高順位が未勝利戦での7着なのだから、まぐれだったと結論つけても良いだろう。
レース映像を見てもらえば判るのだが、私はまぐれと言うよりはフサイチホウオーとアドマイヤオーラの騎乗ミスと考えている。
トップ騎手でもミスをする事は当然あるだろうと言うことである。
私はこのレースでヴィクトリーを結構評価していたので同馬からも結構流していたのだが、サンツェッペリンは到底買えない馬である。
ヴィクトリーは私の注目馬だったのだが、その後の成績をみると12戦して京都記念(GU)や神戸新聞杯(GU)の3着が最高だから、一流馬になる事は出来なかった。
逃げ馬の宿命と言うべきか、コントロールのできない馬なのかも知れない。
フサイチホウオーやアドマイヤオーラのその後だが、フサイチホウオーは人気になりながらもその後は7着が最高順位だし、安藤騎手に乗り替わったアドマイヤオーラもダービー3着、京都記念1着までは良かったのだが、ドバイに行ってから調子がおかしくなり、その後は3着以内に入る事ができない。
底が見えたと言うべきだろう。
その後も安定した成績を残しているのは、皐月賞で3番人気だったドリームジャーニーなのだが、先日の産経大阪杯の通り騎手のレベルだけが問題のようである。

2010年4月11日(日)
今日の桜花賞ではHアパパネが圧倒的ではないが、抜けた1番人気になっている。(前日17時)
2戦目の赤松賞でレコード勝ちをして、3戦目の阪神ジュベナイル(GT)で勝ったからだが、前走のチューリップ賞では@ショウリュウムーンに敗れての2着だったのだが、この人気はいったいどうなのだろうか。
恐らくは、@ショウリュウムーンは目一杯に仕上げられての1着であり、Hアパパネは休養明けでの足慣らし程度での2着だろうと言う考えからの評価なのだろうと思う。
それが、@ショウリュウムーンが4番人気と言う意味なのだろうが、明らかに競馬評論家が好みそうな考え方であり、実際はどうなのかは誰にも判らない。
たかだか4、5戦しかしていない馬の評価を簡単に行おうとする所にかなり無理があるのである。
Hアパパネが抜けた馬である点に異論を挟むつもりはないが、チューリップ賞で4着までの馬@ショウリュウムーン、J エーシンリターンズ、Gオウケンサクラとどれだけの差があるのかと問われると私のレベルでは答えられない。

それどころか、現在2番人気のクイーンカップを勝ったBアプリコットフィズやそのレースで最後方近くから追い込んで2着になったQプリンセスメモリー、問題外の馬として評価の低い(11番人気)Aギンザボナンザでさえ私には押さえる必要はあるのではないかと思っているのである。
まあ、このレースはそこまで入れ込む必要は無いレースと思うので、Hアパパネが軸として信頼できると思えばこの馬を軸にすれば良いし、当てには出来ないと思えば切ってしまうのが良いのではないかと思っている。
競馬は所詮はギャンブルなので、確率は5分5分で十分なのではないだろうか。
何がなんでも的中させてやろうと思ってやたら馬券を買いこむのは、ギャンブラーのやる事ではない。
レース展開がどうだとか、過去のレースがどうだったとかで屁理屈ばかりをこねるのは競馬評論家だけで十分だろう。
自分の信念で馬券を買う事が、後で悔やまないための最善の方法だろうと私は思う。

2010年4月10日(土)
先週の悪夢のような産経大阪杯のを結果を受けての今週の桜花賞なので、競馬ファンの財布はすっからかんになっている事と思う。
私もあのレース予想がまさか外れるとは思っていなかった。
Gドリームジャーニーの軸は誤りだったのかとレース映像を数回見直してみたが、言い訳できない程の惨敗振りで浜中騎手のJテイエムアンコールの騎乗の上手さだけを確認できるだけだった。
敗因を上げれば、大外ばかり回るコースロスの多さと位置取りと仕掛けのタイミングの悪さ、直線に入ってからも内のEゴールデンダリアが邪魔で満足に追えなかった事など、根本的な敗因の元は騎手にあったと私は考えている。
池添騎手は言い訳はしたくがないが、59Kが堪えたとの敗戦の弁だったが、競馬ファンは馬の仕上げ状態も全て織り込んでの単勝1.2倍なのだから、見事に裏切ってくれたとしか言いようがなかった。
騎手は馬が最高の状態に仕上がっている感覚で騎乗していたのだろうが、調教師も回りの我々もこのメンバーならそこまで仕上げる必要は無いと思って見ているのだから、思いあがらずに慎重な(安全な)乗り方をして貰いたかった。
こればかりは騎手の能力に関係する話なので、言ってどうにかなるものではない。

明日の桜花賞だがJRA-VANの桜花賞特集を今見てきたら、Hアパパネが筆頭で取り上げられていた。
人気にはなると思ってはいたが、これだけ大々的に取り上げるようでは、競馬評論家や競馬新聞も同様だろうと思う。
1番人気は確実に思えてきたが、ドリームジャーニーのような結果になる心配はないのだろうか。
今回は騎手の心配はないが、チューリップ賞での結果を見ると、好位置を走っていたが最後は足が甘くなって@ショウリュウムーンに完全に差されている。
これだけを見るとそのパターンの再現かとも思うのだが、チューリップ賞は馬場が悪かっただけに判断が難しい。
良馬場なら大楽勝もあるのではないかとも考えられるのである。
言えるのは、Hアパパネが少し抜けているかも知れないが、他の馬とは微差であるだろうと言う事で、百戦錬磨の蛯名騎手なら百も承知だろうから、最高の乗り方を目指すだろうと言う事である。
もし、この馬が1番人気になるならそれを織り込んでの1番人気であると言う事である。
先週は本来は鉄板になるはずの馬が居たが、今週はどう見ても鉄板とはほど遠い馬ばかりと私は考えている。

これを書いているのが木曜日なので、今日の重賞のニュージーランドTと阪神牝馬Sは枠順が発表されていないので検討していなかったのだが、ニュージーランドTは3最牡馬(1頭牝馬がいるが)のレースであるし(サンライズプリンスが1番人気で勝つとは思うが)、阪神牝馬Sは牝馬だけのレースなので過去の成績を見ても当てにはできない。
ベテラン騎手が乗っている馬を買えば無難だろうと言う事で、小牧騎手のカノヤザクラとか内田騎手のヒカルアマランサス、上り馬に期待で安藤騎手のラドラーダに注目してみたい。
人気も恐らく無難な道を選ぶと思うので、騎手人気になるだろうと思っている。
このレースには、オークスを勝ったトールポピーも出ているが、池添騎手はもうこりごりだし、最近の成績からも人気になる事はないだろう。
この馬が3着以内でもなれば池添騎手は汚名を挽回するチャンスになるのだが、そんな力はないと思う。(汚名とも思っていないだろうし、挽回する気もないだろう。)

2010年4月4日(日)
昨日は中山のメインレースの船橋ステークスを1レースだけ買ってみました。(大外れでした。)
私はグリーンチャンネルとは契約しておりませんので、パドックがで馬を見れるレースは、UHF放送の中央競馬ワイド中継とテレビ東京のウィニング競馬(3時〜4時)だけだからです。
中央競馬ワイド中継は12時30分から3時と4時からの2元中継になっています。
放送の歴史は古いようですが、私が毎週見るよういなってのは5〜6年前からです。
内容は完全にマンネリ化の状態で、土曜日は司会が渡辺 和昭(わたなべ かずあき)、パドック解説が宮崎 秀一(みやざき しゅういち)、実況解説が星野 英治(ほしの えいじ)で、日曜日は司会が宮嶋 千佳子(みやじま ちかこ)、パドック解説は及川なんとか、レポーターは赤見 千尋(あかみ ちひろ)です。
土曜日と日曜日の両方に出演しているのが、長岡 一也(ながおか かずや)と目黒 貴子(めぐろ あつこ)と柏木 集保(かしわぎ しゅうほ)です。
土日に出演する人と片方だけの人の違いは何なのかとか、なぜ日刊競馬の連中だけが出演できるのかの疑問はあるのですが、ここでは触れない事にします。

私が見てきた範囲では、競馬の予想能力のレベルでは、土曜日に出演している司会(アナウンサー)の渡辺 和昭ぐらいが標準以上で、ひょっとしたら競馬評論家になれるのではないかと思っています。
何と言ってもひどいのは、柏木 集保でこの人のレベルは私の率直な意見を言わせてもらえば3〜4流程度だろうと思います。
以前にも書いた記憶があるのですが、この人の最大の欠点は自分で自分の言う事に酔いしれると言うのか、自分だけで勝手に舞い上がってしまう事です。
やたら舞い上がるタイプの人が手に負えないのは、どんな世界でも同じでしょう。
私が気に入っているというか注目しているのは、日曜日に出てくる司会(アナウンサー)の宮嶋 千佳子(みやじま ちかこ)で、歯に衣を着せない話し方をするのでサイトの評価では番組を下されるのではとの声が多いのですが、無難な言い方ばかりする目黒 貴子よりはずっと増しだと思っています。
競馬評論家でも本命馬とか対抗馬しか取り上げない人の話はさっぱり面白くも何ともありませんが、穴馬を取り上げてしかもそれが的中する人の話は面白いのと同じです。
日曜日のパドック解説の及川何とか(勉だったと思いますが)が人気馬を取り上げないと宮嶋 千佳子がなぜ人気馬を無視するのかと追及すると及川何とかがたじたじになってしまいます。(はっきりいらないと言えない)
そして取り上げなかった人気馬が悠々1着になる事が多いのですから、競馬は実に面白いものです。

テレビ東京の競馬番組は、テレビ局のレベルの通りだと思いますがひどいものです。
コネで出演者が決められているのか、パドックは形式的にさっと流すだけだし、パドック解説者は素人と同然です。
それと番組でレース中に馬の足音を入れるのは仕方ないとしても、笑い声の擬音を時々入れるのはいったいどんな意味があるのでしょうか。
不自然だし、全く理解に苦しみます。
もう少し真面目に番組を構成してもらいたいものです。

さて、どうでも良い話は兎も角として、今日の競馬を的中させたいものです。
今日は誰でも1着馬が予想出来るレースがあります。
阪神の10R産経大阪杯です。
スポーツカーと軽自動車が走るようなレースでしょうから勝負にならないはずです。
現在(前日夜)は単勝が1.2倍ですが、昼は1.1倍でした。
2着でも八百長呼ばわりされそうなレースですから、3着以下にでもなろうものなら、外国なら競馬場で暴動が起きそうです。
レース中の事故を除いて、1着馬は鉄板レースと呼んでも良いだろうと思います。(1.2倍の単勝を買う人はいないでしょうが)
池添騎手の能力に多少の疑問はありますが、ここは素直に信用して2,3着を馬単で買う感覚で3連単を的中させたいものです。
現在の人気通りの3連単(G→B→F)でも40倍ですから、通常の馬単を買うよりは的中効率が良いです。
Gの1着を疑問に思う人やGの1着のを外した競馬予想をする人は、競馬では一生儲けられない気がします。
(私の競馬予想の持論を述べているだけで、このレース結果に確証がある訳ではありません。)

2010年4月3日(土)
競馬シーズンの谷間なのでしょうが、今日は重賞競走がありません。
明日は中山でダービー卿チャレンジトロフィー、阪神で産経大阪杯が行われますが、競馬ファンでなければ知らない名前の馬が多いでしょう。
先週行われた、高松宮記念(GT)ですが、同レースの馬券の売り上げが今後の競馬人気の動向を占えると思っておりましたが、どうやら120億円前後のようです。
1レースで120億の売り上げはすごい金額ですが、去年も一昨年もその前の年も130億円は超えておりましたから、いよいよ競馬を見限る人が増えてきたと考えて良いと思います。
景気が今後急激に良くなるとは思えませんので、今年の有馬記念での競馬の売り上げが注目でしょう。

競馬を単なる金儲けだけの手段と考えている人は多いのですが、競馬は馬の戦いであり騎手の戦いであり調教師の戦いでもあるのです。
本来はお金を賭けなくても面白いはずなのですが、競馬で5万、10万を儲けたい人ばかりが多くて勝敗よりも儲かったかどうかが焦点になっています。
実際は儲けようと思えば思うほど損をする人が増えており、やがては競馬から撤退しなければならない破目になります。
びっくりしたのですが、競馬を趣味として競馬歴が30年以上もあって馬も見れる人が競馬の情報を売り始めた事です。
そのぐらいの年季を積んだ人であれば、毎週競馬に参加しても損をする事は無いだろうと思っておりましたが、どうやら違っていたようです。
これでは、競馬を始めたばかりのような人は絶対に儲からないと断言しても良いぐらいでしょう。

競馬が単なる娯楽としてしか存在できない場合には競馬は崩壊してしまうでしょう。
地方自治体が経営していた場合には、ど素人(役人)が金儲けだけを考えて運営しておりましたから潰れたのは当然でしたが、中央競馬も柱に相当ひびが入り始めているようです。
映画は最近3Dとかが人気を集めて盛り返してきているようですが、競馬が人気を盛り返す方法などは果たしてあるのでしょうか。
あるとすれば、庶民が赤ちょうちんで一杯飲める程度の娯楽費でも楽しめる状態になる事ですが、そんな状況には絶対にならないでしょう。
昔の栄光を忘れる事ができず、最上階でふんぞり返っている人達が運営しているからです。
競馬の危機的状況(私の推定ですが)にもノー天気なJRAと低レベルでさっぱり予想の的中しない競馬評論家とパドック解説者、競馬の楽しさを若い人に伝えなければならない筈の年取った真面目な競馬ファンは自分の金儲けだけに走っています。
これでは競馬人口が増える事など絶対に有り得ないでしょう。
歴史は繰り返されると言いますが、やはり競馬は金持ちの道楽として細々と生き続ける道しか残されていないのでしょうか。

2010年3月28日(日)
昨日行われた日経賞では、1番人気のNロジユニヴァースも2番人気のCネヴァブションも連に絡む事は出来なかった。
進路が狭くなるような不利は両馬とも受けたようだが、そんな所を走らなけれなならない程、各馬に差が無いと騎手は判断したのだろう。
7歳馬で59KのEマイネルキッツは苦しいだろうと私は思っていたのだが、競馬は多少強引でも勝てば良いのだろう。
阪神で行われた毎日杯は3歳馬のレースなので、まだどの馬強いとか判らない状態なので、3番人気、5番人気の決着は不思議でも何でもない。
これからもう少しレースを積み上げていかないと、各馬の能力は判らない。

今日の中山のマーチSはハンデ戦なので予想は無理に近いと思うのだが、強いて選択すれば騎手の能力から判断すれば良いのではないかと思う。
馬の能力の差がハンデ(負担)である程度埋められれば、騎手のレベル差が活きてくるからである。
その点では、蛯名騎手や戸崎騎手、北村騎手、内田騎手は上手い。
4番人気の後藤騎手も堅実な乗り方をする騎手だと思っている。
私のヘボ感覚だとこの中の1人は連に絡むと見ているのだが、果たしてどうだろうか。

中京の高松宮記念はGTレースだが、距離が短いだけに波乱になる場合もある。
有力馬は絞れるのだが、結果はどうなるのか判らないパターンである。
傾向的には、上位人気5頭程度の中に1,2着馬が含まれて、時折人気薄の馬が1頭3着以内に入ると言うものである。
ただ、思いのほか大荒れになる事は少なくて、去年に3着に15番人気、2007年に2着に13番人気、2003年に3着に10番人気の馬が絡んだぐらいで、後は6番人気までぐらいの馬が3着まで入っている。
10番人気と言ってもオッズの差は少ないので、5,6番人気の馬がアッと言う間に10番人気程度になる。
逆に言えば、単勝人気が50倍を超えているような馬は、連に絡むチャンスは少ないと見るべきだろう。

昨日の毎日杯で、武豊騎手騎乗の@ザタイキが最後の直線で故障を発生して転倒して、武豊騎手は馬の前に投げ出されて重傷を負ったようである。
事故の場合は、騎手はオープンカーに乗っていて、突然車が急停止するようなものだから、命がけで騎乗しなければならない。
武豊騎手は度重なる落馬事故で不運な部分もあるだろうが、彼が今後競走馬に跨る事に不安を感じるとしたら(当然の事だが)、引退させてやるべきだろうと思う。
40歳を超えて170cmの長身の人が51Kgの体重を維持し続けると言うのは、健康に良い訳がない。
ここで引退しても、天才騎手としての栄光は失われる事はないし、彼ほどの才能のある人なら後輩の指導などの道を選ぶ事も容易だろう。
もし、貯えがあるのであれば、競馬関係の番組に出ていただくぐらいで、今後は悠々自適に暮らしていただきたいと思う。
彼自身が好きな道を進むべきだろうし、それは許される事だろうと思う。
私は今回の事故が引退のきっかけとしては良い機会だと思うし、引退する潮時だろうと思っているのだが、武豊騎手がこれからも騎手として馬に跨り続けたいのであれば止めはしないが、ぜひ英断して貰いたいものである。
精神的や肉体的にボロボロになってしまった姿などは、誰も見たくはない。

2010年3月27日(土)
最近の競馬人口はどうなのだろうか、
明日行われる高松宮記念で比較すると2005年147億円、2006年143億、2007年130億、2008年137億、2009年132億円の馬券の売り上げである。
130億円をどの程度下回るのかで判断できそうである。
先月行われたフェブラリーSも130億円は下回らなかったので、これが1つの大きなラインとなるだろうと思う。
競馬で儲かっていると言う人の話はほとんど聞かないのだが、不景気は馬券の売り上げに影響しないのだろうか。
ここしばらくは重賞競走で1番人気馬が連に絡まないので、儲かっている人は少なくなっている筈である。

明日の高松宮記念の予想は後でやることにして、今日の日経賞の予想を行ってみたいと思う。
実は日記で書こうと思った内容を「馬ちゃんの競馬予想」で延々と書いてしまったので書き足す内容は何もないのだが、横山騎手騎乗のNロジユニヴァースの軸で大丈夫ではないかと言う事とその他のピックアップ馬を探すのが各馬一長一短があって難しそうだと言う事である。
Nロジユニヴァースが絡めば、配当はどうせ600円前後だろうから、またまた的中しても儲からないレースとなりそうである。
阪神10Rの毎日杯(GV)は、11頭と頭数は少ないが3歳馬なので判断が出来ない。
厩舎を信頼して有力騎手の騎乗する馬を中心に馬券を買う人が多くなるだろうと思う。
武豊騎手騎乗の@ ザタイキ、岩田騎手騎乗のA ルーラーシップ、安藤騎手騎乗のC ダノンシャンティ、内田騎手騎乗のH リルダヴァルが人気になるだろうと見ているし、結果もこの4頭のから1着馬は出るのではないかと考えている。
巷のヘボ競馬評論家どもも、どうせ似たような予想になるのではないだろうか。

2010年3月21日(日)
昨日は重賞競走が2レース行われたが、中京で行われたファルコンステークス(GV)は、思った通り中館騎手のBエーシンダックマンが1番人気になって心配した通り惨敗して大荒れになった。
確かに中館騎手は1流の騎手ではないが、彼を責めたところで仕方がないだろうと思う。
例えば中館騎手の代わりに安藤騎手が騎乗しても、あれほどの惨敗はしないだろうが、3着以内に入るのは至難だろうと思う。
本来、中京の1200mは展開ひとつで、どうにでもなるレースなのである。
今回はたまたま中館騎手が滅茶苦茶な逃げ方をしたために、先行勢が総崩れになって追い込み馬同士で決着したが、普通は中京でもあれほどの差が出ないで混戦となる場合がほとんどである。

終わったレースの事を振り返る事を嫌う人がいるが、ギャンブルだからと言って運任せだと過去を振り返らない人は、いつまで経っても損ばかりする事だろう。
昨日の日記にも書いたのだが、中京の1200mのレースは、まともな人は参加すべきレースでは無いのである。
金と暇を持て余してしている人だけが、参加すべきレースだろうと思う。
今日行われるスプリングステークス(GU)と阪神大賞典(GU)が参加すべきレースなのかと問われると返答には屈するのだが、ファルコンステークスとは比較にならないほど人気傾向と結果は一致するだろうと思う。
スプリングSの人気は、現在(前日18時)は、B ローズキングダムが圧倒的な人気(1.3倍)だが、データ的にはこの馬がもっとも安定した成績を残しているし、今回も上位に入線する可能性は高い。
Jサンライズプリンスのように、過去の2戦で桁外れの成績を残している馬もいるのだが、この馬は圧勝する可能性も高いだろうが、惨敗する可能性も含んでいるだろうと思う。
軸として考えるのは、圧勝する可能性のある馬よりも、めったに惨敗はしないだろうと思われる馬を選択すべきだろうと私は思う。

阪神大賞典は、1番人気のJメイショウベルーガが能力的に抜けているのは間違いがないと思う。
この馬が単勝人気が現在1倍台になっていないのは、ひとえに乗り方に注文が付くからだろうと思う。
後方からの競馬しかしない馬なので、レースの展開によって追い出し方に微妙な差をつけなければならない。
一流の騎手でもそのタイミングは難しいので、池添騎手では尚更である。
ひょっとしたら届かない事があるかも知れないとの思惑が、単勝人気が2.8倍(現在)になっているのだろうと思う。
そうは言っても2着になりそうな馬を探すのは難しく、現在2番人気の@イコピコがJメイショウベルーガと同格かと言われると私には疑問符が付く。
3番人気のIホクトスルタン然りである。
私は2番人気は、上り馬のEジャミールではないかと思っていたのだが、3番人気にも入れないようでは、何か問題点があるのだろうと思う。

競馬のデータをJRA-VANから自由に得られるようになってから、競馬新聞を買う必要性は全くなくなったし、もちろんスポーツ紙を買う必要も無い。
自分で分析が出来るようになると、競馬評論家がいかにいい加減で無用な存在であったかも知る事が出来た。
各馬の調教のタイムデータも提供されてはいるのだが、このデータは全く無用の長物である事も理解できた。
人気動向がどうなるのかも、ほぼ自分で判断できるようになった。
そして何よりも感じるのは、人気は概ね妥当な事が多いと言う事である。
昔は、人気馬を平気で蹴っていたのだが、最近では不要だと思う人気馬でも押さえる事が多くなった。
それで競馬で安定して儲かっているのかと言われると、実はトントンを維持する事に四苦八苦している。
競馬歴30年を超えると思われる人が、恥を忍んで競馬情報を売る時代だから、私では無理もない事かも知れない。

2010年3月20日(土)
一時期、ヨン様ブームとかで韓国ブームがおこったが、静まったものと思っていたのだが、まだ続いているらしい。
私がそれを知ったのは、韓国俳優の撮影会で強風で舞台が壊れてけが人が出たとかのニュースだったが、相変わらず日本人の馬鹿さ加減にはあきれてしまう。
最初の頃は、韓国を身近に感じてお互いの友好の一助になるのではないかと思っていたのだが、余りのも低レベルな行動を見るとあきれてしまう。
日本人と言っても、暇と金を持て余している40〜50代のおばさん連中だろうが、それを見ている韓国人は日本人は何と低レベルな民族なのだろうと思うだろう。
まるで青春時代の一時期に起こる感情をずっと引きずっているのだから、余程恵まれない青春時代を送った人達なのだろう。
こんな親に育てられてきた子供がどんな状態で育っているのかと思うと、背筋が寒くなってしまう。

さて、今日の重賞競走だが中山でフラワーカップ(GV)と中京でファルコンステークス(GV)がある。
フラワーカップは3歳牝馬のレースなので、大荒れ続出だろうと過去のレースを調べてみたら、2006年〜2009年のレースでは1000〜3000円の配当である。
なぜこれほど安定しているのかと見ると、1番人気が必ず連に絡んでいるのである。
1番人気馬が1着が2回、2着が2回となっている。
この時期のレースでは、ある程度有力馬は見えてくると言う事なのだろうと思う。
今年がどうなるのかは不定だが、まるっきり人気のない馬だけの組み合わせで決着する確率は低いと見て良いだろうと思う。

そこで、去年の1番人気(1.5倍)のディアジーナのような馬は居ないのかと探してみると、本来なら過去4戦1番人気で成績の安定しているBシンメイフジが1番人気になる筈なのだが、前走の阪神ジュベナイルフィリーズが5着なので圧倒的な1番人気にはならないかも知れない。
じゃあ、そのレースで3着になったLベストクルーズが1番人気かと言うと、この間のチューリップ賞で9着だったので不安を感じる人が居るかもしれない。
ただ、多くの人はLベストクルーズはこのレースでは終始後方のままだったし、休み明けだったので調教代わりにレースに出走させていたのではないかと考えるだろう。
調教師が松田博資(まつだ ひろよし)なので、狸みたいな顔をしている人なので、そのぐらいの事はやるかも知れない。
あっさり勝ったりすれば、そうだったと言う事になります。
その他では、3馬身離して新馬勝ちをしてそのまま出走しているOダイワフェズブルーがどうなのかでしょう。
一般的には、新馬勝ちをしたばかりの馬が重賞レースで勝つ事は極めて稀です。
同様な馬にNジュヴェビアンがおりますが、こちらの馬も走ってみなければ力の程度は判りません。

中京で行われるファルコンステークスは、1200mのレースですから用意ドンで行った行ったのレースになる場合が多いでしょう。
過剰に飛ばす騎手が多いので、1200mでも意外に逃げ馬の1着は少なくてゴール前で交される場合が多いようです。
逃げ馬と言う事で、中館騎手のBエーシンダックマンが上位人気になりそうですが、私はこの騎手は逃げて惨敗する場合も多くて嫌いな騎手の一人です。
それよりは、蛯名騎手のPジュエルオブナイルの方が良いのではと思ったりしますが、この辺りは個人の好みによるでしょう。
中京の1200mのレースは、JRAが荒れれば面白いだろうと考えたレースだと思っておりますので、まともな人が参加するべきレースではないと個人的には考えております。

2010年3月14日(日)
最近は競馬に身が入らないのは昨日も述べたが、結局買うレースもメインレースぐらいになってしまった。
それも昨日は、中山は配当が低すぎてパスし、中京記念は荒れると思って手広く流してみたのだが3万円馬券ではお呼びでありません。
阪神は3番人気馬を蹴って馬券を買っているので大外れだった。
中山12Rを2番人気の内田騎手のエイブルアローから流したら、この馬はビリになるし、どうやら最近は波長がズレてしまったようである。
去年の秋からこんな傾向で、馬券を買う気力が萎えてしまっている。

今日の中山牝馬Sとフィリーズレビューも、私の感覚では荒れないレースなのだが、自分の感覚に自信を持てなくなっている。
どこかで大穴を的中させて、現在の状態を打破したいのだが果たしていつになるのだろうか。
当分はじっと耐えるしかなさそうである。

2010年3月13日(土)
重賞競走も多くなって、競馬シーズンの到来なのだろうが今一つ身が入らない。
競馬が儲からないからである。
弥生賞は大安めで全く儲からなかったし、他のレースは大荒れで全く的中しなかった。
長年競馬をやっている人も同じらしく、競馬の馬券で儲けるのではなくて、情報を売って儲ける手段に変更したようである。
はっきり言って、競馬を趣味としている人が競馬の資金が続かなくなったので、予想を売って競馬資金を稼ぐ事を考えたら御終いである。
そんな人は、競馬の感性を失ってしまったのだから、悪あがきをせずに引退するべきだろう。
競馬の感性を失ってしまった人が、競馬の予想をしたところで的中させる事は出来ない。

競馬の騎手で使い者にならなかった人が調教解説やパドック解説を行っている場合があるが、私が見る限りでは無理なようである。
結局は馬を見る力がないから、人気馬ばかりを取り上げる事になる。
人気馬を上位5,6頭も取り上げれば、その中に1着になる馬がいる確率は9割前後にもなる。
それを良いことにパドック解説者だなどど言っているのだから、私にはペテン師にしか映らない。
だいぶ以前だが、最強の競馬予想とか言うサイトで重賞競走の年間の収支を3年間に亘って調べた事があるが、最強どころか最弱に近いものだった。
あきれたのは、購入金額よりも回収金額が少なくても、予想が的中したとしてサイトに的中馬券を掲げている事だった。
ギャンブル性が高くて、予想は無理と思われる競馬を利用して金を得ようとしている人に、碌な人間は居ないと言うのが私の持論である。
そんな情報を買って、騙されたと思う人が出てこない事を祈るだけである。

私も最近は高配当馬券が的中出来なくなった。
天気が悪くて馬場が悪いせいなのだろうと思っていたのだが、ひょっとしたら私も競馬の感性を失ってしまったのかも知れない。
引退すべき時が近づいているのだろうか。

2010年3月7日(日)
昨日はどこも雨模様の天気で、見るだけにしようと思っていたのだが、競馬予想をサイトに掲載している関係で「馬ちゃんの競馬予想」の馬券だけは購入した。
何も馬券を買わないで予想をするのは失礼な事だと思っているし、偶然に的中するかも知れないからである。
結果はやはり荒れた決着になって、まともな買い方では的中出来ないものだった。
12Rを買いたくなったが、止める事にした。
競馬は明日もあるし、明日も雨なら来週がある。

で、今日は弥生賞があるのだが、@ヴィクトワールピサが単勝1.6倍(前日16時)の圧倒的な人気である。
2番人気がB エイシンアポロンの5.8倍だから、中学生と高校生がレースをするようなものなのだろう。
軸とするには、この馬以外には無いと考えても良さそうである。
だが、この馬を軸にするのでは、馬連では8番人気以降でも絡まないと配当は望めないし、3連単を買うには難し過ぎるし、つまらないレースになってしまった。
気分が乗らなかったら、馬券を買うのは止めようと考えている。

2010年3月6日(土)
競馬で絶対損をしない方法は、・・・・馬券を買わない事である。
競馬で必ず的中させる方法は、・・・・全ての馬券を買う事である。
こんな人を馬鹿にしたような言い方があるが、先週の中山記念を見ていると、言葉通りだなと思う。
あのレースで、例えば予言者がいて「このレースでは、1番人気、2番人気、3番人気の馬が1,2着になる事はありません。」と言ってその通りに人気馬を外した馬券を買ったとしても9割以上の人は的中できなかったでしょう。
私が得た結論は、雨が降った日は絶対に競馬に参加してはならない。だったのだが、あの結果では今回も多くの競馬ファンは競馬から去ってしまった事と思う。
競馬はボケ防止に良いのではないかと提唱している私でも、JRAが儲かるだけの競馬は、社会悪なのではないかと思ってしまう。

仮に競馬の控除率を15%程度にしたところで、ほとんどの人は競馬で儲ける事はできないのではないだろうか。
私のような貧乏人だけが競馬に参加しているのであれば、先週の中山記念は3連単なら1000万程度の配当になるだろうが、50万そこそこの配当だったのは、いかに多くの人達が数多くの馬券を買っていたかである。
このレースでは3360券種が買われていたが、的中した人気順位は1350番目だったので、10〜20万程度の資金で馬券を買った人なら的中できたのだろうと思う。
1レースにその程度の金を使う人間は、数多くいるのだろう。
貧乏人は何をやるにしても、多くのハンデを背負っているのである。

ところで今日は中山でオーシャンS(GV)、阪神でチューリップ賞(GV)がある。
JRAは競走名は訳の判らない適当な名前にしているが、チューリップ賞なんてのは、女性好みのかわいらしい名前ではないだろうか。
新馬戦をメイクデビューとか呼ばせて得意がるよりも、落ち込む一方の競馬を盛り上げるために、レース名をもう少し女性に好まれる名前でも考えたらどうだろうか。
そうすれば、女性の一人や二人は馬券を買うような気がする。
例えば、ラブリィハート賞とか雑誌の名前を借りてのんのん賞とかルンルン賞でも良い。(私にはとても思いつかないが。)
男なら馬鹿馬鹿しいだけの名前なのだが、女性は感性が男とは異なっている。
あのハルウララの馬券を買ったのは、女性だけだった事を思いだして欲しい。

話がそれてしまったが、今日のオーシャンS(GV)は競馬新聞を見るまでもなく、前走の阪神カップ(GU)を1着、前々走のスワンS(GU)1着のBキンシャサノキセキが1番人気になるのは間違いないと思う。
2番人気は、シルクロードS(GV)2着のOショウナンカザンになるのだろうと思う。
しかし、オーシャンSは荒れ模様のレースが多い事には注意したい。
去年のオーシャンSはやはり休養明けのキンシャサノキセキが1番人気(2.9)になって10着に惨敗をしている。
さらに注意すべきなのは、この馬を管理している堀宣行調教師は、1番人気の信頼度が極端に低い。
今年の場合を見ると、7回1番人気になった馬がいたが、1着になった馬は1頭だけで残りの6頭は2着にもなっていない。
2番人気の場合も4回あったが、いずれの馬も6着以下であるのだから驚くばかりである。
誰がこの調教師の馬の人気を釣り上げているのかは知らないが、信頼するのは大変危険な調教師である。

Oショウナンカザンを管理している本間忍調教師は、この点では安心である。
余り有力馬を持っていないので、この馬が稼ぎ頭かも知れない。(それで安心と言う訳ではないが。)
16頭出走している中で、7,8歳馬が7頭も出ていて1番から6番が占めているのも面白いと思う。
最近は高齢馬が活躍する事が多いので無視は出来ないだろうが、短距離戦なら若い馬に分があるのは常識だろうと思う。
コース解説では逃げ切るのは難しいような事が書いてあるが、このレースがどうであるのかは別だろうと思う。
あくまで勘だが、今年も荒れるレースになるのではないだろうか。

阪神のチュ−リップ賞は、阪神ジュベナイルフィリーズ(GT)上位馬のOアパパネとIベストクルーズが人気になるだろうし、実力もやや抜けていると思えるので、この2頭で決まる確率は高そうである。
もし荒れるとすれば、どちらの馬も後方から行きたいだけに、お互いに牽制しあって逃げ馬が残るパターンになる事である。
ただ、騎乗する騎手が安藤騎手と蛯名騎手のトップレベルなので、そんなヘマはめったにやらないと考えるべきだろう。
紛れるにしても、トップレベルの技術を持った騎手でないと、無理だろうと考えている。

2010年2月28日(日)
最近の重賞レース結果を見ると1番人気が連に絡む事が多いのには驚くばかりである。
20レースが終了して、その内の12レースに1番人気が1,2着になっている。
昨日のアーリントンカップのBザタイキも何とか2着を確保した。
2番人気のAニシノメイゲツが6着、3番人気の@フラガラッハが5着である事を考えれば、騎手が健闘していると言えば良いのか、馬券を買う人達の目が肥えていると言えば良いのかたいしたものだと思う。
今日も重賞競走が2レースあるが、中山記念はMシャドウゲイトを軸にして、阪急杯はBビービーガルダンを軸にして買えば的中できる事になる。

Mシャドウゲイトに騎乗する横山騎手は、昨日になんと5勝も挙げているのだから十分にあり得そうな気がするし、Bビービーガルダンも成績と騎手が安藤騎手である事を考えると、これまた可能性は大である。
去年の10月11月は、1番人気馬の惨敗が多くて万馬券のオンパレードだったのだが、この様変わりはいったい何なのだろう。
競馬の低迷を心配したJRAが何か細工でもしているのかと思ってしまう程である。
細工をすると言っても、八百長をやらせる訳ではなくて、コースを公平化するだけで強い馬が勝つようになるので、そうしているのかも知れない。
コースの内側に特別なビクトリーロードを作ったり、コースの外側を馬が走りやすいように細工しなければ、競馬は意外なほど順当に決まる事が多いものである。
私は新潟コースの直線の有利不利を見てから、JRAがコースへ何らかの細工をしている事を確信した。
外側を走る馬はコースロスが大きいので、それを補正するために直線ではコースの外側が有利になるようにしているのだろうと思うが、これが適切な事なのかどうかは微妙である。
他のサイトでは、これを配当を操作するためのパチンコの釘の調整と称していた。
最近は堅い配当で多くのお客さんを喜ばせる設定になっているようだが、それから徐々に射幸心を煽るために釘を調整する方針なのだろう。

私は中山記念は8歳馬で58Kも背負うMシャドウゲイトは無視しようと思っていたのだが、この人気と横山騎手の力を見せつけられては、そうもいかなくなってしまった。
昨日の中山メインの千葉Sでも10歳馬のニシノコンサフォスが1番人気で2着を確保したのを見れば、8歳馬なんてまだまだ若い部類である。
自分の意には反するが、Mシャドウゲイトから@キングストリート、Aモエレビクトリー、Cセイクリッドバレー、Jアブソリュートに流すべきか迷っている。
本当はAモエレビクトリーの逃げ切りを期待しているのだが、騎手が騎手だけにとても自信は持てない。
セントライト記念2着のCセイクリッドバレーも11番人気では、何か私の知らない問題点があるのだろう。
内田騎手のFライブコンサートも10番人気だし、中館騎手のOトウショウウェイヴも8番人気では、何が何だか判らなくなってしまった。
こんな自信の持てないレースは、私は回避した方が良いのだろうか。

阪急杯はBビービーガルダンの軸は絶対だと思っているので、2番人気のIトライアンフマーチと1点買いでもしないと合わないような配当になっている。
常識的には、最低でも3番人気のAエーシンフォワードと三つ巴で馬券を買うレースだろうから、的中しても儲けは2倍であり、リスクを考えると手を出すようなレースでは無い事になる。
このレースも回避した方が良いのだろうか。

2010年2月27日(土)
2月が終わると競馬も活気が出てくる。
GUレースの弥生賞が始まり、高松宮記念、桜花賞、皐月賞、天皇賞のGTレースへと続いていく。
今日は阪神で3歳牡馬のアーリントンカップがあるのだが成績を見たら、これだと思うような馬は私には見つからなかった。
京王杯5着のコスモセンサーと6着のIキョウエイアシュラが出ているのだが、Iキョウエイアシュラの朝日杯Fやシンザン記念の成績を見ると、京王杯は小粒の馬が多いレースだったのではないかと言う気がしてくる。
これでは、人気が偏るような事は無いのではないだろうか。
いつも書いているのだが、3歳馬のレースは予想が難しくて、やりたくないのが正直な所である。
明日の中山記念や阪急杯に照準を移した方が良さそうである。

嫌々ながら、アーリントンカップの予想を行ってみました。
芝を初めて走る馬も居て予想は不可能に近い状態ですが、芝の実績を考慮すれば藤田騎手騎乗のBザタイキが軸だと思います。
この馬が人気の上位に位置するのは間違いないと思います。
本来は安藤騎手のKペガサスヒルスが軸としては有力なのですが、芝の1600mがどうなのかの判断が出来ません。
小牧騎手のMマカニビスティーも同様です。
前述したように、京王杯組はレベルが低いと決めつけて、無視すべきではないかと思いますが、自信がある訳ではありません。
その他では、デムーロ騎手の@フラガラッハがかなり有力だと思います。
京成杯4着なので、単純思考な競馬評論家はこの馬を二重丸にするでしょう。
兎に角、データが不足なので、しいて参加するようなレースではないのは確かでしょう。

2010年2月21日(日)
今日はGTレースのフェブラリーSが東京で開催される。
前日夕方の人気だが、Cエスポワールシチーが単勝1.5倍の圧倒的な1番人気で、当日(本日)も変わりはないだろうと思う。
この馬は、新馬戦から17回レースに参加しているのだが、芝では1勝のみだがダートでは8勝、2着1回という素晴らしい内容である。
前走のジャパンカップダート(GT)では、2着に3馬身半離して快勝をしているのだから文句のつけようがない。
地方のレースであのカネヒキリやサクセスブロッケンから2番人気でもカネヒキリに4分の3馬身、サクセスブロッケンには4馬身も離して勝っているのだから、どんなヘボな競馬評論家でも2重丸をつける馬なのである。
騎手は39歳の佐藤哲三だが、13回もこの馬に騎乗していると騎手のレベルなどは全く関係がなく、馬に気に入られるように騎乗する事を考えるだけで良いだろう。
恐らく、先頭を走らせるだけで良いだろうから、これほど騎乗の楽な馬はめったに居ないと思う。
今回も当然の如く、当然のように勝つ可能性が高いと考えるべきだろうと思う。

臍が180度以上曲がった人でないと1着予想は深く考える必要はないが、2着以降を探すとなると結構大変である。
2番人気がEサクセスブロッケンで5.9倍、3番人気がMリーチザクラウンで9.0倍である。
Eサクセスブロッケンは去年のこのレースの勝利馬でレコードを出した程の馬だが、前走のジャパンカップダートで逃げるCエスポワールシチーに3番手で追いかけたが、ゴール直線では離される一方で0.8秒差もつけられたとなれば勝負付は済んだと考えても良いだろう。
骨折明けの内田博幸騎手が完全に体調が戻っていない事も2着さえも大丈夫なのか不安を感じる程である。
Mリーチザクラウンに至っては、芝コースしか走った事がなく、場合によっては惨敗すら想定される馬である。
この馬が不運なのは、Cエスポワールシチーと脚質が同じであることで、レベル差の大きい馬が競り合うと負けた方は惨敗する事が多い。
勝負付の済んだ馬と芝コースしか走った事のない馬がゾロゾロ出ている状況は、場合によってはとんでもない馬の2,3着も十分考えられるのである。
鉄板と思われるCエスポワールシチーでも、100%なんて言う事は無いだろうから、ゲートを出た途端に佐藤哲三騎手が落馬でもしようものなら、場内は騒然を通り越した状態になるだろう。(この可能性は低いだろうが)

このレースには16頭が出走しているが、芝のコースしか走った事の無い馬が5頭も出ている。
これらの馬は、単なるひやかしで出ているとは思えないようなレベルの馬もいるのが大変面白い。
もし、このレースで3着以内に2頭程度の芝コース専門の馬が入ったとしたら、競走馬のコース適正と言うものは見直されるだろう。
テレビを見ていたら、誰かが調教はダートで行っているから関係ないような事を言っていたが、調教とレースとは根本的に異なるだろう。
私はそのように思っているのだが、ひょっとしたら考えを改めなければならない事態になるかも知れない。
現在、CエスポワールシチーとEサクセスブロッケンの馬連は4倍だが、このレースを馬連2点で的中出来たら競馬のプロ級の実力があると考えても良い。
仮に2着探しのレースだとしても、面白いレースではないだろうか。

2010年2月20日(土)
今日は京都のメインレースで京都記念(GU)が行われる。
Lブエナビスタが出ているので、1番人気は考えるまでもないのだが、騎手が安藤騎手ではなくて横山騎手である。
どちらもトップジョッキーには変わりがないのだが、新馬から9回騎乗している安藤騎手ではない事に違和感を感じる人は多いのではないだろうか。
前走も横山騎手だったのだが、安藤騎手はレースに出ていなかったので当然代役だと考えていたのだが、今回は安藤騎手は格下馬のCホワイトピリグラムに騎乗しているのである。
オーナーの意向なのか調教師の意向なのかは不明だが、こうなったいきさつには何かあるのだろう。

騎乗出来なかった安藤騎手が奮起してCホワイトピリグラムで1着になると言う可能性はゼロでは無いが、過去の実績がそう簡単には崩れないのは競馬の常識である。
逆に横山騎手は絶対に勝たなければならないレースになった訳だが、メンバーを見るとたいした馬が居ない。
武豊騎手のAサンライズマックスはピークは過ぎたと見るべきだろうし、ダイヤモンドステークスをの出走を取り消して出てきたKジャガーメイルは、距離がもう少し欲しいだろうし、唯一互角に戦えそうなFドリームジャーニーは騎手が2流なので先行馬が総崩れにならないと勝てないワンパターンの騎乗しかできないだろう。
これでは、展開に恵まれないと無理だろうし、@ホクトスルタンの川田騎手が多少逃げてもつられて追いかける騎手は居ないだろう。
そう考えると、ハイペースにはなりそうもないので、Fドリームジャーニーは追い込んでも2着がやっとではないだろうか。
この馬の能力から考えて、重賞競走が後1,2勝は確実に出来ていただろうにと思うと残念である。

残るのは格下馬だが、岩田騎手のEトップカミングや安藤騎手のCホワイトピリグラム、一発のある福永騎手のDミッキーパンプキン辺りがどうかだが、Lブエナビスタと互角かと言うとクエッションマークはどうしても残ってしまう。
馬にも調子の良い時と悪い時はあるので絶対ではないが、軸を考えるとどうしてもLブエナビスタに軍配はあがりそうである。
京都記念はどちらかと言うと荒れない事が多いレースなので、穴馬を追いかける必要性は少ないのではないだろうか。
私はブエナビスタよりも、Fドリームジャーニーの池添騎手が追うタイミングを又間違えるのではないかと、そっちが心配である。
この馬が3着にも残れないようだと波乱と呼べるレースだと考えている。

東京でもメインレースでクイーンカップ(GV)があるので一応触れておきたいが、3歳牝馬のレースなので予想は無理である。
予想は無理でも、人気になりそうな馬は決まっていて、それはデムーロ騎手騎乗のDブルーミングアレーである。
そしてこの馬が1着になる確率が一番高いのではないかと内心は思っている。
それが予想だろうと言われれば返す言葉は無いのだが、過去の数レースの結果での誰でも考えそうな事を予想だなどと呼ぶのはいかがなものかと思っている。
これではテレビに出てくる競馬評論家やパドック解説者が予想と称している内容と変わりがない。
真の予想家と言うのは誰もまさかと思うような馬をピックアップできて、その馬が1,2着になる事なのだが、今の競馬評論家やパドック解説者は自分の存在意義が何であるのかすら意識できない人が大部分である。
私も競馬評論家連中が考える程度の馬はピックアップ出来るが、真の予想家ではないのでそれ以上の馬を取り上げるのは無理である。

2010年2月14日(日)
昨日は重賞競走はありませんでしたが数レースを買ってみました。
競馬予想とは、予想はなかなか的中出来ないものだと思いました。
1着が鉄板と思われて、2着探しのレースだと思った中京10Rのビオラ賞を買ってみました。
なぜかAサンライズプリンス→Dファイブイーグルの馬単馬券がやけに売れていたので、これはてっきり出来レースだろうと思ってA→Dの馬単と3連単をごっそり買ってみました。
確かに1着は鉄板でしたが、2着は5番のファイブイーグルが逃げ残るものだと思っていたのですが直線で潰れてしまいました。
3番人気のEピーチランデブーは、直線手前のコーナーで追うのを止めて後方に下げましたので、その点では出来レースっぽい所は多少はありましたが、どうだったのかは判りません。
Eピーチランデブーはこのコースの同距離でレコードを出した程の馬ですが、最近の不調振りは尋常ではありません。
厩舎や関係者から、この馬は体のどこかが悪いとか、走る気が無いとかの裏情報が流れていたのかも知れません。
大儲けをしようと企んでいた私は見事に損をしてしまいました。(たいした金額ではありませんが。)

やはりオッズの動きから八百長レースでもあるのか等と変に勘ぐらないで、正面から予想は行いたいものです。
一昔前の地方競馬と違って、今の時代は八百長行為が頻繁に行われたりする事はありません。
そこで、今日の正面予想ですが、東京メインのダイヤモンドS(GV)は、馬ちゃんの予想の通りLフォゲッタブル中心で良いのではないでしょうか。
現在の人気(前日18時)も2.5倍で1番人気でありますし、有馬記念4着、ステイヤーズS1着の成績を見れば、このメンバーでは最有力だろうと思います。
トップハンデは57.5KのIトウカイトリックが0.5K上なのですが、この馬は8歳馬である事を考えれば十分勝負にはなると考えています。
Iトウカイトリックは前走の万葉Sは1着ですが、このレースでは7番人気と低いですし、同じレースを走った2着のFモンテクリスエスが3番人気なのを見ても、年齢の壁を心配する向きは多いようです。
B ヒカルカザブエが2番人気であるのも妥当な所だろうと思います。
名手横山騎手が騎乗するのであれば、馬の能力以上の力を発揮できる場合があります。
常識的には荒れそうなレースには思えませんが、大荒れ傾向の強いレースである点だけが心配です。

京都のきさらぎ賞(GV)は予想が難解です。
やはり3歳馬のレースなので過去のレース数が少ないために判断が出来ない事がその理由となります。
現在の1番人気(前日18時)は、岩田騎手が騎乗のCインペリアルマーチが2.0倍になっておりますが、新馬戦1戦だけの馬が1番人気なる事自体が珍しいです。
2番人気がJレーヴドリアンで3.6倍ですが、この馬の2番人気でも確かな実績がある訳ではありません。
1着に成れれば、やっぱりそうだったかと言う事になるのですが、1着候補馬はまだまだいくらでも居ります。
Aネオヴァンドーム、Fダイワバーバリアン、I アドマイヤロイヤル、etc.
単勝人気が100倍を超えた馬が居ない事を見ても、このレースの予想がいかに難しいか判るだろうと思います。
運任せなレースである事に間違いは無いだろうと思います。

2010年2月13日(土)
以前にも書いた記憶があるのだが、小田切 有一(おだぎり ゆういち )と言う馬主が居る。
馬に奇妙な名前を付ける事で有名な人である。
ウィキペヂィアで調べたら、以下のような略歴の持ち主だった。
日本の実業家。馬主・福岡県青果生産組合組合長・経営学研究所代表・エール株式会社代表である。中央大学卒業。
父は作家としても名高い評論家、小田切秀雄。叔父には小田切進がいる。
親はまともな人のようだが、この人は馬に変な名前をつけて得意がっている感じから、かなりの変人だろうと思う。
最近の馬につけた名前を見ると、サアシゴトダとかタイセツナチキュウだとかアリエナイだとかなので、私はおつむが大丈夫なのか心配になっているほどである。
私が改めて言うまでもなく、固有名詞としてはどれも不適切な名前ばかりである。
持ち馬では、オレハマッテルゼが結構活躍した馬なので知っている人は多いが、最近は残念ながら持ち馬には恵まれていないようである。
5歳までの持ち馬を調べてみたら、70頭余の登録の中で、既に40頭程は登録を抹消していたので、外れ馬を持っている数は多い方だろう。

なぜこんなくだらない事を調べているのかと言うと、馬主と調教師の関係を調べているのである。
調教師のランク(レベル)はリーディングトレーナーと言う形で毎年発表されている。
美保の藤沢和夫調教師が上位になる事が多く、去年も一昨年もそうだった。
この人の手に掛かれば、凡馬も名馬にしてしまうような調教技術があるのだろうと錯覚してしまいそうになるが、そうではないだろう。
どんな名調教師でも、素質の無い馬ばかりを調教していたのでは勝ち数を増やす事など出来ない。
つまりは競走能力の高い馬を持っている馬主と付き合っていないとリーデングトレーナーにはとても成れないし、維持出来ないと考えても良いだろう。
競走能力の高い馬を持っている馬主と言うのは、結局は数多くの馬を持っている人であり、馬が走らない場合は次々と入れ替えてくれる人である。

藤沢和夫調教師が小田切有一氏の馬を調教しているかと言うとそれはノーである。
一流の調教師が走る見込みのない馬を預かって調教をすると言う事は無いのである。
そんな馬を数多く抱え込む事は、無駄な労力ばかり増える事になるからである。
それでは誰が調教するのかと言うと、賞金よりも調教料が大事なレベルの低い3流以下の調教師が調教を行う事になる。
そう考えると、調教師のレベルは持ち馬(すなわち馬主の内容)で判断できるのではないかと思い至ったのである。

小田切有一氏の場合は、毎年リーディング上位の音無秀孝(おとなしひでたか)調教師が30頭以上(登録馬は8頭)の馬を預かっているので、この判断は小田切有一氏には当てはまらないと思うが、考え方としては間違っていないのではないだろうか。
競馬予想を行う場合には、競走馬の能力だけではなく騎乗する騎手の能力や調教師の能力も判断材料にする必要がある。
毎年のリーディングの上位者でもおおよその能力判断は出来るのだが、どんな馬主とつきあっているのかを調べるだけでも、今後に活躍する馬が出てくるのかどうかを判断出来るのではないだろうか。
競馬予想を行う場合は、競走馬ばかりに目がいってしまうものだが、そればかりではなく調教師と馬主の関係なども重要ではないだろうか。
調教師と騎手の関係は競馬予想に用いる人も居るのだが、調教師と馬主の関係まで踏み込んで競馬予想を行っている人は少ないだろう。
とんでもない穴馬がそんな関係の中から生まれて来る事はないのだろうか。

2010年2月7日(日)
昨日の中京で行われた小倉大賞典は、馬場も回復して取捨に迷っていたBモエレビクトリーが参加しなくなったので予想がやり易くなった。
FドリームサンデーとMナリタクリスタルの3着以内は確実だと思えたので、ワイドやら馬連やら3連単のマルチまで手を広げたのだが、Fドリームサンデーがレース前に放馬してしまって息を荒げていたのには参ってしまった。
競走除外になるものだと思っていたのだが、人気馬だったからかそのままの発走になってしまった。
今のJRAのシステムでは、そんな場合でも投票を中止する事は出来ないので、勝てる見込みのないレースを見る事になってしまった。

そんな事さえなく、Fドリームサンデーがすんなりと先頭を走れていたならば、あの馬の3着以内はあったと今でも思っている。
不利と思われる枠順からOオースミスパークが強引に逃げて1着になったのだから、同じ結果になるなら馬券は的中出来なかったのだが、心残りのレースになってしまったのには変わりがない。
競馬にアクシデントはつきものだが、防げるアクシデントもあるのではないだろうか。
騎手が振り落とされて放馬するのは時折見かけるが、乗ったままでなすすべもなく放馬している姿は初めて見た。
騎手でありながら、全く馬を制御出来ない秋山騎手のレベルを疑ってしまった。

おかげで競馬資金が枯渇してしまったので、最近開設したイーバンクの口座で即PATの手続きを行ってみた。
やり方は難しいものではなかったが、イーバンクから出金してJRAの口座に振り込むと言うシステムが最初理解できなかった。
今までの口座では、土曜日と日曜日と月曜日は預金口座を全てJRAに差し押さえられている感じだった(事実そうだが)ので、てっきり同じものかと思っていたのだが、即パットのやり方の方がはるかに理にかなったやり方になっている。
これなら、レース当日でも自由に入金が出来ると言うのが理解できる。
要はイーバンクの自分の口座からJRAの自分の口座(注)に振り込み手続きを自分のパソコンで行えると言うだけの事である。
どこの銀行でも同じだろうが、3回以上の振り込み手続きをやると振り込み手数料を取ると言うのだから、いかにもケチくさい銀行のやり方になっている。
これでポイントを貯めると振り込み手数料が何回まで無料になるとか言っているのだから、やり方がずる賢く汚いの一言に尽きる。
そこまでしてJRAの馬券売上に貢献する気持ちは私には無く、共同通信杯やシルクロードSの馬券を買う意欲が失せてしまった。
小倉大賞典でもかなり気分を害したし、気分が乗らなければ今日は馬券を買うのは止める事にした。
【注】
JRAの自分の口座だが、実際はイーバンクがJRAのために専用口座を提供しているだけだろう。
つまりは、一人の人間が2つの口座を持っていて単に資金の移動を行っている事になる。
そうだとしたら、手数料を取るなどと言うのは、実にあくどいやり方だと言わなければなるまい。

2010年2月6日(土)
今日は中京で小倉大賞典(GV)ハンデ戦がある。
さすがに、このレースぐらいになると知っている馬の名前がちらほら見かけるようになる。
インティライミも注目していた時期があったのだが、見たらもう8歳馬になってしまった。
ダンスインザモアも8歳馬になってしまった。
最近は高齢馬が大活躍をしているのだが、今回も活躍するのかとなると疑問である。
深く検討してみた訳ではないが、やはり人気になるのは実績のあるリトルアマポーラやドリームサンデーだろう。
騎手人気で、武豊のナリタクリスタルや三浦皇成騎手のマイネルスターリーも人気になるかも知れない。

中京コースは馬場の状態如何で結果は大きく変わってくるので馬の実力がそのままでは出てこない。
ハンデの差も微妙に影響してくるだろうと思う。
中京では行った行ったの結果になるのが普通だが、JRAがコース造りをどのようにしているのかでも違ってくる。
先行馬有利で面白くないと考えているなら、コースの外側に高速道路を建設しているだろうから、1800mなら追い込み馬がゴール前で交す場面も想定できる。
モエレビクトリーの的場騎手が自滅的な逃げをして、先行馬が総崩れになってしまう気もするのだが、果たしてどうなるのだろうか。
当日の馬場状態が確認できないと予想は無理である。

枠順やらレースの展開やらをあれやこれや考えていたのだが、当日の9時の時点での人気を見たら、@リトルアマポーラが1番人気、C マイネルスターリーが2番人気、Mナリタクリスタルが3番人気である。
いつも感じるのだが、人気と言うのはなかなか鋭い予想をするものだと思う。
中京の1800mだから、外枠は位置取りが難しいので不利だろうと言う事で内枠が人気になっているし、斤量も軽くて中京の成績もそこそこな中館騎手が人気になっている。
2番人気も最近調子を上げている三浦皇成騎手なのも勢いのある騎手に乗っかるという意味で面白い。
枠順は不利だが、成績の安定している武豊騎手のMナリタクリスタルが3番人気なのも納得はできる。

しかし、このレースは大荒れになりそうだと思っている。
中京は天候が小雪で、発走時間を1時間以上も遅らせなければならないのでは、馬場は重を通り越してぐちゃぐちゃの最悪馬場だろう。
泥んこのたんぼでやるようなレースがまともに決着する訳がないのである。
先頭を走るだろうと思われるBモエレビクトリーがそのまま残る場合もあるだろうし、先行馬が総崩れになるパターンもある。
各馬に要求されるのがスピードではなくて、力のいる馬場に対応できるのかどうかや、悪い馬場を苦にしないかどうかになるので、どの馬に適正があるかどうかも全く判らない。
それよりも、こんな時は馬場のなかに突如として走りやすい部分が出来たりして屑馬でも連に絡んだりする。
残念だが今日は中京からは退散したほうが良さそうである。

本日の10時に小倉大賞典でBモエレビクトリーが出走を取り消したとのJRAの発表があった。
先頭を走りそうな馬が出走を取り消したのはレースに重大な影響を与える。
馬場が悪いのが残念だが、Bモエレビクトリーが出走を取り消した事によって異常なハイペースになって先行馬が総崩れになる事はなくなった。
Fドリームサンデーが自分のペースで逃げる事が出来ると言うのはかなり有利になったと言えるだろう。
後は石橋騎手のJバロズハートがめちゃくちゃな騎乗をして逃げようとするかも知れないが、この騎手ではフェアリーSのようなラッキーはないだろうし、やれば必ず潰れると見て良いと思う。
赤城騎手のOオースミスパークが仕方なく先頭を逃げようとするかも知れないが、最外枠では明らかに不利で先頭を走るのさえ難しいだろう。
Fドリームサンデーが3着以内に入る可能性が高まってきたのではないだろうか。
Mナリタクリスタルも無理に1着を狙わなければ3着以内は大丈夫だろうから、軸馬を2頭ピックアップできたかも知れない。
そうは言っても馬場が悪いのが影響するだろうから、自信を持てないのが残念である。

2010年1月31日(日)
競馬はデータが当てにならないと最近は感じるようになった。
確かにデータ通りに決着する事もあるが、圧倒的に外れる場合の方が多いようである。
その割合は、3対7か甘く見ても4対6だろうと思う。
昨日も東京新聞杯はほぼ順当だったが、東京の12Rはデータ的に見れば1番人気、2番人気はその通りである。
1着になった蛯名騎手のMシーダーラックは500万条件を勝ち上がって1000万条件初戦の前走が7番人気で10着では、今回もその程度の馬だろうと見るのが普通である。
それがデータと言うものなのだが、結局は先行しながら2着に1馬身の差をつけて完勝である。
安定した成績の1番人気の藤田騎手のJトップオズパンチは折角いいスタートを切れたのに、いきなりずるずると後退するので馬の状態が悪いのかと思うと4コーナーの最後方に近い所から4着に食い込むのだから馬に相当力がある。
いきなり下げたのは、藤田騎手の判断なのか山内何とかと言う調教師の指示なのかは不明なのだが、どちらにしても相当のヘボだったと言わなければならないだろう。

藤田騎手は所業に多少問題はあるようだが、かなりのレベルの騎手だから山内何とか言う栗東の調教師のレベルが低いのだろうと思う。
この調教師の今年の成績を見てみたら、まだ一勝もできていないようだから無理もないだろう。
2006年と2007年はコンゴウリキシオーで重賞を取っているが、その後はさっぱりだから強い馬に巡り合わないと勝てない調教師なのだろうと思う。
まさか、人気を背負ってわざと負けている訳ではあるまい。

京都のメインレースと12Rも波乱だったのだが、メインレースは浜中騎手が11番人気のタートルベイで1着になっている。
浜中騎手は日経新春杯の時も散々褒めて今年の注目騎手だと言うような事をブログに書いたのだが、いよいよ頭角を表してきたと言っても良いのではないだろうか。
この騎手は12Rでも12番人気で3着になって3連単が16万馬券になっている。
能力の低い馬が絡むには運の要素も大きく影響するが、運の要素を活かせるかどうかは騎手の技量である。
三浦皇成騎手も華々しいデビュー当時の成績の割には目立たなくなってしまったが、これはマスコミの取り上げ方に問題がある。
デビューが華々しかっただけに普通以上の成績を残していても取り上げられないが、実力は相当なものである。

この間の落馬事故からの制裁から久々に出てきたが、2Rは7番人気1着、3Rは11番人気2着、8Rは3番人気1着とただ者では無いと言う事を示している。
馬鹿なマスコミ連中は余り騒ぎ立てないで静かに成長を見守って欲しいものである。
例の女性タレントとの噂話を煽り立てて才能ある人間を駄目にしてしまわないようにお願いしたい。
私はスキャンダル雑誌や何とかの評論家と称する人間が大嫌いである。
無責任の固まりで生活しているだけの存在であるから、一刻も早くこの世の中から消えて貰いたいと願っている。

2010年1月30日(土)
競馬の話では無いのですが、頼まれてエクセルでプログラムを作っていて、どうせ作るなら最新のエクセルが良いだろうと言う事で、エクセル2010のベータ版でプログラムを作成した。
私の環境では動くのだが、半分完成したので相手先に見てもらったらエラーが出て動かないと言われた。
エラーもまともなエラーでは無くて、ご不便をおかけして申し訳ありませんと言う、マイクロソフトのOSのエラーが出てエクセルが自動修正作業を始めている状態だというものだった。
相手からはすっかり嫌われてしまって、大変でしょうから前のソフトを使いますから結構ですと言われてしまった。

それで、古いエクセル2000(2000〜2003)を持ち出して作り直す事にした。
ようやく8割方完成したので、それを送って動作を確認してもらったら、今度は動くようでほっとしている。
今回エクセル2010ベータ版と言う次に発表されるエクセルに触れる事になったのだが、新しいソフトは良いだろうと単純に考えるのは止めた方が良いとつくづく考えさせられた。
確かにシートは広く使えるようにはなっている。
それが改良と考える人もいると思うのだが、そのために処理速度が犠牲になっている。

2000年に発売されたエクセル2000は、その当時のパソコンでも動作に支障がなく動くように設計されている。
現代のパソコンで動かした場合には、実にサクサクと快適に動くのである。
これが、エクセル2010の場合には、遅いと言うよりは普通に動くと言うべきだろうが、エクセル2000とは比較にならない。
私が得た結論は、エクセル2000で十分に間に合う仕事は、エクセル2000で作成するべきだろうと言う事である。
相手が古いエクセルを持っていない場合は仕方がないが、持っている場合は躊躇なく古いエクセルで作成する事をお勧めする。
瞬時に処理が終了する快適さのメリットは計り知れないものがある。
入力画面の色が256色から10000色以上を使えるようになったところでメリットは何も無い。

2010年1月24日(日)
今日はアメリカジョッキークラブカップ(GU)が中山で、平安ステークスが(GV)が京都で行われる。
AJCは1番人気がCキャプテントゥーレで現在(前日19時)2.9倍です。
私は距離が2200mと長いので逃げ馬のCキャプテントゥーレは苦しいだろうと思い危険な1番人気だと思っていたのだが、少し考えがぐらついてきた。
この馬に競りかけるだろうと思っていたEベルモントルパンの木幡騎手の能力に疑問を感じてしまったのです。
44歳の木幡騎手は1流騎手ではないが、中堅の騎手とは言えるだろうと思う。
彼が逃げ馬に乗った時のレース内容を見てみるとかなり下手なのである。

Eベルモントルパンに騎乗するのは初めてであるし、最近は重賞競走の勝鞍もなくなってしまった。
今の彼には若い頃のようにがむしゃらに挑戦する事などは出来ないだろうと考えるに至ったのである。
Cキャプテントゥーレが競りかけられた場合には、逃げ切る事は無理だと思うのだが、どの馬も競りかけないとなると初めての2200mの距離でも関係は無くなる。
この馬が押し出される形で先頭を走るか、Eベルモントルパンが先頭で逃げてペースメーカーとなる可能性が高くなったと思われてきた。
私が考える木幡騎手のペースは、逃げ馬が不在で悠々と逃げられる状況でも、ペースに緩急をつける事なく先頭を突っ走りながら潰れてしまうと言うものである。
私は展開に恵まれそうなので注目をしていたのだが、9番人気に示す通り3着も無いと考えるのが正解かも知れない。

スローペースで流れた場合は、追い込み馬にチャンスはなく好位を走るだろうと思われる@デルフォイやGゴールデンダリアにチャンスが来る事になる。
Aトウショウシロッコの吉田騎手は今回どの位置を走るのかは不明だが、5,6番手を走るのならチャンスは多いだろうと考えている。
Lシャドウゲイトの田中騎手が捨身の逃げを打つ事も考えられるかも知れないが、8歳馬ではもはや逃げるのは無理だろう。
後藤騎手のKアドマイヤコマンドの場合は、86週の休養明けなので相当に馬の状態が良くないと連に絡むのは無理だろうと思う。
現在が7番人気なのを見ると特に大量に馬券が売れてはいないようなので、1,2着は無理だと考えても良いのではないだろうか。
4頭BOXで馬券は取れると見ているのだが、赤っ恥をかくのだろうか。

京都の平安ステークスは荒れる事の多いレースなので皆目予想がつかない。
単勝の配当が10倍以下の馬が7頭もいるのを見ても、多くの人が予想が出来ないで悩んでいる事を示している。
こんなレースは、多点数で馬券を購入するよりも、強引に軸馬を決めて総流しにするぐらいの方が良いのではないだろうか。
Iフォーリクラッセは障害馬が調教代わりの出走しているのなら無条件に消しても良いだろうが、大波乱の多いレースだけに何があるか判らない。
データから判断すれば人気上位の通りなのだが、万馬券が出る事の多いレースだと思って考えるとどの馬が有力なのかさっぱり判らない。

2010年1月23日(土)
今日は残念ながら重賞競走がありません。
重賞競走が無い日でも、馬券を購入しているのですが予想を公開出来る程の的中率ではありませんので予想の掲載は止めております。
自分だけこっそりと大穴を的中させているのに隠しているのだろうと言われるぐらいになりたいのですが当分無理ですね。(笑)
話は変わりますが、「エクセル競馬予想 馬ちゃん」として競馬予想ソフトを公開しているのですが、開発ソフトのエクセルのバージョンが Excel2000 では笑い話にもなりません。
そろそろ最新版のエクセルで動作させようと、エクセル2007 を買うのにどんなタイプがあるのかとか、どこが安いのかとか調べていたら何とエクセルはバージョンが 2010 になっています。
しかも、マイクロソフトからベータ版が無料で提供されているではありませんか。

去年の11月頃から提供は始まっていたようですが、私は世間の流れにうといので気が付きませんでした。
数万円もするソフトが無料で試せるとすれば、これを利用しない手はありません。
さっそく、ダウンロード しました。
MicrosoftR Office Professional 2010 ベータ版をダウンロードしたのですが、私のしょぼいパソコンでは、689MBものファイル容量をダウンロードするのにもインストールするのにも、えらく時間がが掛かってしまいました。
このパソコンでも2年前なら高速な部類に入っていたのですから、どこからか拾ってきたようなパソコンとか安いノートパソコンを使っている人は、忍耐が必要となるでしょう。
このソフトに関して特に質問を受けそうな点を記載します。(マイクロソフトからの抜粋)

Office 2010 ベータ版は、2010 年 10 月 31 日に機能を停止します。
機能しなくなった製品は、[コントロール パネル] の [プログラムと機能] オプションを使用して、コンピューターから削除できます。
インストール時に以前のバージョンの Office からのアップグレードを選択した場合、以前のバージョンを手動で再インストールする必要があります。
引き続き Office 2010 と使いたい場合は、別途試用版をダウンロードするか、Office 2010 の製品版を購入します。

Office 2010 の正式版は、2010 年の前半に生産を開始します。
価格は後日公表予定です。
Office 2010 ベータ版のインストール時に、アップグレードまたはカスタマイズのオプションが提示されます。アップグレードを選択すると、新しい Office 2010 ベータ版製品だけがコンピューターに残ります。
カスタマイズを選択すると、Outlook と SharePoint Workspace (以前の Microsoft Office Groove 2007) 以外の製品について、明示的に選択することで複数のバージョンの Office を共存させることができます。
Outlook と SharePoint Workspace アプリケーションは以前のバージョンと共存できないため、コンピューターにインストールするバージョンを 1 つ選択する必要があります。
アップグレードとカスタマイズのオプションが提示されない場合、既定の動作では、Office 2010 ベータ版と以前のバージョンの Office 製品が共存するようにインストールされます。

Office 2010 の暫定的なシステム要件は次のとおりです。
Windows XP SP3、Windows Vista または Windows 7
Office 2007 を実行可能なハードウェアであれば、Office 2010 は動作します。
ハードウェアを変更する必要はありません。
プロセッサ: 500 MHz 以上
メモリ: 256 MB 以上
HDD: 1.5GB 以上。

ダウンロードする場合は、ダウンロード画面に記載のプロダクトキーを忘れずメモしてください。
インストール時に要求されます。
私はダウンロードしたばかりの状態で動作確認程度しかしておりませんが、これからの私のソフトは Excel 2010 で行う事にしました。
余り評判の良くなかった Excel 2007の改良版ですし、今までの私のソフトのような入手性の問題はありませんので、今後も使用者の増加が期待出来そうです。
早速、現在のソフトの移植作業に入りたいと思います。
完成しましたら、私のサイトの ダウンロード ページに登録します。
まだ試されておられない方は、Excel 2010 のベータ版をダウンロードして見ませんか。

2010年1月17日(日)
昨日は重賞も無くつまらない日だったのだが、京都の12Rで興味深い馬券の買い方があった。
1番人気は、岩田騎手のJアドマイヤシャトルだったのだが、これは休養明けの2戦目だと言う事の期待とジャングルポケットの仔と言う事で人気になっていた。
データ的に見てもこの馬は抜けており、順当な1番人気だったと私は見ている。
不思議だったのが2番人気の馬で武豊騎手のNドリームライナーだったのだが、芝の長距離しか走った事のない馬が、ダートに初めて出てきてこれだけの人気では明らかに異常である。
この馬は個人の持ち馬であるから特に多く買われる理由が全く無い。
私は武豊騎手の最近の不調振りからみても勝てる可能性は低いと見て、1番人気のJアドマイヤシャトルを頭にしてGゴッドエンブレムとIスズカフレームを2着候補にして、3着には武豊騎乗の馬も含めて数点で3連単を買ってみました。
もし、このレースで武豊騎手のNドリームライナーが1,2着になるなら、八百長レースだろうぐらいの気持ちでレースを観戦しておりました。

結果は私にして見れば大波乱で、8番人気のMパープルアカデミーが1着、9番人気のAナイスシャトルが2着、3着がIスズカフレームで3連単は61万馬券になった。
1番人気のJアドマイヤシャトルは通過順位を見るとスローペースだったにも関わらず終始後方のままだったのではないかと思われる。
UHFのテレビ放送では実況中継を行わなかったし、JRAでも条件戦の映像は公開していないので、私には確認する事が出来なかったのだがコンスタントに上がり36秒台の足が使えるJアドマイヤシャトルを岩田騎手はまともに追わなかったのか、馬が全く駄目な状態ではなかったかと感じてしまった。
去年の12月27日の日記にも書いたのだが、最近の岩田騎手は人気を背負って惨敗するレースが余りにも多過ぎる。
今回の調教師も友道康夫調教師だったし、これだけ何回も続くと私でも何かありそうだと感じない訳にはいかない。
騎手の場合は八百長行為は発覚すれば競馬界から永久追放になるし、負ければ調教師には使って貰えなくなるので騎手個人がわざと負けるような事はしないと考えても良いが、調教師の場合は人気になるのが判っていながら調子の悪い馬を出走させる場合がある。
勝てなくても、この馬の馬券を外して買えば競馬では儲けられるからである。
調教師は馬券を買えないのだが、競馬関係者が他人に頼んで馬券を買っているのは常識になっている。
実際にはどうだったのか知る由もないのだが、このレースに限って言えば、武豊騎手の騎乗する馬の異常な人気振りと楽勝できそうな馬の敗退ぶりに(それでも4着だったが)は私にはとても納得が出来なかった。
もし、これが故意であったのなら、半年以内ぐらいにはまた同様な事があるだろうから、今後もこの組み合わせには注目していこうと思っている。(忘れてしまいそうだが)
勿論、単なる偶然である事を祈ってはいる。

さて、後味の悪い話はこのぐらいにして今日の重賞競走の予想を行ってみようと思う。
中山の京成杯(GV)は人気が朝から大きく動いて1番人気が横山騎手のLエイシンフラッシュで2番人気が藤田騎手の@レッドスパークルと安藤騎手のCアドマイヤテンクウが並んでいる。
朝方は馬ちゃん予想と異なっていたので良かったと思っていたのだが、結局は同じ予想になってしまった。
この人気動向は予想出来ない場合の騎手頼みが見え見えである。
これでレースの馬券を買ってみようと思う気持ちは吹っ飛んでしまった。

京都の日経新春杯も朝から少しは人気が変わっているようだが、蛯名騎手のGトップカミングの1番人気は不動のようであるし、36週(去年の5月以来)の休養明けのFベストメンバーが2番人気になるのではないだろうか。
これは馬に期待すると言うよりも、京都の得意な四位騎手への期待が高いからであると私は思う。
3番人気が池添騎手のKメイショウベルーガなので、このレースもまるっきり馬ちゃん予想通りの人気になってしまった。
これだけ予想が人気と一致すると言う事は、予想ソフトの精度が高いと喜ぶべきなのだが、それにしては連敗ばかり続くのはなぜなのだろうか。
それとも今週は的中してトリガミになるのだろうか。
予想が的中しても儲からない事ほどつまらない事は無い。
せめて刺身の大盛りで祝杯を挙げられるぐらいは儲けたいものである。

2010年1月16日(土)
どうしたら競馬で安定して儲ける事ができるのかを模索している人は多いだろうと思う。
競馬はギャンブルなのだから絶対に儲からないとか、JRA(胴元)が25%もピンハネをしているのだから絶対に儲からないとか、評論家気取りで公言するタイプの人間は多いと思うが、私はこんなタイプの人間は大嫌いである。
どこの会社にもこんなタイプの人間が一人や二人は居るものである。
なぜこんなタイプの人間が嫌いなのかと言うと、やたら偉ぶる事、言う事が状況に合わせてコロコロ変わる事、言っている事を実際にやらせると全く使いものにならない事に尽きる。
自分が電子技術者出身なせいもあるのかも知れないが、技術者は世間的には無理と思われる事に挑戦しながら科学を進歩させてきた。
だから、無理と思われる事でも無理だと簡単に結論付けることなどはしないものである。

競馬に関しては安定して儲けている人(組織)の存在がちらちらと見え始めているので、いかにして自分もそこまでたどり着けるかの段階になっているようである。
私が知る限りでは、外国人の経営するデータ分析会社が競馬で安定して儲ける方法を発見したようだが、膨大な資金がないと無理のようであるから、個人のレベルではやり方が判っても参加するのは難しいようである。
自分がその方法を使えないにしろ、儲かる競馬予想はどうやるものであるかの道筋ははっきりと示されたと思う。
開発したのがデータ分析会社である事が示す通り、データ分析(数学的思考)によって競馬は予想できるものであるらしい事である。

今までも統計学を利用したJRA-VANのマイニング予想などがあったが、残念ながらこの程度ではまだまだ使い物にはならないようである。
私の推定であるが、競馬を予想するには今までの数通りのデータから分析するのでは無くて、少なくとも数百通りのデータを分析する必要があるのではないだろうかと言う事である。
どこにそんな量のデータがあるのだと言われるかも知れないが、調教分析が専門のスタッフが数名、パドック分析が専門のスタッフが数名、過去のレース映像の分析が専門のスタッフが数名、その他に一般的なデータ分析専門のスタッフが数名で得られるデータを集計すれば数百のデータなどは直ぐに集まるだろう。
競馬の場合は天気を予想するよりも数倍の難しさがあるだろうし、ひょっとしたら株価の予想プログラムよりも難しいかも知れない。
1点で競馬予想を的中させろと言われれば絶対に無理だろうが、200点の購入で的中させろと言うのなら可能かも知れない。
100%的中できるようになれば、後は的中した場合に損をしない買い方(資金配分)をすれば良いだけだから、これは簡単だろう。

競馬の必勝方法が高度な数学的処理を必要とするものである事が理解出来ると、今まで世間一般で行われている競馬予想がどれほど陳腐なものであったのかがはっきりする。
前走がどうだったとか、調教内容がどうだったとか、血統がどうだとか、展開予想がどうだとかの断片的なデータでの判定がいかに無意味なものであるかがはっきりしてくるだろう。
ここまで考えると、それほどまでして私は競馬予想をやりたくないと言う人も多いだろうと思う。
何百点も馬券を買って的中できても嬉しくないので、数点であたるかどうかのギャンブル性の方が楽しいと言う考え方である。
私はどちらの考え方が正しいとか間違っているとか言うつもりは無いし、どちらが良いか結論すべき事でもないだろうと思う。
馬券を買う本人が競馬予想は楽しいと感じているならばそれで良い筈である。

2010年1月11日(月)
●祝● 「エクセル競馬予想 馬ちゃん」 スペシャル版(Ver 1.05) が昨日の中山でジャニアリーS(11,090円)を的中させました。
ジャニアリーS
重賞競走ではありませんでしたが、メインレースなので馬ちゃん予想を参考にされている方は的中された方が多いと思います。
この掲載で一人でも多くの方が「エクセル競馬予想 馬ちゃん」に興味を持っていただける事を期待します。
昨日の京都メインのシンザン記念(GV)も馬ちゃんの得点トップから得点順に6〜8点流して購入すれば的中できておりました。
(私はBOX買いをしておりましたので駄目でしたが)
久々に馬ちゃんの宣伝をさせていただきました。

さて、今日も祭日なのでフェアリーS(GV)があるのですが3歳牝馬のレースではどう考えても予想は無理そうである。
堅実な馬券の買い方をする人は、こんなレースの参加は避けるべきだろう。
ギャンブルに堅実もへちまも無いと思う人だけが参加すればよい事である。
要は私が口癖にしている損をしない競馬さえ出来ていれば、それが堅実な買い方であると言う事である。
JRA主催の競馬の予想大会に参加する事も多いのだが、全レースの全券種を買う人の多い事に驚いてしまう。
大会では良い成績を残せるでしょうが、そんな買い方で儲かる筈は無く金持ちの道楽息子が競馬に参加しているだけなのだろう。
ギャンブルに溺れた馬鹿な人達が多いのにあきれてしまう。

フェアリーSは結果がどうなるのか予想がつかないのだが、京都のメインレースの淀短距離Sは誰でも容易に予想が出来るレースである。
競馬なので結果は不明だが、買う馬券はEレディルージュとHエイシンタイガーが抜けているのでこの1点買いで良いレースである。
と言うか他を探しても買う馬が居ない。
昨年の11月7日に京洛Sで2頭が1分7秒6で走って1,2着になっているのだが、その再現になる可能性が非常に高いレースである。
次の京阪杯でも2頭は顔を合わせており、2番人気、3番人気になったのだが、Eレディルージュは2着だったが2番人気のHエイシンタイガーはグッドキララのペースに惑わされて12着に惨敗して今回3番人気の@ヘッドライナーにも負けているのだが、これは馬の実力では無くてオーバーペースで走った池添騎手の騎乗レベルが低いためだったと考えられる。
今回も2頭の馬の力は互角だが、武豊騎手と池添騎手ではレベル差が多きいのでEレディルージュ1着、Hエイシンタイガー2着と考えるのが自然だろうと思う。
人気は当然の如く1,2番人気になっていて配当も4.0倍と低いのだが、1点買いでこの配当が得られるなら満足すべきだろう。
他に怖い馬は居ないのかと言う事になるが、藤田騎手も小牧騎手も岩田騎手も乗っている馬のレベルが低過ぎる感じがする。
仮に10回このレースを行っても5,6回はこの2頭で決まると思っているのだが、予想に自信のあるレース程なぜか外れる。

2010年1月10日(日)
これから競馬がどうなっていくのかは不透明な部分があるのだが、競馬へ参加する人が少なくはなっていっても一気に落ち込む事はないだろうから、少なくとも今年1年は大丈夫だろう。
私はパチンコからは足を洗ったので判らないのだが、最近はパチンコ産業はどうなのだろうか。
パチンコ台がやたらハイテクになっているようだが、パチンコ好きな人の話だとパチンコ台が高価になったために、昔は新装開店では釘を甘くしてじゃんじゃん玉が出るようにしてたのが、最近のパチンコ屋は資金を回収するために新装開店では出ないと言っていた。
あれも競馬と似ていて投入資金を回収できるから存続できるのであって、パチンコ屋に景品買いを行う所がなかったらとっくの昔に潰れている。
パチンコではどのぐらいの人が儲かって、どのぐらい人が損をしているのか知りたいものである。
競馬の場合は主催者が勝手に控除率を決めて運営してきたのだが、ブームが完全に去った今は適性な控除率は数学的に求められではないかと思っている。
つまり、どの程度の割合の人が儲かって、どの程度の割合の人がとんとんで、どの程度の割合の人が損をする状態なら長期的に娯楽として存続できるのかが決まってしまうのではないかと言う事である。
娯楽が無駄な経費だと考える人も中にはいるかも知れないが、旅行をするのも旨いものを食べる事もスポーツを見るのも人生には必要である。

パチンコも競馬もやたらギャンブル性が高くなってしまったが、昔のように枠連でせいぜい数百円の配当で楽しんでいるのが理想的な状態だったのかも知れない。
ただ、一旦競馬で100万儲かったとか200万儲かったとかの状態になってしまうと、2度と枠連などの馬券を買う事は出来なくなってしまった。
枠連なら最大でも36通りの馬券を買えば的中できたのだが、3連単なら4896通りにもなってしまう。
3万6000円で済むものがが48万9600円必要になる訳で損をする人が圧倒的に多くなるのは当然のことである。
仮に3連単を昔の枠連の36通りにすると100円が13850円に相当する訳で枠連の6点買いなら600円で済むのだが、同じ的中率を求めるなら83100円が必要になる計算である。
3連単を買う人は、この辺を冷静に考えないとお金をどぶに捨てる結果になってしまう。
そう言いながら、実は私は3連単で競馬の必勝方法を考え出そうとしているのだが。

2010年1月9日(土)
今週は11日が成人の日で祝日なので競馬は3連続開催となる。
競馬で儲かっている人にとっては堪らないことだろうが、大部分の人にとっては競馬資金が持つかどうか心配なだけだろう。
1月5日にテレビではJRAへ取材して恒例の会長の新年の抱負のインタビューをしていたが、あの人もこんな時ぐらいしか出番は無さそうである。
その時にJRAのプレミアムレースの話をしていて、金杯がその対象レースだったので、会長はこんな時に競馬ファンは取り返して欲しいと言うような事を言っていた。
負けているファンは、プレミアムレースで取り返して欲しいと言う意味だと私は思ったのだが、ノー天気そうなJRAの会長でも一般の競馬ファンは負け続けている事を知っているんだと思ったのだが、違う意味で言っていたのなら勘弁して貰いたい。
どちらにしても、JRAは競馬ファンの多くが儲からなくて泣いている事を理解して欲しいものである。
まずはそこから何とかしようと言う機運が生まれてくるものである。

その点では、今年の金杯はどちらも平穏だったのは何よりだった。
私は例年の通りに荒れるものだとばかり思って馬券を買っていたので的中出来なかったのだが、あの程度の配当なら数多くの人が的中出来ただろうし、今週の競馬資金程度は儲かったのではないだろうか。
競馬は1番人気馬が惨敗しない事が大切で、1番人気馬の信頼度は高くて総流しで馬券を買っている人も1番人気馬から流している人が圧倒的に多い。
毎年1番人気馬の勝率は30%前後で安定しているのだが、レースを選べば40%以上の確率で1番人気馬は1着になっているだろうし、連の軸としてなら50%程度は堅いのではないだろうか。
JRAも競馬を存続させたいのなら、多くの人が買う馬券の配当を増やす事である。
プレミアムレースだなどともったいぶらないで、控除を15%にするぐらいの大胆な発想が必要だろう。
以前に外国の控除率を調べた事があったのだが、日本は高過ぎるような感じを受けた。
ただ、日本では控除率の話をする事はタブーに近い状態になっているようだ。

去年も散々書いてきたのだが、今年もヘボ競馬評論家とヘボバドック解説者の話を聞かされるのはうんざりである。
1月5日はなんとか我慢して聞いていたのだが、アナログ放送も今年は打ち切りになるし、そろそろグリーンチャンネルと契約を結ぶ時期に来ているのかも知れない。
もう少しレベルの高い競馬関係者の話を聞きたいものである。

2010年1月5日(火)
中山金杯と京都金杯は毎年順当に決着する事はないレースである。
私は金杯レースをご祝儀レースと呼んでいる。
毎年荒れるのは、レースがハンデ戦である事と時期が寒さのため競馬には適していない事、仕上げ状態が厩舎によってまちまちであり、お屠蘇気分の抜けない厩舎もあれば必死に勝ちにくる厩舎もあるという具合だからだろう。
開催が火曜日なのでレースを見る人も少ないし、当然馬券を買う人も競馬好きの限られた人になっている。
過去のデータから単純に馬券を買うのは止めた方が良いレースだと私は考えている。
今年も2,3千円から、場合によっては万馬券に近い配当になるのではないだろうか。
もし、このレースが1,2番人気で決着するような事があれば、異変と呼べる程のレースなのである。

正月からか、JRAもハンデを気前良く与えているので、普段は5着も無理なような馬が連に絡んだりする。
騎手もレース感覚が鈍るのか、ペースを上げ過ぎたり、控えたりし過ぎるので逃げ残ったり、先行馬が総潰れになったりする。
去年の秋からの傾向では、人気にない先行馬の逃げ残りが多くなっているので、今年も軽量馬の逃げ残りは考慮した方が良いだろうと思う。
荒れるレースは何時間考えても予想は無理だから、気が進まなかったら無理に参加するレースではないだろう。

中山金杯は、54Kのサニーサンデーが逃げるだろうから、この馬のペースがどうかでレースは決まってしまうと考えるべきだろう。
前走の福島記念(GV)で1着、その前のラジオNIKKEI賞で2着だから、人気になるのかも知れないが、金杯で一番危ない馬はこんな馬なのである。
福島記念もラジオNIKKEI賞もハンデ戦であるし、福島で51Kで1着になれたと言っても中山では通用しない事が多い。
何と言っても競馬評論家好みは、横山騎手のヒカルカザブエだろう。
秋山騎手に代わって、横山騎手が騎乗するのだから、厩舎は勝ちにいっていると考えるからである。
競馬が人の思惑(人気)通りなら、この馬の軸で的中できるのだろうが、前に述べたように金杯はご祝儀レースである。
どこでどうなるか判ったものではない。

金杯は競馬のプロみたいな連中が参加するのでどのぐらいの人気になるのかが不明だが、52Kのブルーマーテルは斤量に恵まれている。
騎手が若いので期待されていないのかも知れないが、荒れる時はこんな馬が絡むものである。
厩舎の2頭出しが4組もあるので、同じ厩舎の馬なら調教師ならどちらの馬が勝てるのかは容易に判断出来るだろうから、人気動向も注目すべきだろうと思う。
予想が無理なようなレースが、実は予想が容易な場合がある事も皆無ではないので、競馬歴の長い人で感じるものがあるなら挑戦してみるのも面白いかも知れない。
但し、先は長いので最初から飛ばしすぎないようにしたいものである。

2010年1月1日(金)
新年明けましておめでとうございます。
去年の今日に私は現在祈っておりますの次に以下のような事を記載いたしました。
ゴルフの石川遼選手や競馬の三浦皇成騎手のような打算的な物の考え方をしない政治家のヒーローが登場してくれる事を祈るのです。
ゴルフの石川遼選手は賞金王になりましたし、三浦皇成騎手も相変わらず大活躍でフリーになりました。
政治家のヒーローは現れませんでしたが、政権は自民党から民主党に変わりました。
で、世の中が良くなったかと言うと政権が交代してから日が浅いせいなのか、不景気の根が深いからか昨年と全く変化は無く、どちらかと言うと悪くなっているようです。
日本はこれほどまでに貧富の格差のある国だったのかとはっきりと感じるようになりました。
新しい政権に期待する人は多いのですが、沖縄のアメリカ軍の基地問題の処理を間違えるだけで崩壊してしまいそうです。
しかし、日本がこれほどまで借金まみれの国になるなどと誰が想像できたでしょうか。

これだけ貧富の格差が大きくなると、富の分配でも行わない限り溝は埋まらないでしょうが、国には資金が無く金持ちは欲望の塊のような人間が多いでしょうから、これからも格差は広がるだけでしょう。
人間同士の共存共栄を考える人などは少なく、恐らくは人間は地球上の生物の中で自己中心的な下賤な部類に属しているのでしょう。
看護も十分な金を貰えなければやらないと言う人がやたらと多くなってしまいました。
これでは介護保険制度が崩壊するのも時間の問題でしょう。
親子の愛情のような金銭ではない心を持てる人が居ないと社会も成り立たないでしょう。

2009年度の日記