製品に添付していたファームウェアのバージョンは1.54でした。
現在は1.55になっているらしく、ファームウェアのバージョンアップを行えとしつこく表示します。
どうやら、この製品は知らない間にインターネットに接続してバージョンの確認を行っているようです。

それだけならまだ許せるのですが、本体のインフォメーションLEDを点灯させて、何か異常が発生したかのように振る舞います。
何としてでもバージョンアップをさせないと、気が済まないようです。(Ver 1.55 では表示を選択できるようにしたと書いてありました)
マイクロソフトのOSにも、独特のしつこさがありますが、これはアメリカ人的な性格だろうと思って我慢しておりましたが、日本の製品にもあったとは驚きました。
特に出たばっかりのバッファローのファームウェアのバージョンアップなどは怖くて出来ませんが、あまりのうざい存在にファームウェアのバージョンアップをする事にしました。(玄箱に詳しいサイトの解説では、バッファローは過去に出したばかりのファームウェアをこっそり入れ替えた事があるそうです)
うざいもさる事ながら、製品のインフォメーションLEDが常時点灯しているのでは、故障が発生した時に気がつかない恐れがあります。

ファームウェアのバージョンアップは、WEBの管理画面からインターネットに接続した状態で行う方法とファームウェアをダウンロードして行う方法があります。
前回はインターネットに接続した状態で行ったのですが、その場合の操作方法です。
WEB管理画面のシステム→メンテナンスタブを選択すると最下部にファームウェアアップデートがあります。
アップデートの必要がない場合には、「*** このTeraStationは、最新のファームウェアが適用されています。 ***」と表示されておりますが、今回は1.54から1.55にバージョンアップになりますので以下のような表示が出ます。


これで、アップデート実行ボタンを押せばネットワークからアップデートできます。
しかし、私のように田舎に住んでいると ADSL の回線速度も遅く、気が遠くなるような時間が掛かりますので、ファームウェアを一旦ダウンロードしてから行った方が安全です。
その場合は、ダウンロードしたファイルを展開して、TSUpdater.exe を実行することになります。
その時のインストール前の確認画面を下記に示します。


これからインストールが完了するまでも、延々と時間が掛かりますが、シリアルのインターフェースの表示内容も見ていると、インストールがどこまで進んでいるのかも確認できますので、不安を覚えることは少ないと思います。
ファームウェアのバージョンアップが終了すると、うざかったインフォメーションのLEDも消灯して、インフォメーションマークも以下のように消えます。


ファームウェアのバージョンが1.54から1.55にアップしているのが確認できます。
なんとか、サーバー化のスターラインには着くことが出来たようです。