テクニック編

このソフトを使用する場合の面白い使い方や特別な設定例などについて御説明します。
ひょっとしたら使い勝手が良くなるかも知れません。

●起動時の画面

これが起動時のメニュー画面です。(ハイブリッド版 Ver1.06 の画面を使用しております。)
スペシャル版のメニュー画面では、数式バーやステータスバー、行列番号、水平、垂直スクロールバーが表示されてすっきりしませんでしたが、ハイブリッド版からはそれらを全て表示しないようにしました。
終了時にはエクセルの基本画面に戻してから終了しますので、次に別ソフトでエクセルを立ち上げられた時は通常の画面になります。

メニュー画面1

この状態では単調すぎると感じられる方のために、このようなメニュー画面の表示も行えるように致しました。

メニュー画面2

この機能は、特別にプログラムを組んでいる訳ではなくて元々エクセルに備わっているものです。
同じフォルダ内に任意のBMP(ビットマップ)もしくはJPG(ジェイペグ)ファイルを入れておくとこのように表示させる事ができます。
ハイブリッド版(Ver1.07)では、画像ファイル名はUmachan.bmp もしくは Umachan,jpg としてください。

試しにWindowsXpの草原の写真を表示させた場合は、下記のような画面となります。

メニュー画面3

一瞬ディスクトップ画面が表示されていると錯覚しそうになります。
このような表示を行っても特にメリットはありませんが、遊び心のある人に利用していただきたいと思います。

●オリジナルメニューバーついて

「エクセル競馬予想 馬ちゃん」ハイブリッド版にはオリジナルなメニューバーを表示する機能があります。
ソフトの設計の段階ではオリジナルなメニューバーを表示して通常のエクセルの使用状態と異なるものにしたいと思っていたのですが、この状態でパソコンの電源を切られたりパソコンを強制終了されたりするとエクセルの通常のメニューバーが表示されなくなる恐れがありました。
パソコンの知識を持っておられる方だけが使用されるのであれば心配ないのですが、初心者の方からの苦情の山となる場合もありますので断念した訳です。
それで開発も途中で止めましたので全ての機能を使う事はできませんが、オリジナルなメニューバーを表示する事は出来ます。
動作環境の設定ファイルの Umachan107.ini の中の [Menu] の欄のOriginalMenuをONに設定してからエクセルを再起動すると下記のようなオリジナルなメニューバーが表示されます。

オリジナルメニューバー

この機能を使用すると操作が便利にはなりますが、パソコンやエクセルの知識が十分で無い方は絶対に使用しないでください。
元に戻せなくなったがどうしてくれるんだと言われても、いちいち説明するのは面倒なので私は一切関与いたしません。
それほどまで使用が危険なものではありませんが 関与しない件は本当 ですのでくれぐれも自己責任で行うようにしてください。

●オッズフォルダの設定について

このプログラムでは、オッズを記録するフォルダは、ソフトをインストールしたフォルダに Odds(オッズ)と言うサブフォルダを自動的に作成してそこにデータを記録するように初期設定されております。
オッズは馬券購入の場合には絶対に必要なものですが、競馬予想には重要度が低いためにデータベースには蓄積しないで単純なテキストファイル形式で保存させるようにしております。
これはデータベースの肥大化は動作の遅延につながる事とデータベース(アクセス)には最大容量(2GB)の限界があるためです。

このオッズを記録するフォルダは任意の場所に設定する事が出来ます。
環境設定ファイル(Umachan107.ini)の Odds_DIR の Odds_DIR にフォルダのリンク名を記載する事によって可能になります。
これを TARGET JV の速報データの登録先に設定する事でデータの共通利用が出来ますので使い勝手がかなり良くなります。
TARGET の速報データの記録先は、RT_DATA(Real Time Data)と言うフォルダですので、環境設定ファイル(Umachan107.ini)のOdds_DIRを以下のように記載します。
Odds_DIR=C:¥Program Files¥TFJV¥RT_DATA
(¥=¥の意味で半角の円マークです。 C:¥の部分はTARGET JV のインストール先によって異なります。)

このようにしてレース当日に速報データの自動取り込みを行うと、TARGET JV の速報データは常に最新のデータが取り込まれた状態になります。
この設定にした場合は、環境設定ファイル(Umachan107.ini)の Odds_DIR の内容は以下のようにした方が良いでしょう。
Wide=ON
Umatan=ON
Sanren=ON
Sanrentan=ON
JikeiretuUmaren=ON
上記の設定でワイドや馬単などの速報データも取り込まれます。
TARGET JV には速報データの自動取り込み機能が現時点(2009年6月)ではありませんので、随時速報データを取り込む必要がなくなり使い勝手が良くなるのではないでしょうか。

【ご注意】
TARGETでの動作を保証する事は出来ませんので、あくまで設定の参考例として御覧ください。

●馬の画像を表示する

便利な機能か余計な機能なのかが不明なのでヘルプファイルにも記載しませんでしたが、このソフトは競走馬の画像を表示する事ができます。
実際に表示されている状態はこのようになります。

ブエナビスタ画像

表示する画像のサイズはソフト上では設定しておりませんので、画像の大きさがまちまちの場合は画像を登録する段階で揃えた方が良いと思います。

画像を表示するのは簡単で、プログラムフォルダに UmaGazo と言うサブフォルダを作成してそこに競走馬の画像を貼り付けるだけです。
画像のファイル形式は、JPGにしてください。
ファイル名は各馬の登録番号です。
例えばオークスを勝ったブエナビスタの画像ならファイル名は、2006103319.JPG となります。
馬のコード番号は Target JV などを始めとして、ほとんどの競馬予想ソフト(私のソフトも含めて)で確認する事ができます。
このソフトは、UmaGazo フォルダに処理中の競走馬の画像ファイルがあると、所定の位置に表示するようになっております。

画像の入手は個人で所有している場合の他に、JRA や JRA-VAN NEXT の2歳馬情報などに数多くあります。
上記の画像は JRA-VAN NEXT からコピーしたものですが、個人で使用する分には問題が無いだろうと勝手に考えております。

騎手や調教師の画像も同様にして表示させようと思えば可能ですが、当面は有効性を確認する程度ですので対応しておりません。
正直な所、競馬予想には必要性が薄いと感じておりますので、今回のバージョンだけになる可能性は高いです。

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