(12)プログラムを作って得た事

エクセルで簡単な競馬予想プログラムを作りました。
多くの方に見て貰いたいと思って、JRA-VANに登録申請をしました。
本音を言えば、多くの人が利用するとJRA-VANからご褒美が貰えるのでそれが欲しいのです。
【注記 2014年1月】
JRA-VAMに登録されているプログラムの数が多くなりましたので、組織力のない個人がご褒美を貰うのは大変な状況になっております。
特典とか金銭目当てで競馬予想プログラムの開発を考えておられるのなら、別な方法にした方が良いだろうと私は思っています。
恐らくですが、3分の2以上のプログラムの作成者の方は、満足できるような報奨金は得られていないと思います。

当然、フリーウェアにしました。(あんなもので、金など取ったらどつかれるでしょう。)
以前から、自分で競馬予想プログラムを作りたいと思っていましたから、自己満足を得る意味も多少はあります。

見ての通り、かなりの手抜きになってしまっております。
最大の手抜きは、基礎点(馬のランク)を前走のレースから判断している点でしょう。
テニスなどもそうですが、世界的なランクがあって、実力はだいたいそのランクに沿っています。
競馬の場合も、競走馬が1万頭いれば、1万通りのランクが本来ならば必要でしょう。
しかも、競馬の場合は、2000mならAランクだが、1200mはCランクだとかは当たり前の事ですし、馬によっては京都コースならAランクの走りをするのだが、東京コースはCランクの走りしかしないなんて事があります。
去年はAランクだが、今年はBランクだとかもあるでしょうし、馬場状態でもランクの変更が必要かもしれません。
一番大事な部分を、前走1000万クラスで走ったから、この馬は1000万クラスの基礎点であると単純に割り振っているのですから、これだけで半分以上的中させる事をあきらめたようなものです。

そんな物をなんで発表したのだと怒られそうですが、世間では結構いい加減な予想がはびこっております。
出回っているソフトと大差ないのではないかと自分では思っております。
競馬評論家は、自分の予想が外れた場合に、自分の予想が間違っていたとは言わずに、勝った馬がやれ展開に恵まれたとか、・・・が功を奏した結果とか、適当な言い逃れで済ませているようです。
一人ぐらい、’私の予想は余りにも当たりませんから競馬評論家の看板を下ろします。’と言える人がいても良さそうなものですが、どう言う訳か全くおりません。
この職業は、能力を判断する事が容易だと思うのですが、日本のテレビ界では悪習であるコネ等で出演者が決められるのでしょう。
得をするのは出演者本人だけであり、多くの人にとってはレベルの低い内容の話ばかり聞かされる事になりますので、不幸な事と言わなければなりません。
私の場合は余りにも的中しなかったら、バージョンアップをすると言う事で許していただきたいと思います。
【注記 2014年1月】
上記の記載は「エクセル競馬予想 馬ちゃん」(Ver1.03)(2005年)の頃のお話になります。
現在は、プログラムの内容が当時とは全く異なっております。
競馬評論家のレベルが現在は変わっているのかどうかについては言わない事にします。

●競馬予想プログラムを作って得たこと

(1)他の人の作ったプログラムを良く見るようになった。(画面構成や操作方法等も含めて)
(2)的中率を上げるために、過去のレースをかなり研究する事ができた。
(3)JRA-VANに提出するために、圧縮や画面のファイルの作り方を改めて学んだ。
(4)使用方法等を書くために、書く内容や表現方法に結構苦労した。(プラスになったのでは)
(5)あらためて競馬の予想は難しいものだと判った。

年間を通して重賞競走の予想の収支結果がとんとん程度を維持出来れば、お金をとって販売しようかとも一応は考えております。
じゃんじゃん儲かるようであれば発表しないで自分だけでこっそり使用します。(有り得ませんが。)