私と競馬予想と開発環境

私は中年の電子技術者なんですが、早い話がリストラにあってぶらぶらしています。
悪友に誘われたのがきっかけで、昔から競馬に少し興味があって週末はテレビの競馬番組でちょくちょく観戦しております。
見ているだけだとつまらないので、小額ですが馬券を買ったりもしています。
ホームページを作る機会がありましたので、競馬をメインにする事にしました。
それで、テーマとして’競馬は儲かるギャンブルなのか’を検証してみる事にしたのです。

あまりにも、無謀に近そうな内容で結論に行き着く前に挫折するような気がします。
挫折しても趣味でやっていることだからいいやと今から逃げ腰になっています。
まあ、所詮はつまらない中年のやる事ですから軽く聞き流していただきたいと思います。

競馬の予想方法としては、それこそ掃いて捨てる程あると思います。
私は一応技術者のはしくれですから、科学的な方法で研究していきたいと思います。
今は、ターゲットと言う競馬データの分析ソフトで、いろいろデータを眺めながら予想しております。

予想の的中率はどうかと言われると、確かに的中する場合もそこそこはありますが、それ以上に外れる事の方が多くて儲かりません。
レース結果のデータを分析する事で、的中率をかなり上げられるのではないかと考えた事もありました。
私の経験から言えば、それほどの期待を寄せるのは間違っていると思います。

と言うより、オッズ自体が過去のデータを全て考慮して形成されている事が多く、逆に過去のデータにとらわれすぎて失敗する事の方が多いような気がするのです。
過去のデータだけで予想するには何かが欠けているため、無理のように思えます。
その何かは私もよく判りませんが、その時の馬の調子だとか、レース中の不利だとか、ちょっとした展開の綾かなとも思いますが、それでも説明のつかないレースはいくらでもありますから競馬は難しいです。

競馬予想に、ひらめきとか感(勘)とか運の要素が必要となると、誰でもはできません。
ちゃんとした職業についている人は競馬はやらない方が良いと思います。(笑)

【2013年3月追記】
私を競馬に誘ってくれた悪友の一人が、数年前に亡くなったと風の便りに聞きました。
私が会社を辞めた後だったのでもう付き合いは無かったのですが、会社勤めのストレスから飲めない酒を飲むようになったと聞いています。
私も上司のやり方には異論があって、面談では平気で自分の意見を言っておりましたので、そのせいか所属を変えられてしまいまいましたし、配転先でも営業所に飛ばされそうになってので、長年勤めた会社でしたが辞めました。
私が辞めたら会社が急に発展したりすると嫌だなと思っておりましたが、発展どころか会社は他所の会社に乗っ取られてしまいました。
上司にそんなやり方をしていたら駄目になるだろうと進言していた私の考えは間違っていなかったと今でも思っています。
自分に対する反発者は除外したいと思う気持ちも分かりますが、そんな小さい考えの上司が多い会社は、発展する事はありません。

●私のパソコン環境

私のパソコンの環境ですが、パソコンは3台ほど持っております。
後1台NECの9801Xaという昔のメインマシンがあったのですが、何年かぶりに起動させてみましたら動かなくなっておりました。
この3台は全て自作のDOS/VマシンでAthlon1800+が1台、PentiumVの800MHzが1台、買ったばかりのAthlon64X2 3800+が1台です。

世代別に新旧とりまぜておりますが、普段は買ったばかりのAthlon64X2 3800+を使っております。
特にこれがすばらしいからと言う事ではなくて、実は一番安定しているのは皮肉な事に一番古いPentiumVの800MHzです。
最新のCPUだったらさぞかし動作が速くて快適だろうと思っていたのですが、私の場合は投資金額に見合う程の効果があったのかどうかはかなり疑問です。
しょうがないから、Windows Vista(ビスタ)でも入れて、他の人に知ったかぶりでもしようかと思っております。

【2013年3月追記】
Windows Vista (ウィンドウズ ビスタ)が発売されたのは2007年の初めですから、前述の記事は2006年末頃の私のパソコン環境のようです。
この頃のパソコンのマザーボードはサブ機として使用していたこともありますが、今はマザーボードだけが残っているだけです。
Windows98とかWindowsMeでのソフトの動作確認にでも利用しようかと思ったことがあったのですが、もうその必要は無いでしょう。
Windows2000でも使っている人はまずいないと思います。
最近のパソコンのハードは、インテルのCore i7 3770Kを使用してオーバークロックしながら、ハードディスクもSSDを搭載するのが上級機と呼べると思います。
私もディスクトップの高性能なパソコンを組み立てようとしたのですが、最近の急激な円安の影響でCPUも3万円を超えてしまいましたし、メモリー、SSDなどそれこそ全ての部品が値上がりしてしまいました。
今後安くなるどころか、今でも少しずつ値上がりをしているようです。

それで、今私のメイン機は、Intel Core i7 940を使用したものが1台とIntel Core i7 920を使用したものを予備機として1台使用しております。
このシリーズには、i7 980X エクストリーム・エディションと言う最上位のCPUも存在しているのですが、市場への供給が少ないのか中古でも3〜6万円もしていて、貧乏な私はでは手を出せません。
2,3年前のCPUを搭載するのであれば安く作れるだろうと目論んだ私の考えは間違っていたかも知れません。
かと言って、このタイプはCPUのソケットがLGA1366ですから、最新のCPUは取り付ける事ができません。
これから高性能なパソコンを使用したいとお考えであれば、多少高くついたとしても最新のCPUを使用する事をお奨め致します。
現在は中古でも価格は連動しますので安くは買えませんが、供給量が多いので売り手市場になることはないでしょう。

OSはソフトを開発している関係で、XpやVISTA、Windows7は持っておりますし、その内にWindows8やエクセル2013も購入する事になるでしょう。
多少電力が大食いの感はありますが、Core i7 920程度の性能であれば、最新のソフトでも動作がもたつく事はないでしょう。
メモリーも24Gバイトまで搭載できますから64ビットのOSでも十分でしょう。(現在は18Gバイトを搭載)
つい最近まで、Core2Quad Q6600搭載機をメインマシンにしていたのですが、これよりも数段性能が上です。
安物のノートパソコンでは、競馬予想のソフトを動かすには全く使い物にならないでしょう。
他人の中級程度のノートパソコンを使ったことがあるのですが、ネットサーフィンでもかったるくて、とても使う気にはなれませんでした。
ただ、余りにも高性能機で開発すると一般の人のパソコンでは動きが遅く感じる場合が多いので、Core2Quad Q6600搭載機を基準にしています。

●私のソフトのレベル

私は電子技術者ではありますが、どちらかと言うとハードウェア関係がメインでした。
今は懐かしい8080やZ80を使って制御関係の機器を作っていました。
マイコンも1チップの時代になって、日立のH8シリーズやPIC等でソフトを組んだ事もありますが、あのアセンブラの世界にはもう戻れないかもしれません。

NECのPC9800でN88BASICをいじり回していて、VBに初めて触れた時には、あまりの違いに受け入れる事ができませんでした。
プログラムの流れが全く異なる事やブラックBOX化している部分が多すぎてさっぱり理解ができなかったのです。

それで、橋渡しとして富士通の F-BASIC をいじった事もありました。
しかし、富士通もMSに太刀打ちできる訳はなく、WindowsXPの発売と共に撤退してしまいました。
気を取り直して、VB6に取り組んでみたら、どうにか理解する事ができました。

目に見えない部分での動作が多いので、訳がわからない動作をする事はありますが、プログラムを作るのはN88BASICに比べれば、遙かに楽になりました。
エクセルもVBAが使えますので、なんとかプログラムを作る事ができます。

でも、本格的なプログラムを作ろうと思ったら、やはりCを覚えなければいけないと思います。
エクセルは当然でしょうが、VBでも動きがかったるくて、いらいらする事が多いのです。
これは私のソフトのレベルが低いからなのでしょうか。

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昔懐かしいスーパーΠの計算時間を載せてみました。
現在のメインマシンでの計測値です。
最近はマルチコアのCPUが主流なので、スーパーΠを利用してCPUの性能比較をする人はおりませんが、シングルスレッドの比較でもCPUによって結構差が出るようです。

スーパーπ


これがどの程度の性能なのかを比較するために、 価格。COM に記載してあるデータを抜粋してみます。
104万桁(1M)での比較になります。
私の場合は、13.375秒でした。(定格)

E8600(定格)16秒
i7 930定格 13秒
AMD 1055T  1M 21.27秒
PhenomU945×4 23秒
セレロンD 2.8G 33秒
Intel Core Duo T2080 1.73G 39秒
Q9650(定格)18秒
私のQ6600は、22秒でした。

Phenom II X6 1090T BE 19秒
AthlonIIX4 620 (@3.12Ghz) 26秒
Pentium Dual-Core E5300 31秒
Pen 4 3.0CGhz 1分05秒
Intel Celeron(R) 2.66Ghz 56秒
Corei7 975 定格 11秒
intel Atom N450 1.66GHz 1分50秒

Pentium4 2.6GHz 59.406秒
Core i5 520M16秒
ノートのCore i5 430M 18秒
3355万桁 18分9秒
Core 2 Duo T9900 15秒
i7 990X定格 11秒強
i7 2600K ×52 7秒

i7-870 定格 11秒
Core2Quad Q8400 定格20秒
i7-3930K定格 10秒
殻剥き3770K@5.0GHz 7.312s
Core i3 2125(3.30GHz定格) 12秒
Pentium G620 15.869秒